むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

うまく光らないのは電源の問題みたい・・・。

2016-02-28 19:45:26 | 工場長の独り言
日曜日・・・

今日も朝から室内灯取付工作・・・・、目下 KATOの旧製品 583系電車が入場中です。 これに最近の主流となっているテープ式LEDを使った室内灯を組込んでみたところ 思わぬところに落とし穴が・・・。 それはM車への組込を済ませたところで起きました・・・。 点灯確認のため M車をオンレールした際、室内灯のチラツキが酷い様子・・・、パワーパックのトリマーを大きく捻ってやるとスケールスピードを超えた域で ようやく安定した点灯を確認しましたが、正直、理由が解らなかった・・・。 先日 同じくKATO のレジェンドコレクション 581系 「月光」編成にテープ式LEDを組込んだ際には それ程気にならなかったのに 今回はどうした事か・・・・等と考えてしまいました・・・。それにしても テープ式LEDの組込を始めて以来、これだけチラツキを生じるのは この583系 旧製品が初めてといって良いぐらいでしたし、そもそもM車を外してしまえば それは綺麗に点灯してくれるのです。 一応、チラツキ防止のコンデンサも装備しているけど 何か違いがあるのだろうか・・・・? って事で 早速PCに向かって記事検索を始める事にしましたが・・・ そしたら 「ははぁ~ん、これかな・・・・?」というものを発見・・・・、それは今後のテープ式LED採用に暗雲が漂うような内容でしたが さて如何に・・・・。

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その原因は どうやら給電周りにあるようです。 現在 試走線上に繋がっているパワーパックは TOMIXの古いパワーパック・・・ 黄緑色の筐体も懐かしい 今から30年ほど前に貰ったもの。自分はあまり電気の事には無頓着なもので(恥) 上手く説明は出来ませんが この年代モノのパワーパックの場合、可変抵抗器による純粋な電圧制御のため、モーターの起動電圧とLEDの点灯電圧との大きさの違いによって 光ったり光らなかったりするようです・・・。 故に KATOの「月光」編成と比べた場合、モーターそのものも違うし、動力ユニットのギヤ比も異なる訳ですから 当然の事なのでしょう。 近年のパワーユニットは入門用のものを除いて PWM方式のものが主流となっているようで これを用いれば状況は改善するかもしれません・・・。 PWM方式のパワーユニット・・・? うちにもあったんです。 KATOの名器? KM-1 & KC-1のユニットが・・・! 最近は長編成を走らせる事も無いし、机上で場所をとるのを嫌って 納戸に入れたままの状況になっていたんだった・・・。 そういえば あのKC-1って 前照灯点灯時の 調整用トリマーが付いていたから あれを機能させれば テープ式LED室内灯も安定発光してくれるのかもしれません・・・・。まずは 再びKM-1 &KC-1 を引っ張り出してチェックするのが良さそうですが、今の机上には場所が無いんだよな・・・(泣)。

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同じKATOの583系でも 既にLED室内灯を組込み済のものがあり、こちらをオンレールしてみると低速時から安定した発光をしている訳・・・。 この編成に組み込んであるのは かの有名な夕庵式室内灯で CRDの組込効果もあって 文句のつけようがありません。 唯一 欠点といえば 装置の組立(ハンダ付けだけだけど・・・)が少々面倒、という点のみですが 現在、手持ち部品をチェックしてみたら CRD、コンデンサ―、そしてブリッジダイオードも まだ100本ほどある訳で・・・・ 気が付いたら 夕庵式室内灯の製造に入っていました・・・(笑)。 KATO 583系 旧製品の場合には 実車同様、屋根部分に広いスペースがあるので 導光材(アクリル丸棒)の組込も簡単ですから ここにきて方針転換・・・、この583系 旧製品の一群は 全車夕庵式室内灯で統一する事としました。 何だかんだ云ったところで マイナス要素はありませんし、KM-1 & KC-1 のテスト結果が得られるまでは テープLEDの採用は保留という事で決着しました・・・・。