しまログ

普段の子ども達の姿を・・・

鬼を退治したよ!節分豆まき会

2025-02-19 13:31:05 | 日記
 今日は、節分豆まき会。
嶋ほいくえんでは、昔から伝わる魔除けを実際に作って飾っています。
それは、『やいかがし』(焼い嗅がし)といいます。鬼が嫌いな葉っぱである、とがったとげのあるひいらぎに、鬼が嫌がる臭い魚のいわしを焼いて、頭を刺して飾ります。実際に見て、触れて、臭いをかいで子ども達に五感を通して食と行事を感じて欲しいという思いで、『やいかがし』を準備します。



この日も、朝から職員室では先生がいわしを焼いています。「いわしの臭いが園中に行きわたり、鬼が嫌がりますように~」





ちくちくする葉っぱのひいらぎの枝に、焼き立てのいわしの頭を刺して、準備が整いました。

さあ、みんな集まって節分豆まき集会が始まりました。節分に関するクイズに、みんな集中して楽しんでいます。





「♪まめまき」のうたを元気に歌いました。「おにはそと~ふくはうち~、ぱらっ、ぱらっ、ぱらっ、ぱらっ…」
年長組のみんなは、自分で作った鬼のお面をかぶっています。このお面には、自分の心の中の悪い鬼をやっつけようとする気持ちが込められています。



「♪鬼のパンツ」の体操をしました。「おにーのパンツはいいパンツー、つよいぞー!ついよいぞー!」



小さい組から大きい組まで、みんなで、身体を動かして楽しみます。「あなたもわたしも~みんなではこうおにのパンツ!」



あれあれ?どこからか鬼の足音が聞こえてきましたよ。さあ、いよいよ豆まき!
赤鬼と青鬼がやってきました!新聞を丸めておいたたくさんの豆を鬼にまきました!






「たすけてー!」とドキドキしながら園長先生の後ろに隠れる子ども達…。



「えんちょうせんせい、たすけてくれてありがとう~!こわかったよ…。」



「わーい!やっつけたぞ!おには、にげていったぞー」
これで、保育園に来た鬼も、みんなの心の中の鬼もすべてやっつけることができましたね。



「ねー、もう大丈夫だよ~」とお友達を安心させてくれる優しい姿が見られました~。



小さいクラスには、こっそり優しい鬼がきましたよ。はい、たっち!



給食では、みんなで鬼ご飯と金棒つくねを食べて、鬼をやっつけました。みんなは、どの鬼ご飯を食べたのかな?



鬼を退治して、安心して食べた給食は、とても楽しく美味しくいただくことができました。



玄関に『やいかがし』を飾りました。もう絶対に鬼は来ません。



そして、今年も福の神様がにっこり微笑みながら、嶋ほいくえんに来てくれたことでしょう。



団子木飾り ~無病息災 家内安全を願って~

2025-01-27 16:14:07 | 日記
団子木飾りは、山形県で古くから行われている小正月の伝統行事の一つで、豊作や無病息災、家内安全などを願って、ミズキの木に団子やふなせんべいなどを飾ります。
嶋ほいくえんでも、毎年、2歳児クラスから5歳児クラスで、団子木飾りを作ります。ミズキの木が早く育つことから、”子どもたちがすくすく育つように”などのねがいもこめられている由来があることを子どもたちに話すと、「いいことがありますように!」「みんなのからだがけんこうでげんきにすごせますように!」などなど、子どもたち自身も願いを込めて作ります。



「なんだかふわふわする~」紙粘土を優しく握ったり、においを嗅いだりして、





両手を上手に使いながら、手のひらで転がしていき、



まん丸の団子になりました。
そして、いよいよミズキの枝に団子を刺していきます。







団子が落ちないように、真剣な表情で刺していきます。



2歳児クラスでは、先生が枝を持ちながら「ここもってるからね~」自分でしたい気持ちを大事にしながら、刺しやすいように支えます。



「かぞくがずっとげんきにいられますように」と、願いごとを言葉にしながら刺していく年長さん。
赤と白の団子が増えていくと、「きれい!さくらのはながさいたみたい!」と拍手をしている年中さんもいました。







フナせんべいのお飾りや、折り紙で作ったものや自分で染めたり切ったりしたお飾りもつけて、完成!

