本日は「鮭おにぎりvol.51天日干米と晩菊漬と時鮭のラグビー観戦おにぎり」についてです。
築地4丁目交差点角の共栄会一階入口右側に、秋山商店という漬物屋さんがある。
棚田百選に指定された山形県朝日町産の天日干し棚田米(コシヒカリ)を売っていて、おにぎりも作って売っている。
「天日干しのお米は、やはり美味しいよ」
「どんなふうに?」
「ギュッと力が詰まっている感じ」
「よし、買った!」
おにぎりで合わせるのは、お米と同じ山形県の漬物「晩菊」。
晩秋の菊花に、春から秋までの野菜・山菜を十種加えて漬け込むという。
晩菊はかすかな酸味と苦味が幾重にも重なり合う、深みのある味。
上品なお漬物に合う鮭は、上品な時鮭。
天日干米は…
重力を感じる。
一粒一粒が手を握り合って、おむすびに凝縮している。
ラガーマンのスクラムみたいだ。
ラグビーボールは鮭。
米と米にパスされながら、口へと運ばれる。
ラグビーワールドカップ2019 対スコットランド戦。
大活躍の稲垣選手が、転がるおにぎりに見えるのは、私だけか?
当店のHPも、ぜひ御覧ください。