自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

アートセラピストを養成するということ

2015-02-26 07:27:57 | クエストのINFO
クエストでアートセラピーの資格を取得するということには、いろいろな意味があります。


それは、単に資格を取得するとか、技術を得るとかではない、私たちがとても大切にしていること。


人の心に寄り添う仕事であるからこそ、自己教育はもっとも重要なことと、私たちは考えています。


ユング博士は、治療のために他者かかわるものこそ、自分自身を教育することが重要であると、説いています。


アートセラピストを養成する、と言うことは、人間成長に取り組んでいくことに他ならない、と言うことなのです。


クエストがこの講座を始めた20年前は、まだインターネットも充実していませんでした。


初めて作ったホームページをYahooで検索しても、「 アートセラピー 」 や 「 アートセラピスト 」 がヒットする件数はわずかでしたが、今では、数知れず。


日本では、セラピーが民間資格のみ。つまり、国家資格になっていません。


心理学全般が、国で資格を認めていない先進国は、日本ぐらいなものだとも言われています。


言ってみれば、「 アートセラピスト養成講座 」は、誰にでも開講できることになってしまいます。


先日の大圓さんの 「 瞑想療法 」 の講座で、「 精神療法における瞑想の理解瞑想 」 を二つの分野で紹介していた。


一つが 「 医療モデル 」


もう一つが 「成長モデル 」


医療モデルは、医療的効果を明確にし治療として瞑想を利用すること。


そして、成長モデルは、人格の成長や成熟。さらには自己実現を目指すこと。


日本におけるアートセラピーも、まさに同じ。


クエストは長年、「 成長モデル 」の分野を広げてきました。


もちろん、やむを得ずなのですが。


でもそのおかげで、日本独自の成長モデルとしてのアートセラピーが発展してきました。


全国に広がる 「 子どものアアートセラピー教室 」 さらには、「 高齢者施設でのアートセラピー・レクリエーション 」


また 定期的に開催している、だれもが参加できる 「 アートワークCAFE 」。


多くの人が集まる、アートセラピーワークショップ、などなど。


2歳から100歳まで、また病んでいる人も健康な人も、夢を探している人にも、それを実現したい人にも、アートセラピーを体験できる対象を広げてきた。


昨年、シンガポールのラサールアートカレッジで講演した際の私たちの活動紹介への反響からも、それは実感できました。


ただやはり、アートセラピーの 「 医療モデル 」も追及していきたい。


そんな、私たちの夢の一歩が、カナダの 「 クリニカル(臨床)アートセラピー・ディプロマ 」 取得のためのJIPATT


治療に携わるための、国際スタンダードのプログラムを学んでいきます。


クエストでは、この時期、それら一連の資格取得のための春講座の募集が始まっています。


国内資格は、内閣府所管 一般財団法人生涯学習開発財団 認定資格


国際資格は、カナダ CiiAT クリニカル・アートセラピー・ディプロマ。


スクール説明会には、熱心な参加者が集まり、スタッフが丁寧に講座の紹介をいたします。


2015年の春。


自分のための、新しい一歩を踏み出しましょう。









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