平成21年までに裁判員制度が始まり、一般の人も
刑事事件の裁判に参加することになる。
でもドラマや映画でその場面を見た人が本当のところ
裁判ってどんな内容なのか知らないんじゃないかと思う。
私も10年以上前、ある本に出会うまで知らなかった。
それは実在の事件を扱った「秋好事件」という本。
たまたま島田荘司氏の本を読み続けていたので
いつもようにこの本を見つけると早速購入して読み始めた。
700ページにも亘る分厚い本は昭和51年6月13日~
14日にかけて九州で起こった事件をモデルに
実況見分調書・鑑定書・供述調書・公判記録など
仮名にしてあるとはいえ本物を使っている。
主人公の半生記も盛り込まれ小説仕立てになっているし、
本が出版された目的として被告に冤罪の可能性を残して
死刑判決が確定するという作者の危機感からを別にしても
刑事裁判に馴染みのない人々に裁判の内容を垣間見てもらうには
非常に興味深い本だと思う。
何度も読み返したけれど、裁判員制度が話題になってきた近頃
自分はどう判断すべきかという気持ちもこめてまた読み返してみた。
今日の画像は神々の国へ沈む夕日。
刑事事件の裁判に参加することになる。
でもドラマや映画でその場面を見た人が本当のところ
裁判ってどんな内容なのか知らないんじゃないかと思う。
私も10年以上前、ある本に出会うまで知らなかった。
それは実在の事件を扱った「秋好事件」という本。
たまたま島田荘司氏の本を読み続けていたので
いつもようにこの本を見つけると早速購入して読み始めた。
700ページにも亘る分厚い本は昭和51年6月13日~
14日にかけて九州で起こった事件をモデルに
実況見分調書・鑑定書・供述調書・公判記録など
仮名にしてあるとはいえ本物を使っている。
主人公の半生記も盛り込まれ小説仕立てになっているし、
本が出版された目的として被告に冤罪の可能性を残して
死刑判決が確定するという作者の危機感からを別にしても
刑事裁判に馴染みのない人々に裁判の内容を垣間見てもらうには
非常に興味深い本だと思う。
何度も読み返したけれど、裁判員制度が話題になってきた近頃
自分はどう判断すべきかという気持ちもこめてまた読み返してみた。
今日の画像は神々の国へ沈む夕日。
とても解りやすく説明してあるのでよければ覗いてみてください。
まず裁判員候補の抽選から事件ごとの裁判員候補の抽選、そして面接と段階を踏んで裁判員に選出されるわけですが、原則として辞退できないとはいえ辞退を認められる理由もありますよ。
もちろん裁判での見聞きしたことは裁判が終わってもずーっと守秘義務がありますし刑事罰の対象です。
ということは外されなかったら死ぬまで口を縫うしかありませんねえ・・・。
たぶん親戚一同に「これは絶対に内緒だよ!」と言って話しまくっている姿が自分で目に浮かびます・・・
なさそうですねえ。