しまログ

普段の子ども達の姿を・・・

おいしかったね~山形の食材をつかって みんなで作る芋煮会~

2024-11-06 17:01:27 | 日記
山形の伝承野菜の一つ”悪戸芋”を使った毎年恒例の芋煮会。普通の里芋より、粘りが強く、きめ細かく、やわらかいのが特長です。芋煮会前日には、0歳児から5歳児の保育室内では、悪戸芋に触れたり、匂いをかいだりしました。また、親子で見たり触ったりして親しめるように、畑で収穫したばかりの葉つきの里芋を玄関に展示しました。



前日、3歳児から5歳児が芋煮に使う材料のお手伝いをしました。



3歳児は、しめじほぐし。「きのこのにおいがする~」何度かしめじほぐしのお手伝いをしていることもあって、手先を使ってほぐすのは得意です。



4歳児は、「これくらいだとたべられるかな?」一口サイズの大きさを考えながらのまいたけほぐし。そして、山形県産の食用菊”もってのほか”の菊ちらし。「いいにおいする~」まいたけと菊のそれぞれの香りを楽しんでいましたよ。



そして5歳児は、地域でいつもお世話になっている方の大切な畑へ、バスに乗って出発。



高瀬地区にある広大なねぎ畑でねぎを収穫する貴重な体験をさせていただきました。



青空の下、抱えきれないほどのたくさんのねぎを掘り取ってきた年長さん。



そして、芋煮会当日には、お家から持ってきた包丁とまな板を使って、ねぎを切るお手伝い。





「カレー作った時に切った玉ねぎと同じで、ねぎも切ると涙が出るんだね~」



涙でいっぱいになりながらも、切り終えたたくさんのねぎを持って給食室へ。給食室からは、おいしそうな匂いがして、もうすぐ始まる芋煮会が楽しみです。



今年度は、日頃の感謝の気持ちを込めて、地域でお世話になっている方をご招待し、みんなで一緒に「いただきます!」。会話を楽しみながら、秋の風物詩でもある芋煮を味わいました。





みんなの美味しい楽しい笑顔が園庭にあふれます。





玄関に展示した葉つき芋は・・・







「どっちが大きいかな?」背くらべ。



「よいしょ!」「おも~い!」力持ちでしょ!?





親芋、孫芋、葉や茎にも十分に親しみました。その後丁寧に洗って乾かし、給食室へ。どんな料理になって味わえるか楽しみです。

美味しい芋ができる風土に感謝し、自然豊かな山形だからこそ親しめること、味わえることに共に喜びを感じた芋煮会となりました。