3月13日金曜日・・・・
所沢は今日も朝から晴天が続いています・・・・。
ひょんな事?から今日は休暇を取った自分・・・ 結局のところ 今日は一日 部屋の整理がてら? 一日中プラモ工作に勤しんでしまった次第。 正直、仕事よりもかなり疲れた・・・(笑)という印象もありますが、平日 好きな事に集中する、という気分的な優越感も得られたから まあ良かったんじゃなかろうか? おかげでこの週末は一気にエアブラシ作業に取り掛かれるという結果?も得られたんだし・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな事でプラモ工作をしながら時折テレビを観ていたら 明日に迫った北陸新幹線開業の話題が多いのにビックリ! 鉄道ファンの自分としては正直意外な事でした・・・。 まあ 良い意味で鉄道の話題が取り上げられるのは嬉しい事ではありますが、自分の場合は少々複雑な気分なのです・・・ その理由は?
北陸新幹線の開業と同時に並行在来線の分割、経営権譲渡というニュースのほうが非常に興味があるのです。 今回の場合、国鉄~JRと引き継がれてきた北陸本線が 沿線各県ごとに3分割されてしまう事になる・・・。 この話題に関してのニュースは 関東地方において 殆ど報じれられていない気がします。
北陸本線は 明日3月14日から次のようになります・・・・
石川県では IRいしかわ鉄道・・・・
富山県では あいの風とやま鉄道・・・・
新潟県では えちごトキめき鉄道・・・・
どうでもいい事ですが 第3セクターになる会社って 何故にこんな社名を付けるのでしょう?
なにか 俗にいう「キラキラネーム」という気がしてならない訳です・・・・
本来、鉄道というのは公共交通機関である訳ですから もう少し質実剛健とした名前であって欲しいと思うのですが皆さんはどう思われますか・・・?
さらにオマケとして長野県県内を走る信越本線の長野駅~妙高高原駅 間は 長野新幹線開業時に発足した しなの鉄道が経営を引き継ぐ事になります・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
分離~第3セクター化の功罪としての一例として・・・・
東北新幹線が青森(八戸)に延伸した際、東北本線の分割、第3セクターへの移管が実施された2つの鉄道線があります。その第3セクター化された2つの鉄道線(IGR岩手銀河鉄道、青い森鉄道)は 先の震災の影響もあって非常に厳しい経営が続いていると聞いています・・・。JRから線内を通過する夜行列車から「通過料」という纏まった収益がありましたが 奇しくも本日が定期運行最後となる寝台特急北斗星・・・・、明日からは通過料の収益も断たれるとなれば 更なる試練が待ち受けているという事でしょう。
とはいえ 元を正せば北への重要幹線である東北本線・・・・ 首都圏~北海道の物流を担う貨物列車の存在がありますから鉄道線自体が無くなる事は無さそうです・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後にもう一つ新幹線開業関連の鉄道のこと・・・・
今日まで首都圏~北陸地方への最速ルートの一役を担ってきた北越急行・・・、越後湯沢駅から富山・金沢方面を結んでいた 特急「はくたか」も本日の運行をもって列車廃止が決定しています。 JR・私鉄も含め、在来線最高速度160キロを誇ってきた優等列車「はくたか」を失う事になった北越急行・・・、明日からは国内初の「超快速列車」を走らせてサービス提供に励むとの事ですが、今後はどうなっていくのでしょう? 北越急行線は先のとおり高速運転可能な高規格路線として建設されたので超大トンネルや橋梁が多数存在しており 今後の設備維持を考えても多大なコストが掛かる事でしょう・・・。沿線は豪雪地帯に位置し、大都市も存在していないので経営は今以上に大変になる事は素人目にみても明らかですし、正直 あれだけの最先端鉄道設備を有している中、1~2両編成のワンマン列車が往来するだけというのは勿体ない話ですから・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マスコミは挙って新幹線の開業を「地方の活性化に繋がるもの」として好意的に伝えておりますが、中長期的視点で考えると必ずもそうでも無いような気がしてしまいます。 特に新幹線開業に伴う並行在来線の扱いは打算的と思えるむきもある・・・・鉄道のもつ本来の「公共交通機関」としての役割を 将来に渡って維持していく事が出来るのだろうか? 特に国鉄~JRへと維持されてきた鉄道線のネットワークが新幹線の新規開業とともに分断されてしまう事が 果たして地方のためなのだろうか・・・? という点に大きな疑問を感じるのです。並行在来線の経営分離~分割の流れは JRとして公共交通機関としての使命以上に 収益性の追求を優先しているように見えてしまうのが非常に気になるところです・・・ 決してそうでは無い事を祈りますが・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長文の最後は オマケ画像をひとつ・・・・
1997年3月22日・・・
北越急行「ほくほく線」の開通に伴い誕生した「はくたか」号・・・
直江津駅で捉えた 金沢始発越後湯沢行きの1番列車の姿を載せておきましょう・・・・
使用車両は新造投入されたJR西日本所属の681系・・・・
床下機器も未だ綺麗なままでした・・・・。
北陸新幹線が開通すれば消えていく・・・・そういう運命の下に誕生した列車でした。
「はくたか」の名前は明日から新幹線に引き継がれていきますが・・・
ひとまず在来線の「はくたか」号にお疲れさまを言っておきましょう・・・。
所沢は今日も朝から晴天が続いています・・・・。
ひょんな事?から今日は休暇を取った自分・・・ 結局のところ 今日は一日 部屋の整理がてら? 一日中プラモ工作に勤しんでしまった次第。 正直、仕事よりもかなり疲れた・・・(笑)という印象もありますが、平日 好きな事に集中する、という気分的な優越感も得られたから まあ良かったんじゃなかろうか? おかげでこの週末は一気にエアブラシ作業に取り掛かれるという結果?も得られたんだし・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな事でプラモ工作をしながら時折テレビを観ていたら 明日に迫った北陸新幹線開業の話題が多いのにビックリ! 鉄道ファンの自分としては正直意外な事でした・・・。 まあ 良い意味で鉄道の話題が取り上げられるのは嬉しい事ではありますが、自分の場合は少々複雑な気分なのです・・・ その理由は?
