おはようござい!
築地場外市場で鮭専門店を営む、通称“しゃけこ”と申します。鮭日記ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は「おかってで築地リレー! 6/6(土)蕨(わらび)のおひたしをポン酢で…」についてです。
蕨のヌルっとした食感が好きで、八百屋さんの店先で見かけると、つい引き寄せられて衝動買いする。
重曹を振って、熱湯をかけてしばらく置いてアクを抜く。
田舎で教わったのか、築地で教わったのか、随分前なので忘れたが、
毎年、繰り返すその手順が、初夏のしきたりみたいだと思う。
アク抜きした後は、出汁でサッと煮て冷やし、食べる時に鰹節をこんもり盛ってポン酢をかける。
毎年、変わらない味にほっとする。
親兄弟総出で山に繰り出し、山菜を採ったのはほんの一昔前。
ごっそり採った蕨は塩漬けにしておいて、食べる時に塩抜きして茹でると、不思議なくらいピンとする。
おろし生姜・酢醤油で和えると、さらにヌルヌルが増してたまらない。
蕨とよく似たぜんまいは、さらに一手間が必要で、
田舎の家の軒下で、干して揉んでを繰り返す。
食べる時にこれまた戻して、糸こんにゃくや椎茸、人参などと煮付ける。
いづれも保存食作りは東京では無理なので、義姉に頼んで送ってもらっている。
当店のHPも、ぜひ御覧ください。
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築地 鮭の店 昭和食品
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tel/fax 03-3542-1416
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