しまログ

普段の子ども達の姿を・・・

収穫したお米を使って ~5歳児、お米パーティ-~

2022-11-16 16:03:10 | 日記
11月14日(月)

先月、みんなで協力して収穫したつや姫。



今日はそのつや姫を使った、おにぎりパーティーの日です。


まずは精米に行きました。
いつも食べているお米ではない茶色いお米。
籾から取り出した状態の玄米は、糠がついたままで茶色い色をしています。
この玄米から、茶色い糠の部分を削って、白いお米にする作業が精米です。



「匂いはお米の匂いがするね。」
「これが白いお米になるのかなぁ?」
と、子ども達も興味津々。



精米機に入れ、どんどん白いお米に変わっていきます。



「あっ!白いお米になってきた!」
と、いつも自分たちが食べているお米に変化していきます。
お米はそのままでは食べられないこと、米研ぎ前と米研ぎ後の違いを見比べました。

「お米パーティーが出来るね!」
と子ども達も一安心。



今回使用する「30合」に分け、どのくらいの重さなのか子ども達に持ってもらうと…



「こんなに重いの!」と
30合の重さを感じていた子どもたちでした。



いよいよ、おにぎりパーティーの準備が始まりました!

最初は「お米研ぎ」です。



ざるやボールに入れたお米に、水を注ぎながら研ぎます。



「白いお水になってきた!」とお米を研ぐと白い水が出てくることに気付きます。
保育士が「白いお水が出なくなるまで研ぐんだよ」と伝えると、



「じゃあ白いお水が出なくなるまで頑張ろう!」
丁寧に丁寧にお米を研ぎます。



子ども達の頑張りのおかげで、白いお水も出なくなり、米研ぎの完了です!

次は研いだお米はお釜に入れ、
火にかけます。
グツグツグツ…



「美味しいお米にな~れ!」



みんなで美味しいお米になりますように…とお願いをしました。

まずは強火で炊くことがポイントです。



しばらくするとお釜から水がふきこぼれてくるので、弱火に調整し、しばらくそのまま10分ほど待つと、
辺りに炊かれたお米の匂いが漂ってきます。

そして、15分程蓋をとり、蒸らすと完成です!



蓋を取ると子ども達から「うわ~良い匂い!」と大興奮☆
ヘラで返すとしっかりおこげも出来ていました。



一人ひとりにおにぎりをよそいます。
今日のおにぎりの具は梅干しです。



目の前にごはんが届くと「美味しそうだね~!」と思わずニッコリ♪

自分だけの特製おにぎりを作ります。



「ぼくは丸いおにぎりを作ろう!」



「ぼくは三角のおにぎりにしようかな?」
と思い思いの形のおにぎりを握りました。

そして…「いただきま~す!」
おにぎりをパクリっ!



「美味しい~!」
自分たちが研いで炊いたお米のお味は格別です。



思わず笑顔がこぼれます。

「おかわり~!」
と2回もおかわりをしておにぎりを食べるお友達がいるほどでした☆



お米を炊いている途中、その様子を見ていた4歳児のお友達。
「僕たちもきらきらさん(5歳児クラス)になったら食べられるの?」
ちょっぴり羨ましそうでした。



お米の美味しさを味わうことができたおにぎりパーティー。
田植えから始まり、収穫して食べるまで体験したことで、よりお米一粒一粒を大事に食べようとする気持ちを育むことが出来たようです。

感謝の気持ちを込めて…
「ごちそうさまでした!」








お店屋さんようこそ♪ ~4歳児、お店屋さんごっこ~

2022-11-16 15:43:22 | 日記
11月7日(月)

秋の日差しがいっぱい広がる園庭で、お店屋さんごっこを楽しんでいる4歳児のお友達。






身近にある道具や草花を組み合わせ、イメージを膨らませながらお店に並べる料理づくりを夢中で楽しんでいます。






そんな子ども達の姿や遊びの様子を見て、
「お部屋でもお店屋さんごっこをしてみようか?」と提案。
子ども達から「やりた~い!」の言葉が返ってきました。

さぁ、これからお店屋さんごっこの準備開始です!

まずは、どんなお店にしようかな??とお友達と考えや意見を出し合います。

「お菓子屋さんはどう?」
「カレーやさんもいいんじゃない?」
「ラーメン屋さんも楽しそう!」



「ラーメン屋さんだったら、麺は毛糸で出来そうだね!」
「お菓子もラムネでしょ、チョコとかキャンディーも作りたい!」



「麺を入れてお湯を切るやつも使ってみたい!」
「チョコとかドーナッツは紙で作れそうだね!」



みんなで話し合うことで、素敵なアイディアがどんどん出てきます。


そして…
みんなで相談したところ、『ラーメン屋さん』と『お菓子屋さん』をすることに決まりました!

