さぶは、今日は東京に来ます。
そして、彼女の大好きな詩に高齢者施設でのセラピーサポートをします。
夜はクエストのスタジオで、週末からの「八幡屋さんでのアートセラピー」のミーティングです。
ひと月間さぶが一人で支えてきた現場を、ようやくチームでサポートできるようになりました。
まだまだ流動的ですが、一歩を踏み出します。
それにしても、さぶはほとんど寝ていないような気がする。
*****************************************
2011年4月14日 3:50
八幡屋二日目の報告です。
予定としては、小野町の体育館に寄ってから行くはずでした。
が…
チラシ作りが終わらない。
今週の土曜日と日曜日の為のチラシです。
結局体育館には行けませんでした。
また自分を責めてしまいました。
ですが、そうは言っていられません。
『次回は必ず行くぞ!』と決めます。
気持ちを切り替えて、八幡屋に向かいます。
八幡屋…
本当は行きたくないのです。
昨日は、今まで触れ合った事の無いタイプの子供達に、押されっぱなしで…。
その事を思い出すと気が重くなります。
他にももろもろ…
広野町と私の間に八幡屋さんがある。
これも緊張の一つです。
到着しました。
時間は二時半。
子供達は絵を描いていました。
折り紙もいくつか折ってあります。
みんな笑顔で迎えてくれます。
少しほっとしながら作業に入ります。
小学生が帰る前に基盤を作らねば。
大声で騒ぐ事もあまりなく…和やかに時間は過ぎます。
たまに大きな声が出るとお母さん達が注意します。
気を使っているのは私だけではなさそうです。
お母さん方も環境を良くしようと片付けを手伝ってくれました。
チラシを渡しながらお話も出来ました。
ご近所さんの分も持って行ってくれました!
私のテンションも上がります。
三時半
来たぞ来たぞ
小学生
身構えていると、
マイルド君の登場です。
何故か癒やされます。
中学生の女の子も親しげに声をかけてくれます。
それを見ていた彼女の妹達が私の側に寄って来ました。
小さな輪が広がります。
そんな中ついに登場です。
私がビビっている三年生の女の子。
おや?
様子がおかしい。
目を赤くして、お母さんと歩いて来ました。
『おかえり』
と声をかけますが、無視されます。
なにやら、喧嘩をしたそうです。
相手は小難しい話し方をする三年生の男の子の4コマくん。
なるほど
何となく分かります。
情熱的な彼女と知的な彼。
彼女の言葉使いに反応しそうな4コマ君。
女の子はロビーで宿題をやり始めます。
妹のくーちゃんが騒ぐと怒ります。
『静かにしろ!!』
コワヤ コワヤ
私も気を使います。
小さな子供達に舌打ちをする様子に緊張が走りました。
お母さん達の中の一人が笑いながら言います。
『自分の部屋ですればいいのに?』
お母さんと子供達の何人かは、部屋に帰って行きました。
そして、彼女自身も
いつの間にか部屋に戻っていました。
マイルド君は宿題が終わっているらしく、(漢字の書き取りプリント一枚)楽しそうに折り紙を折ります。
KUちゃんと二人きり。
KUちゃんもなかなかの怒りんぼさん。
突然大きな声を出したり、甘えたりします。
キカンボ君を上回るパワーの持ち主です。
二人の様子を見ていました。
『マイルド君大丈夫かな』と私も心配でした。
…
化学反応が起きました。
マイルド君、楽しそうに笑っています。
むしろイキイキと。
体育館にいた時は、か細い、ゆっくりとした口調で話していたのに。
ハキハキと自分の意思表示をしています。
KUちゃんがマイルド君に乱暴な口をきいても、サラリとニヒルな返答、突っ込みを入れています。
見ていて、あっぱれな気分でした。
小学生の子供達が戻って来ました。
三年生のあの彼女も。
私が中国風に話すと笑います。
昨日より突っ込みは優しかったです。
アクティブにおんぶして回ったり、クレヨンを走らせたり…
走らせる場所が問題でした。
なんと私の腕…
他の子たちも参加します。
私も半分諦めモードで楽しみます。
何が流行るか分からないなと感じています。
そんなこんなで時間は五時。
お花ちゃんのお母さんが時間を教えてくれます。
いつもと違う「おちゃらけた私」をお花ちゃんのお母さんには見られています。
どう思われているか少し、気になります。
それでも、いつもと変わらない笑顔で接してくれます。
お花ちゃんもいつもの礼儀正しい挨拶をしてくれます。
『さぶちゃん、今日も遊んでくれてありがとう。』
私のご褒美タイムです。
『私も楽しかったよ!ありがとう。』
と返すと、お花ちゃんはニッコリと笑います。
あ~幸せ…
『また明後日ね』とお別れしました。
八幡屋さんに挨拶して駐車場に向かう時、KUちゃん姉妹とお母さんに会いました。
ホテルのボーイさんとじゃれています。
ドキドキする私。
くーちゃんは大きな声で『バイバーイ!!』と叫びます。
何度も何度も。
私も何度もバイバイします。
三年生の彼女…
そうだな…
水色の服がよく似合うボーイッシュな彼女、
『水色ちゃん』と呼ぼう。
彼女は爽やかな、海のような一面もあります。
水色ちゃんも私のところへ来ます。
車のとこまで来た!