お部屋の前に飾るものと小さい組さんの分も作ったので、小さい組さんへお届けです。 





小さい組さんが、きれいな団子木飾りを見上げたり触れたり関心を持ってくれたことが、大きい組のみんなは、とっても嬉しそうでした。

団子木飾りのお焚き上げをするまで、嶋ほいくえんは、色鮮やかな団子木飾りで賑やかです。今年も、嶋ほいくえんの子ども一人一人が健康で健やかに育ち、幸せに過ごせますように!!先生たちみんなの願いです。

自分らしい表現をしたよ!お楽しみ発表会★

2024-12-24 10:35:23 | 日記

 嶋ほいくえんのお楽しみ発表会は、普段の園生活で楽しんでいることや経験していることなどから、一人ひとりが、自分らしいの表現を楽しめるようにと行っています。今年もこの時期がやってきました。
 各クラスの様子をお伝えしましよう。
 
 まず初めに、0歳児ぽかぽか組。手あそび・わらべうたあそび「ぽかぽかさん、でておいで~!」です。嶋ほいくえんでは、わらべうたを大切にし、毎日親しんでいます。
  
♪「はっぱはっぱ~」のわらべうたを歌ったのは、てんとう虫、はち、ばったさんです。


 
♪「かーくかーく、かくれんぼっ」着ているのは、お家の方が描いてくれただるまさんの顔つき衣装。



♪「すっぺらーぽっ!」で、かわいい笑顔が見えました。



一人ひとりお名前を呼ぶと、笑顔を見せてくれました。



♪「ちびすけどっこい~」なんと可愛いおすもうさん達!



いつも歌っているわらべうたに合わせて様々な表情を見せてくれました。 



ステージを降りると、子ども達もママもこんなに素敵な表情~☆





 次は、1歳児にこにこ組。絵本の世界「やさいさん・くだものさん」です。
嶋ほいくえんでは、保育の中で『絵本』をとても大切にしています。
 先生とお友達と一緒に絵本の世界を楽しみました。

「やさいさん、やさいさん、だーれ?」「ばー!だいこんさんとさといもさん!」土の中から、かわいいお顔がでてきました!



「どのくらい大きくなったかな?前に出ておいで~。」立派なだいこんさんとさといもさんがそろいました。



「次のやさいさんは、だーれ?」「ばー!にんじんさんとたまねぎさん!」顔を出すタイミングがバッチリです。





「くだものさん、くだものさん、だーれ?」「りんごさんとくりさんでーす。」大好きな手遊び『とんとんとんとん~♪』を披露しました。



お返事がとても元気なにこにこ組さん。



「次のくだものさんは、だーれ?」「レモンさんとももさんでーす。」『りんごごろごろ~♪』を披露しました。





最後は、担任の先生たちが野菜や果物に変身をして、「フルフルフルーツ♪」を踊りました~!
会場のお友達もみんな一緒に楽しみました。




 次は、2歳児らんらん組。なりきりあそび「らんらんの世界へようこそ!」です。
音楽に合わせて踊ることが大好きな子ども達は、舞台の上でも喜んで踊っていました。

『はたらく車の世界』のお友達の登場です!はたらく車になりきって、楽しい気持ちがあふれています。







『虫の世界』のお友達です。両手にマラカスをもってフリフリしていました。



いろいろな虫さん達が楽しそうですね。





ステージを降りる時、ほっとした笑顔がみられました。



次は、『虹の世界』のお友達です。ステージに向かう時、ちょっぴり緊張した表情が可愛いですね。



両手に色とりどりのポンポンを持って、虹の妖精たちの登場です。





妖精さんの楽しい踊りの魔法で、素敵な虹をかけてくれました!


 

 次は、3歳児ぐんぐん組。表現遊び『ミックスジュースめしあがれ』です。
ぐんぐん組にお手紙が届きましたよ。「さあ、果物レンジャーのみんなで、ミックスジュースを作りましょう!」



赤い色のくだものといえば~『りんごレンジャー』のお友達です。



黄色いくだものといえば~『バナナレンジャー』のお友達です。



紫色のくだものといえば~『ぶどうレンジャー』のお友達です。



南の国からやってきたくだものといえば~『マンゴーレンジャー」のお友達です。



みんなの果物をぽっとんと入れて、おいしいミックスジュースできるかな?



