ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210710 ボタンクサギ? ルイラソウ? 初めて見た

2021年07月10日 | 植物・園芸など
お買い物に出ました。フレイル予防
陽を浴びてビタミンDを作らなくちゃ
暑さに順化して汗をかける身体にしないと・・・

公園にはアガパンサス 和名: ムラサキクンシラン
Agapanthus africanus (L.) Hoffmanns.
アガパンツス フィカヌス
ヒガンバナ科 アガパンサス属
 


キキョウ桔梗も咲きだした
Platycodon grandiflorus (Jacq.) A.DC.
プラティコドン グランディフロルス
キキョウ科 キキョウ属
 


ひっそりとグラジオラス
Gladiolus x colvillii Sweet 栽培
グラディオルス コルビリイ 読み方?
アヤメ科 グラジオラス属
 


サンゴジュ珊瑚樹は来るたびに赤くなる、名前の通り珊瑚のよう

重くて果序は下がってきた
Viburnum odoratissimum Ker Gawl. var. awabuki (K.Koch) Zabel
ビブルヌム オドラティッシムム アワブキ
ガマズミ科(旧スイカズラ科) ガマズミ属
本州~琉球、済州島、台湾
 ガマズミ属 150種からなり落葉または常緑で日本に16種が自生する
温帯・暖帯・アジアと北米に多い
単葉で対生、まれに3輪生
花は5数性で、腋生の散房・散形花序か頂生の円錐花序(サンゴジュはこのタイプ)につく。時に花序の周囲に不稔の装飾花が付き(ヤブデマリがこのタイプ・花緑センターのピンクビューティーとか)ガクアジサイを思わせる。けどアジサイ属のは萼由来。オオデマリは全部の花が装飾花。
花冠は車形・鐘形・筒状(高盆形)(サンゴジュはこのタイプ)
1個の核を含む堅果
 
参考・引用: 日本花名鑑④p.474
 


クリはもうこんなにイガが大きくなって栗らしくなっていた、もう柱頭は見えない(あるのかもしれないけど)、葉の鋸歯のトゲ(葉脈の先端)が緑色なのがクヌギとの違い。冬芽が栗の形なのもクヌギとの違い。
クリ 栗
Castanea crenata Siebold et Zucc.
カスタネア クレナタ
ブナ科 クリ属
 


マンサクは実になっており

もう冬芽ができている。植物観察会で先生が、夏から冬芽はできるんですよ・・・と言っておられたのを思い出しました。本当なんだ。
マンサク
Hamamelis japonica Siebold et Zucc.
ハマメリス ヤポニカ
マンサク科 マンサク属
 
 

クサギだと思うけど、このきれいな花は?

ボタンクサギでした
別名: ベニバナクサギ
Clerodendrum bungei Steud.
シソ科(旧クマツヅラ科) クサギ属
 
亜熱帯では常緑で、暖帯では落葉するという。また違う季節に見に行ってみよう。高さは約1m程度というが、からみ合った道路と塀のあいだの木々の下の方に顔を出して咲いていた。
中国南部原産
 


ルエリアだろうか・・・初めて見た。種名・品種名不明 サザンスター? ヤナギバルイラソウ? ・・・ 宿題
ヤナギバルイラソウ  別名: ムラサキイセハナビ
Ruellia simplex C.Wright
ルエリア シンプレックス
キツネノマゴ科 ルイラソウ(ルエリア)属
 


タマスダレ  ゼフィランサス
Zephyranthes candida
ヒガンバナ科 ゼフィランサス属


サボテンの花、ちょっとゲッカビジンに似ている
エキノプシス属、 オキシゴナ(旺盛丸)だろうか 
サボテンのトゲの付け根には白い毛がある、そこがよく似たユーフォルビアとの違い
 


お寺の門の側、ヤマモモの大木の下 これもタマスダレでいいのかな?


タマスダレ
Zephyranthes candida (Lindl.) Herb.
ゼフィランテス カンディダ
ヒガンバナ科 ゼフィランサス属
 
ゼフィランサス属では
この白いのはタマスダレ
浦和で、桃色のサフランモドキを見ました。
Cさんからはよりピンクの濃いシュッとしたモモイロタマスダレの写真を見せていただきました
ピンク色のサフランモドキによく似た花はハブランサス、これは花を上向きに咲かせ、雄しべがよく見えなくて雌しべが上に曲がる

210710 ジャガイモ 農林56号・57号 

2021年07月10日 | 食べ歩き・お酒 他
合鴨米を作っておられるS先生からいただきました

紫色のジャガイモがシャドークイーン ばれいしょ農林57号 2006年北海道生まれ
ペタニンを主とするアントシアニン色素が他の紫芋の約3倍、生いも1gあたり8.16mg
 
赤いのがノーザンルビー ばれいしょ農林56号 2006年北海道生まれ
アントシアニンを多く含む
 
ふかしていただきました。きれいな色はそのまましっかりとくずれずおいしくいただきました。
 

210708 新宿御苑 5/5 玉川上水を偲ぶ道

2021年07月08日 | お散歩・その他
園内

玉藻池
解説板: 苑内でもっとも古い江戸時代の内藤家下屋敷の庭園に由来する
大きくないが、奥深く、厚い森に包まれ、冬は水鳥が憩う。池の形と中島の位置が当時の跡をとどめる。
 