いよいよ開店の準備です。
お店で必要なものをみんなで協力しながら作ります。

ラーメン屋さんのグループでは、

黄色の毛糸を麺に見立てて、容器に入れます。



「どういう風に入れる?」
「これくらいでいいかな?」

「ラーメンには卵とかメンマとかチャーシューも入っているよね!」



と、色画用紙をはさみで切りながらトッピングづくり。
盛りつけ方にも一工夫です。




『お菓子屋さん』のグループでは、



小麦粉粘土をこねて、クッキーを作ったり、



紙粘土のホイップクリームを使い、カップケーキを作ったり、

そして、お買い物で使う『お金』も子どもたちの手作りです。



お店に並べる商品も完成し、いよいよ開店です。






「いらっしゃい!いらっしゃい!」
さぁ、お店屋さんの開店です。
元気なかけ声が聞こえてきました。

かけ声に誘われてお客さんがやってきましたよ。



「ケーキ一つ下さい!」
「はい、どうぞ!」

言葉のやり取りや、






たくさんの美味しそうなケーキに
「どれにしようかな?」
楽しみながら選んでいた子ども達。

ラーメン屋さんでも、



「ラーメンください!」



「はいどうぞ!」



おいしそうなラーメンをパクリっ!



「美味しいね~!」と大好評でした!


また別の日、お店屋さんごっこを楽しんでいると、そのにぎやかな雰囲気に誘われて、
3歳児のクラスのお友達もお買い物にやってきました。






「どれがいいですか?」
「これください!」

自分より小さいお友達には、

「大丈夫?持てる??」



「これがいいの?取ってあげる!!」
と相手を思いやる言葉も聞こえてきました。


一人ではできないこと、考えつかないことでも、友達が集まれば、また違ったアイディアが生まれ、遊びが充実していきます。
そして、自分より小さいお友達との関わり合いの中で、相手の気持ちを汲み、気持ちに寄り添おうとする姿も自然と生まれてきます。



「はい!どうぞ♪」

秋の味覚を味わおう! ~5歳児、カレー作り~

2022-11-01 12:01:10 | 日記
10月31日(月)

今日は、5歳児のお友達がカレー作りに挑戦しました。

早速、カレー作りの準備が始まります。
まずはじめに、エプロンとバンダナを身に着けますが…



一人で出来るかな?



あれ?どっちが前だったっけ??



四苦八苦しながらも、エプロン、バンダナを身に着け、準備万端!
「どう?似合う?お母さんみたいだね!」
とすっかりお母さん気分のお友達もいましたよ☆

次はカレー作りで使用する食材を洗います。
ワクワクしながら野菜を手に取り、



人参に玉ねぎ、



そして、自分たちが収穫したサツマイモ、
泥がしっかり取れるように、丁寧に洗いました。


食材を洗い終えると、次は皮むきや食材を切る工程に移ります。



初めてピーラーや包丁を使用するお友達もいましたが、怪我につながらないように慎重に手を動かします。






固い食材もありましたが、両手を上手に動かし食べやすい大きさに切ります。



美味しいカレーを作るために、みんなで協力して食材を切りました。
そして、ボールがあふれるくらいのたくさんの食材の下ごしらえが完了です!

いよいよ、羽釜に材料を入れます。

今回作ったカレーは収穫したサツマイモをふんだんに使用した『サツマイモカレー』です。



自分たちが切った食材をゆっくりと羽釜の中に入れ、炒めます。
入れるたびに「ジュ~!」という美味しそうな音と匂いが辺りに漂ってきました。



焦げないように力いっぱいかき混ぜます。



食材がしんなりしてきたタイミングで水を入れグツグツ煮ます。

「どんな味のカレーになるのかな?」
「きっと美味しいカレーだよね!」
と声を弾ませ、茹で上がるのを待っていた子ども達。
「おいしくな~れ♪」と何度も願いを込めていましたよ。

食材が柔らかくなり、あとはカレールーを入れて味の調節をすれば完成です。



子ども達からもカレールーを入れるお手伝いをしてもらいました。
ルーを入れるたびに食欲を刺激する匂いが辺りに広がります。

「もうカレー出来たかな?」
「早く食べたい~!」
と子ども達もお腹がペコペコです。

そして一煮立ちさせれば…

サツマイモたっぷりの嶋ほいくえん特製手作りカレーの完成です!



早速お皿に盛り付け、「いただきま~す!」
みんなで作った手作りカレーを口いっぱいに頬張ります。



「美味しい~!」



みんなで力を合わせて作ったカレーのお味は格別だったようです。

「おかわりする!」
と普段おかわりしないお友達もおかわりするほどでした!



『食べることが楽しい!』と感じることが一番の調味料です。

お友達と一緒だから楽しい!
お友達と一緒に作ったから美味しい!
今回のカレー作りを通して、食事の楽しさをより一層味わうことができたように思います。