クラシック・ミニのレストアは、ほぼ完成で我が家にきていますが、まだ途中です。
そんな中、先日は、ハンドブレーキを引いて3日ほど停めておいたら、RRの右側のドラムブレーキが、固着してしまいました。
多分錆びているから(錆びるはずはないけど)、引きずって、ちょっと動かせば、バキッと固着している部分がはずれるかなと思い動かしましたが。
永遠と引きずったままで、タイヤはまわりません。
仕方ないので、ショップの人にきてもらいウチでジャッキアップし、ドラムブレーキを分解して直してもらいました。
その後は、停めておく時はハンドブレーキは引かず、ギアを入れて停めています。
これで、万全!!!
しかし、何で固着したのか? 実は3日ほど停める前に洗車してホイールも水洗いしたので、水が入ってそれで錆びたのではないかと思います。
しかし、なんで水が入るの?
ショップに聞くと、「軽量化の為のアルミドラムがいけないのかもしれない」と言われ、??? 納得出来ないのですが、とにかく洗車した後は、ハンドブレーキを引かないという対策で納得するしかない。
世の中、納得出来ないけど納得するしかないことはよくあること。
ショップでのレストアは当然お金もがかかるので、ちょっとしたことや自分で出来るトコは自分でやろうと思っていまして、先日はインパネトレーをキチンと作りました。
ミニのインパネトレー部分は、穴があいているというか、底が抜けていまして、そこをプラスチックの板でふさぎます。
当面はプラスチックでなく型を取りやすいダンボールにしハサミで切って作りました。
また、縦面のダッシュアッパー側は、デフダクトとハーネスがゴチャゴチャしており、デフダクトは取ってしまいました。
デフダクトは、クーラーの付いている我が愛車では不要と考えました。ハーネスはとにかくショップは「電気が通じればイイや」的なので、ゴチャゴチャしており出来るだけ整理して、ダッシュアッパー側に押し付けています。
二代目のアコードのインパネを担当させてもらったときの事を思い出しました。
あの時は、最初の予定より方位計などの電気デバイスが途中から多く追加され、それに連れてハーネスも倍増。
ダッシュアッパーと当時の一体ダクトトレーインパネの間の縦面にハーネスを通すのですが、これが・・・押し込んで・・・。
書けません。
しかし、元インパネ担当だったことが役にたちました。
ショップでは、トレーに出来ないと言われていましたがこんなにできました。
ティッシュも置けるスペース確保
ドライバー側はダクトは生きています。壁面の黒いガーニッシュというか間仕切りがベコベコしているので、これは今後何か考えてスッキリとさせたいと思います。
この様に、乗りながらシコシコとレストアというか、手を入れていっていますので、趣味を兼ねて面白いと思ってやっています。
ショップにつけてもらったのは、「ハイマウントストップランプ」。
ミニは、文字通り小さいのでオカマされやすいのではとおもうのです。とくにドラポジの極端に高いトラックなどからは、確認しにくく、確認していてもドライバーが感じるより実際は近いという現象がおこります。
あんなデカイトラックに突っ込まれたら、たまりません。
ルーフに大きなキャリアをつけると、トナカイの角のようになって、目立っていいかとも考えています。
そんなこんなをショップで話していたら、「こんなのありますよ」と出してくれたのが、クラシック・ミニに取り付くハイマウントストップランプでした。
気休め程度かもしれませんが、とにかく取り付けてもらいました。
露骨なデザインのハイマウントストップランプ。意外と似合っていると思う。
次回は、最高に楽しいその走りに関してレポートします。
何で楽しく感じるのか? 気持ちでなくキチンと技術で分析してみます。
ブレーキもいいですよ。
これらは残念ながら、今のクルマにはありません。
私も一員でしたが、全てのカーメーカーの開発者は「良い商品」にすべく頑張ってきましたが、その結果「良く商品でなくなっている」のです。