池を周り、再度、管理事務所前へ、ここにはサービスセンターが無いと知り、新宿門へ、
途中ソフトクリーム売店で、新宿門にあるのはインフォメーションセンターでサービスセンターは苑中央のレストランゆりのきに併設されていると道を教えてもらい、向かいました
 
サービスセンターには職員の方がおられ、
写真の個人利用は営利目的でなければブログ掲載など構わないことを確認しました。
また、センター内に写真が掲示されている植物の見どころやパンフレットを見ながら、ラベルが見られなかったが園内あちこちで見られたのがヤブミョウガ、アガパンサスが常緑でないこと、ナンバンギセルは8月に日本庭園で見られること・・・などを教わりました
 
 
 
四ッ谷へ向かうには大木土門ですが、新宿門から出て玉川上水の分水を見学して行くことにしました
水路が復元されており、それに沿って約540mの散歩道が整備されています。ここは新宿御苑北側、苑外ですので、無料です。



旧新宿門



オオイチョウ



カルガモがいました
流れに映えるキンミズヒキ
Agrimonia pilosa Ledeb. var. japonica (Miq.) Nakai
アグリノニア ピロサ ヤポニカ
バラ科 キンミズヒキ属
 
 
 
 
・・・ 四谷へ向かい、鯛焼きわかばへ
 
 
なるべく電車に乗る距離を短くすいている時間帯で小雨の中
地下鉄永田町駅~草月ホール~伝統工芸館~外苑~千駄ヶ谷駅~新宿御苑~JR四ツ谷駅
ゆっくりたくさん歩きました
7/12までだった緊急事態宣言は8/22まで延長、いけばなのお稽古もなくなり、また東京へ行くことはなくなっちゃう
すると植物園へ行くこともかなわなくなる
さみしい自粛の日々

210708 新宿御苑 4/5 温室 〜 新宿門

2021年07月08日 | 植物・園芸など
温室を出ると、芝の土塁?の向こうに大きなタイサンボクが開花中

白い大きな花が見えます

高い梢なので写真が難しい・・・
タイサンボク 泰山木
Magnolia grandiflora L. 栽培
マグノリア グランディフロラ
モクレン科 モクレン属
 
 
 
以前、飯田橋を歩いていたときに玉川上水の解説板を発見し、ここの玉藻池をぜひ見たいと思っていました。玉藻池に向かって歩き出しました

いかにも毒キノコ テングタケ属のキノコでしょうか
Fさんがこの時期、新宿御苑にキノコを見に行くと言っておられた・・・これはすごい、名前をきいたら
「イボテングタケ」と教えてくださいました
強い旨味(イボテン酸)があるけど毒(神経毒成分「ムスカリン」や猛毒「アマニチン」)がある毒キノコ
 
お散歩中の親子が、「ヘビ、ピックリしたね、帰ろう」といって追い越して行きました。
へびがいるのか、新宿御苑、すごい
 


モッコク・・・これは雄花、雄しべがある

足元にたくさん落ちていてあたりは白く目を引きました

道路の反対側には、雌しべが飛び出している両性花

先ほどのより茶色い花柄が落ちていました
モッコク 木斛
Ternstroemia gymnanthera (Wight et Arn.) Bedd.
テルンストレーミア ギムナンテラ
モッコク科(旧ツバキ科) モッコク属
解説板: 樹形が良く、紅色の実が美しく庭木として好まれる。
 
モッコクとトベラ(トベラ科トベラ属)の葉が見分け付かなかった。どちらも海岸付近の木という印象だけど
モッコクは常緑高木、トベラは常緑低木。
花のつく位置は、モッコクは葉腋にトベラは本年枝の先に。
モッコクは、このように雄花の株と両性花の株があり、トベラは雌雄異株。
モッコク属は日本にはモッコク1種だけど熱帯を中心に85種ある常緑樹
単葉で互生、枝先に集まる傾向有
花はふつう両性花で(モッコクが変わり者)、葉腋に単性または束状に付く
萼片(宿存性)、花弁、雄しべは5
果実が裂開する場合、赤い種子が白い糸状物でぶら下がる
参考・引用: 日本花名鑑④ p.451
 
 
新宿御苑は広さ58.3ヘクタール(約18万坪)、周囲3.5キロメートル
あまり来たことのないバラを見に整形式庭園へ
美しい左右対称の整形式庭園 両側の高い並木はプラタナス
 
 

新宿門へ戻る途中、こんどは若木の周りにキノコ




切り株にもキノコ、これはナラタケ属の仲間?



切り株の根の部分から出ています
 


アルストロメリア
 


先ほどとは別のタイサンボクの木の下には花びらが散った痕の花が落ちていました
緑色が雌しべで下の茶色い所に雄しべが付いていた
ミケリア属は雌しべと雄しべが離れてついている、そこが違い

樹上にも認められます
 


玉川上水散歩道を見に苑を出たところに ブッドレアでしょうか・・・宿題