「わー、みて!できたねー。お家の人にも、おいしいミックスジュースめしあがれ~!」






次は、4歳児ぴかぴか組。音楽劇『アラジンと魔法のランプ』です。
一人ひとりが役になりきり、自分なりの表現を楽しんでいました。

『アラジン』です。「ランプはどこだ~♪」の曲に乗り、なりきっていました。



『宝石の妖精』です。ゆっくりと流れる曲に合わせて、優しさを感じながら踊っていました。



『魔法使い』です。元気に力強く表現していました。



『指輪の妖精』です。アラジンをお城に導いていく場面です。



ステージの脇でも、他のお友達のことを見守りながら一緒に踊っていました。



『お姫様』です。しっとりとした曲に合わせ、お姫様になりきっていました。



『ランプの神様』です。表現豊かに元気があふれていました。



エンディングの曲もみんなの気持ちがひとつになり、元気いっぱいに踊りました。




最後は、5歳児きらきら組です。
『はじめの言葉』です。代表の2人は、これからはじまるわくわく感を元気に伝えてくれました。



劇『さるかにむかしばなし』はじまり、はじまり~。


役になりきり、セリフを言ったり演じたり表現することを楽しめるようにと取り組んできました。



優しい『かにさん』です。正義感が強くて勇気いっぱい!仲間と力を合わせて頑張りました。



元気で楽しい『おさるさん』です。いたずら好きでしたが、最後は優しいおさるさんになりました。



黄色い衣装のかわいい『はちさん』です。素早い動きで大活躍!するどいひと刺しで、ピンチを救ってくれました。



かっこいい『くりさん』です。熱い心で、小さくても大きな力を見せてくれました。



力持ちの『うすさん』です。どっしり頼れる力持ち!たのもしかったです。



めでたしめでたし~!
お家の方々に見守られながら、ステージの上で堂々と演じることができたきらきら組の子ども達。
エンディングはみんなで元気いっぱい、笑顔で歌いました。



退場する姿は、とても晴れやかな表情でした。





終わりの言葉です。代表の2人は、元気いっぱいに言ってくれました。



たくさんの拍手、うれしかったね。



お家の方々からたくさんのご協力と温かいご声援をいただき、どうもありがとうございました。
発表会は、日々の保育の積み重ねです。子ども達一人ひとりは、自分らしい表現を見せてくれましたね。これからも、様々な経験を一つ一つ大切にしていきたいと思います。





















秋・冬野菜にたくさん親しんだよ!

2024-12-23 16:28:04 | 日記
嶋ほいくえんでは、新鮮な野菜が入った給食をたくさん食べています。そして今回は、畑で採れるそのままの姿の野菜に親しみたい!
土付き野菜を葉っぱと共に、丸ごと親しみたい!と思い、地域の方から野菜を分けていただき、子ども達は、実際に触れ合うことが出来ました。

 10月〇日、今日は、葉っぱがいっぱいあってずっしりと重い野菜がやってきましたよ。


「みてみて!すごーくおもーい!これ何だと思う?」




「わあー、下には根っこがあった!土までついているね。みんな初めて見たね!」




 
 子ども達は、外側の大きい葉っぱをもらい、みんな興味津々です。





「葉っぱ、大きいねえ。穴があいているねー。小さい卵の跡もあったね。虫さんが食べた穴なのかな?」
 




 先生たちは、みんなの前で大きい葉っぱを何枚も何枚もはがしていきました。
すると…。「あっ!キャベツだ。これ、キャベツだよね。」と、顔を見合わせ、「お店で見たことあるよ!」と子ども達。ようやく親しみのあるキャベツだとわかりうれしそうに触っていました。

そして、キャベツちぎりのお手伝いをして、次の日のお浸しにしていただきました。





 
 11月〇日、今日は、長ーい葉っぱがついているお野菜がやってきましたよ。

「なになに~?これ何なの?見たことないよー。」

 



「どんなにおいがするのかなあ~?くん、くん、くん…。」





「ねーねー、葉っぱをめくってみようよ。 よーし!わっ、見えてきたよ。」





「そっかーブロッコリ―だったのか!みーつけた!」





ブロッコリーは、こんなにたくさんの葉っぱに囲まれて、守られるように大きく育つことを知りました。
 
このブロッコリーは次の日、3、4、5歳の『お弁当つめよう会』でたくさんいただきました。


 
 11月〇日、今日は、大玉の白菜さんがやってきましたよ。

大きい組では、白菜の葉っぱが何枚あるか、クラスのみんなで一枚ずつはがしてみることにしました。





 「よーし!白菜、上手くはがせるかな?そーれ!」








 「みてみてー、だーれだ!葉っぱおおきいねえ~。」








「なんだか、葉っぱの色が黄色くなってきたみたい~。」





「いっぱい取ったら、細くなったきたねえ。





「小さくなってきたよっ」








「最後の1枚、2枚…終わりだね。 これで、全部で48枚でしたー!」





 最後までみんなで見守りながら、白菜にたくさん触れる活動を楽しむことができました。しぜんと感謝の気持ちも子ども達にも芽生えていたようでした。




 小さい組では、白菜ちぎりを楽しみました。新鮮なので、パリパリとしていてちぎりやすく思わず食べてしまいそうになる姿もみられましたよ。みずみずしい良いにおいがしたのでしょうね。








「給食先生、お願いします!」みんながちぎった白菜は、次の日の『すき焼き風煮物』になっていただきました。





また、外側にあった、たーくさんの葉っぱは、園庭でのままごと遊びで楽しむことができました!









