来週末のゼミは

3月も後半。


目黒川沿いの桜のつぼみも、順調に膨らんでいます。


そして、毎年の恒例行事のようですが、目黒川の浚渫（しゅんせつ）工事。


ダイバーの安全のためのなのだろうけれど、水中の会話や呼吸音が、路上のスピーカーから漏れ聞こえてくる。


何とも、不思議な感覚。


いまや、目黒川沿いの春の風物詩、と言った感じ。


ボクがまだ小さかったころ、路地には、「どぶ」があって、ときおりスコップを使って「どぶさらい」を大人たちがしていた。


水の道が、生活排水などでヘドロ化し、流れが悪くなる。


だから、そのヘドロを取り除く。


取り除けば、また流れがよくなる。


ボクたちの思考や感情も、時折たまった泥を取り除いてあげないといけない。


放っておくと、執着心や、偏見の塊になっていく。


流れが悪くなって、他を受け入れられなくなってしまう。


道元禅師のことばで、「身心脱落（しんじんだつらく）」と言う言葉がある。


凝り固まった自我を捨て、真に自由になった心のこと、だそうだ。


でも、簡単なことではない。


そもそも凝り固まっているかどうかすら気づけていないことがある。


何物にもとらわれない柔軟な心を心がけたいものだ。


さて、来週末26日は、また泉岳寺のSTOCKで、未来創造塾のゼミがあります。


今回のテーマは「人生を前に進ませる選択の仕方」


体調が悪いのに無理をしなくちゃならなかったり、


決めたからやるんだ、と必要以上に頑張ってしまったり、


数々の「しなければならないこと」にエネルギーを使い果たしてしまったり、


それを人にも押し付けていたり、、、、、


気づかないうちに「何か」を握りしめて、体にも、心にも無理をしていることがあります。


来週末のゼミ、、、、柔軟な心を育て、人生を軽やかに前に進めるために、、、お待ちしています。