私に話しかけます。
『ねえ、何だっけ、中国人は何が好物なんだっけ…トッピングは…』
私は中国風な口調で返します。
『ラメンが好きよ。トピングはメンマ。ギョザもつけてね』
水色ちゃんはクシャっと笑います。
『分かった!作っとく!』
そう言って、宝塚のトップ男優のように軽やかに私の車を叩きます。
『わー!ヤメロォー!』
そうして八幡屋を後にしました。
帰りの車の中、私は思いました。
『なんだ、かわいいとこあるじゃん!』
昨日と違った感情が生まれました。
まだ小さいけど、凄く暖かい感情です。
帰りにスマイルちゃんの宿にも寄りました。
チラシを置きに。
お風呂に入っている様子だったので、宿のご主人に託しました。
(しばさき注:高蔵内温泉という別の二次避難所です)
ホコホコな気持ちです。
昨日は、とても見る余裕が無かった夕日に目が留まりました。
その美しさに感動しながら
生きる力、人間の生命力を感じながら
私は東京に向かい車を走らせます。
明日はシニアのサポートです。
私の大切な時間の一つ。
仲間に会える!
それから、もう一人のベストフレンド『おはな』ちゃんにも!
(しばさき注:この「おはなちゃん」は子どものお花ちゃんではなく、さぶのセラピスト仲間です)
幸せです。
いつも夜中になってしまっているメール。
ごめんなさい。
私帰ると、いつもバタッと寝てしまいます。
どうか許して10ファシリのみんな!
私、みんなに甘えます。
10ファシリの末っ子なので!
(何を今更)
ではね☆
また~!
‐さぶ‐
そして、彼女の大好きな詩に高齢者施設でのセラピーサポートをします。
夜はクエストのスタジオで、週末からの「八幡屋さんでのアートセラピー」のミーティングです。
ひと月間さぶが一人で支えてきた現場を、ようやくチームでサポートできるようになりました。
まだまだ流動的ですが、一歩を踏み出します。
それにしても、さぶはほとんど寝ていないような気がする。
*****************************************
2011年4月14日 3:50
八幡屋二日目の報告です。
予定としては、小野町の体育館に寄ってから行くはずでした。
が…
チラシ作りが終わらない。
今週の土曜日と日曜日の為のチラシです。
結局体育館には行けませんでした。
また自分を責めてしまいました。
ですが、そうは言っていられません。
『次回は必ず行くぞ!』と決めます。
気持ちを切り替えて、八幡屋に向かいます。
八幡屋…
本当は行きたくないのです。
昨日は、今まで触れ合った事の無いタイプの子供達に、押されっぱなしで…。
その事を思い出すと気が重くなります。
他にももろもろ…
広野町と私の間に八幡屋さんがある。
これも緊張の一つです。
到着しました。
時間は二時半。
子供達は絵を描いていました。
折り紙もいくつか折ってあります。
みんな笑顔で迎えてくれます。
少しほっとしながら作業に入ります。
小学生が帰る前に基盤を作らねば。
大声で騒ぐ事もあまりなく…和やかに時間は過ぎます。
たまに大きな声が出るとお母さん達が注意します。
気を使っているのは私だけではなさそうです。
お母さん方も環境を良くしようと片付けを手伝ってくれました。
チラシを渡しながらお話も出来ました。
ご近所さんの分も持って行ってくれました!
私のテンションも上がります。
三時半
来たぞ来たぞ
小学生
身構えていると、
マイルド君の登場です。
何故か癒やされます。
中学生の女の子も親しげに声をかけてくれます。
それを見ていた彼女の妹達が私の側に寄って来ました。
小さな輪が広がります。
そんな中ついに登場です。
私がビビっている三年生の女の子。
おや?