北陸新幹線の開業と同時に並行在来線の分割、経営権譲渡というニュースのほうが非常に興味があるのです。 今回の場合、国鉄~JRと引き継がれてきた北陸本線が 沿線各県ごとに3分割されてしまう事になる・・・。 この話題に関してのニュースは 関東地方において 殆ど報じれられていない気がします。
北陸本線は 明日3月14日から次のようになります・・・・
石川県では IRいしかわ鉄道・・・・
富山県では あいの風とやま鉄道・・・・
新潟県では えちごトキめき鉄道・・・・
どうでもいい事ですが 第3セクターになる会社って 何故にこんな社名を付けるのでしょう?
なにか 俗にいう「キラキラネーム」という気がしてならない訳です・・・・
本来、鉄道というのは公共交通機関である訳ですから もう少し質実剛健とした名前であって欲しいと思うのですが皆さんはどう思われますか・・・?
さらにオマケとして長野県県内を走る信越本線の長野駅~妙高高原駅 間は 長野新幹線開業時に発足した しなの鉄道が経営を引き継ぐ事になります・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
分離~第3セクター化の功罪としての一例として・・・・
東北新幹線が青森(八戸)に延伸した際、東北本線の分割、第3セクターへの移管が実施された2つの鉄道線があります。その第3セクター化された2つの鉄道線(IGR岩手銀河鉄道、青い森鉄道)は 先の震災の影響もあって非常に厳しい経営が続いていると聞いています・・・。JRから線内を通過する夜行列車から「通過料」という纏まった収益がありましたが 奇しくも本日が定期運行最後となる寝台特急北斗星・・・・、明日からは通過料の収益も断たれるとなれば 更なる試練が待ち受けているという事でしょう。
とはいえ 元を正せば北への重要幹線である東北本線・・・・ 首都圏~北海道の物流を担う貨物列車の存在がありますから鉄道線自体が無くなる事は無さそうです・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後にもう一つ新幹線開業関連の鉄道のこと・・・・
今日まで首都圏~北陸地方への最速ルートの一役を担ってきた北越急行・・・、越後湯沢駅から富山・金沢方面を結んでいた 特急「はくたか」も本日の運行をもって列車廃止が決定しています。 JR・私鉄も含め、在来線最高速度160キロを誇ってきた優等列車「はくたか」を失う事になった北越急行・・・、明日からは国内初の「超快速列車」を走らせてサービス提供に励むとの事ですが、今後はどうなっていくのでしょう? 北越急行線は先のとおり高速運転可能な高規格路線として建設されたので超大トンネルや橋梁が多数存在しており 今後の設備維持を考えても多大なコストが掛かる事でしょう・・・。沿線は豪雪地帯に位置し、大都市も存在していないので経営は今以上に大変になる事は素人目にみても明らかですし、正直 あれだけの最先端鉄道設備を有している中、1~2両編成のワンマン列車が往来するだけというのは勿体ない話ですから・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マスコミは挙って新幹線の開業を「地方の活性化に繋がるもの」として好意的に伝えておりますが、中長期的視点で考えると必ずもそうでも無いような気がしてしまいます。 特に新幹線開業に伴う並行在来線の扱いは打算的と思えるむきもある・・・・鉄道のもつ本来の「公共交通機関」としての役割を 将来に渡って維持していく事が出来るのだろうか? 特に国鉄~JRへと維持されてきた鉄道線のネットワークが新幹線の新規開業とともに分断されてしまう事が 果たして地方のためなのだろうか・・・? という点に大きな疑問を感じるのです。並行在来線の経営分離~分割の流れは JRとして公共交通機関としての使命以上に 収益性の追求を優先しているように見えてしまうのが非常に気になるところです・・・ 決してそうでは無い事を祈りますが・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長文の最後は オマケ画像をひとつ・・・・
1997年3月22日・・・
北越急行「ほくほく線」の開通に伴い誕生した「はくたか」号・・・
直江津駅で捉えた 金沢始発越後湯沢行きの1番列車の姿を載せておきましょう・・・・
使用車両は新造投入されたJR西日本所属の681系・・・・
床下機器も未だ綺麗なままでした・・・・。
北陸新幹線が開通すれば消えていく・・・・そういう運命の下に誕生した列車でした。
「はくたか」の名前は明日から新幹線に引き継がれていきますが・・・
ひとまず在来線の「はくたか」号にお疲れさまを言っておきましょう・・・。