  12月〇日、今日は、雪の中、大根と赤根ほうれん草がやってきましたよ!

 赤ちゃん達は、赤根ほうれん草に興味津々です。長くて細い根っこがたくさんあり、つっついたり、なでたり、引っ張ったりして、優しく触って親しみました。








 土付きの大根は数時間前まで、雪をかぶっていたのですよ。そして、やっと土の中からみんなの所に来てくれたのです。
 「今日は大根さんが来たよー!」と言うと、小さい組のみんなは集まってきました。





大きい組では、まずは葉っぱとりの体験をしました!「むずかしいな~。」




「こーんなに大きい葉っぱだぞ~!」




たくさん葉っぱに親しんだ後は、大根の型抜きをしました。夢中になって楽しみ、いろいろな形ができました。





 次の日の給食では、『味噌汁』と『豚肉の生姜炒め』の中に型抜きした大根と大根の葉っぱを入れてもらい、

美味しくいただきました。





  たくさんの、秋・冬野菜に親しんだ子ども達。
見たことのない土付き根っこや周囲の葉っぱにも興味を持ち、触れたり匂いをかいだりちぎったりと、様々な経験をすることができました。五感を通して親しむことで食べる意欲増し、さらに美味しくいただくことができました。

  冬野菜(特に赤根ほうれん草)は、雪をかぶることでますます糖度が高く美味しくなるそうです。
 


 野菜を作られる方々、そして今回、この野菜を提供して下さった地域の方に改めて感謝の気持ちを持ち、毎日の食を大切にしていきたいと思いました。
 
 



おいしかったね~山形の食材をつかって みんなで作る芋煮会~

2024-11-06 17:01:27 | 日記
山形の伝承野菜の一つ”悪戸芋”を使った毎年恒例の芋煮会。普通の里芋より、粘りが強く、きめ細かく、やわらかいのが特長です。芋煮会前日には、0歳児から5歳児の保育室内では、悪戸芋に触れたり、匂いをかいだりしました。また、親子で見たり触ったりして親しめるように、畑で収穫したばかりの葉つきの里芋を玄関に展示しました。



前日、3歳児から5歳児が芋煮に使う材料のお手伝いをしました。



3歳児は、しめじほぐし。「きのこのにおいがする~」何度かしめじほぐしのお手伝いをしていることもあって、手先を使ってほぐすのは得意です。



4歳児は、「これくらいだとたべられるかな?」一口サイズの大きさを考えながらのまいたけほぐし。そして、山形県産の食用菊”もってのほか”の菊ちらし。「いいにおいする~」まいたけと菊のそれぞれの香りを楽しんでいましたよ。



そして5歳児は、地域でいつもお世話になっている方の大切な畑へ、バスに乗って出発。



高瀬地区にある広大なねぎ畑でねぎを収穫する貴重な体験をさせていただきました。



青空の下、抱えきれないほどのたくさんのねぎを掘り取ってきた年長さん。



そして、芋煮会当日には、お家から持ってきた包丁とまな板を使って、ねぎを切るお手伝い。





「カレー作った時に切った玉ねぎと同じで、ねぎも切ると涙が出るんだね~」



涙でいっぱいになりながらも、切り終えたたくさんのねぎを持って給食室へ。給食室からは、おいしそうな匂いがして、もうすぐ始まる芋煮会が楽しみです。



今年度は、日頃の感謝の気持ちを込めて、地域でお世話になっている方をご招待し、みんなで一緒に「いただきます!」。会話を楽しみながら、秋の風物詩でもある芋煮を味わいました。





みんなの美味しい楽しい笑顔が園庭にあふれます。





玄関に展示した葉つき芋は・・・







「どっちが大きいかな?」背くらべ。



「よいしょ!」「おも~い!」力持ちでしょ!?





親芋、孫芋、葉や茎にも十分に親しみました。その後丁寧に洗って乾かし、給食室へ。どんな料理になって味わえるか楽しみです。

美味しい芋ができる風土に感謝し、自然豊かな山形だからこそ親しめること、味わえることに共に喜びを感じた芋煮会となりました。