様子がおかしい。
目を赤くして、お母さんと歩いて来ました。
『おかえり』
と声をかけますが、無視されます。
なにやら、喧嘩をしたそうです。
相手は小難しい話し方をする三年生の男の子の4コマくん。
なるほど
何となく分かります。
情熱的な彼女と知的な彼。
彼女の言葉使いに反応しそうな4コマ君。
女の子はロビーで宿題をやり始めます。
妹のくーちゃんが騒ぐと怒ります。
『静かにしろ!!』
コワヤ コワヤ
私も気を使います。
小さな子供達に舌打ちをする様子に緊張が走りました。
お母さん達の中の一人が笑いながら言います。
『自分の部屋ですればいいのに?』
お母さんと子供達の何人かは、部屋に帰って行きました。
そして、彼女自身も
いつの間にか部屋に戻っていました。
マイルド君は宿題が終わっているらしく、(漢字の書き取りプリント一枚)楽しそうに折り紙を折ります。
KUちゃんと二人きり。
KUちゃんもなかなかの怒りんぼさん。
突然大きな声を出したり、甘えたりします。
キカンボ君を上回るパワーの持ち主です。
二人の様子を見ていました。
『マイルド君大丈夫かな』と私も心配でした。
…
化学反応が起きました。
マイルド君、楽しそうに笑っています。
むしろイキイキと。
体育館にいた時は、か細い、ゆっくりとした口調で話していたのに。
ハキハキと自分の意思表示をしています。
KUちゃんがマイルド君に乱暴な口をきいても、サラリとニヒルな返答、突っ込みを入れています。
見ていて、あっぱれな気分でした。
小学生の子供達が戻って来ました。
三年生のあの彼女も。
私が中国風に話すと笑います。
昨日より突っ込みは優しかったです。
アクティブにおんぶして回ったり、クレヨンを走らせたり…
走らせる場所が問題でした。
なんと私の腕…
他の子たちも参加します。
私も半分諦めモードで楽しみます。
何が流行るか分からないなと感じています。
そんなこんなで時間は五時。
お花ちゃんのお母さんが時間を教えてくれます。
いつもと違う「おちゃらけた私」をお花ちゃんのお母さんには見られています。
どう思われているか少し、気になります。
それでも、いつもと変わらない笑顔で接してくれます。
お花ちゃんもいつもの礼儀正しい挨拶をしてくれます。
『さぶちゃん、今日も遊んでくれてありがとう。』
私のご褒美タイムです。
『私も楽しかったよ!ありがとう。』
と返すと、お花ちゃんはニッコリと笑います。
あ~幸せ…
『また明後日ね』とお別れしました。
八幡屋さんに挨拶して駐車場に向かう時、KUちゃん姉妹とお母さんに会いました。
ホテルのボーイさんとじゃれています。
ドキドキする私。
くーちゃんは大きな声で『バイバーイ!!』と叫びます。
何度も何度も。
私も何度もバイバイします。
三年生の彼女…
そうだな…
水色の服がよく似合うボーイッシュな彼女、
『水色ちゃん』と呼ぼう。
彼女は爽やかな、海のような一面もあります。
水色ちゃんも私のところへ来ます。
車のとこまで来た!
私に話しかけます。
『ねえ、何だっけ、中国人は何が好物なんだっけ…トッピングは…』
私は中国風な口調で返します。
『ラメンが好きよ。トピングはメンマ。ギョザもつけてね』
水色ちゃんはクシャっと笑います。
『分かった!作っとく!』
そう言って、宝塚のトップ男優のように軽やかに私の車を叩きます。
『わー!ヤメロォー!』
そうして八幡屋を後にしました。
帰りの車の中、私は思いました。
『なんだ、かわいいとこあるじゃん!』
昨日と違った感情が生まれました。
まだ小さいけど、凄く暖かい感情です。
帰りにスマイルちゃんの宿にも寄りました。
チラシを置きに。
お風呂に入っている様子だったので、宿のご主人に託しました。
(しばさき注:高蔵内温泉という別の二次避難所です)
ホコホコな気持ちです。
昨日は、とても見る余裕が無かった夕日に目が留まりました。
その美しさに感動しながら
生きる力、人間の生命力を感じながら
私は東京に向かい車を走らせます。
明日はシニアのサポートです。
私の大切な時間の一つ。
仲間に会える!
それから、もう一人のベストフレンド『おはな』ちゃんにも!
(しばさき注:この「おはなちゃん」は子どものお花ちゃんではなく、さぶのセラピスト仲間です)
幸せです。
いつも夜中になってしまっているメール。
ごめんなさい。
私帰ると、いつもバタッと寝てしまいます。
どうか許して10ファシリのみんな!
私、みんなに甘えます。
10ファシリの末っ子なので!
(何を今更)
ではね☆
また~!
‐さぶ‐
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます