「ま」さんは 寝ている間にパンツを脱ぐ。
何度も言うが 自分で脱ぐ。
でも、
いつも犯人を仕立てたがる。
「誰かに無理やり脱がされた~~~」と ぬかしやがる。
もう、何回も聞いたセリフ。
うちの中に パンツ脱がし魔がいると主張する。
暗に私が犯人だと言っているのだ。
濡れ衣を着せられてばかりでは 割が合わない。
「パンツ脱がし魔を捕えるために 就寝姿を録画しよう!」と提案するが
決して乗ってこない。
「犯人は修整した映像を俺に見せるかもしれない」と うそぶく。
私にはそんなスキルはない。
パンツ脱がし魔は これからもずっと 「ま」さんのそばを離れないし
私と知り合う以前にも 「ま」さんのパンツを脱がし続けていた思う。
寝てる間に自分が何をしているかがわからないとは なんとも不幸なことである。