しまログ

普段の子ども達の姿を・・・

子ども達の命を守るために② ~総合避難訓練~

2022-10-24 13:43:32 | 日記
10月21日(金)

嶋ほいくえんでは、毎月1回、大事な子どもたちの命を守るため、さまざまな災害を想定した避難訓練を行っています。

また、年に2度、総合避難訓練として、山形市西消防署天神町出張所の署員の方々さんより、ご指導をいただく機会があります。
そして、今日がその訓練日です。

今回は、調理室からの出火を想定しての訓練となりました。



初期消火では火を収めることができなかったため、園児含め全員で園庭に避難開始、という設定です。


非常ベルの音が園内に響き、子ども達も緊迫感を感じながら、真剣な表情で訓練に参加します。
どんな状況下でも、保育士の指示で動くことをしっかりと意識して、訓練に取り組めるようにすることが大事な目的です。







出火元を確認。
一番安全な避難方法や手順を組んで訓練をします。
子ども達に煙を吸わないように、ハンカチやタオルで口元をしっかりと覆うこともしっかりと伝えます。



逃げ遅れたり、取り残されたりしている子がいないか、最後の見回りも終え、
子ども達の人数を数え、全員が無事に揃っているか確認し、避難完了です。

消防士の方から、みんなの訓練の様子についてのお話をしていただきました。



訓練中にふざけるお友達もいなかったこと、スムーズに避難を行っていたことなど、
上手に避難できていたことをたくさん褒めていただきました。
その他にも、火事はみんなの大事なものをすべて焼いてしまう、とっても怖いものということ、
煙をぜったいに吸ってはいけないこと、など火災が起こった際に気をつけないとならないことを、
子ども達にも分かるよう丁寧にお話をしていただきました。

次に水消火器を使用しての消火訓練です。
まず、消火器の使い方について教えていただきました。



消火器の栓を抜く「ピン」
ホースを手に取る「ポン」
取っ手を握る「ギュ」
の順で使用することがポイントです。

実際に職員が消火器訓練に参加しました。



子ども達からも「がんばれ!」コールが起こりました。
無事に火が鎮火すると一安心♪

消火訓練が終わると、今回は特別に・・・とポンプ車の見学をすることができました!

間近でポンプ車を見る機会はなかなかありません。



乗り物が大好きなお友達は目を輝かせながら見入っていました。

その他、消火で使用する道具もたくさん見せていただきました。






ポンプ車の設備にも興味津々の子どもたち。

「これな~に?」




「長いホースが丸くなっているよ!」



子ども達の疑問一つ一つに、消防士さんが優しく説明してくれます。






「僕、大きくなったら消防士さんになる!」
と、将来の夢になるお友達がいたほど、消防士があこがれの存在となったようです。



予期せぬ緊急事態や災害が発生した場合に、子ども達を安全に避難させ、
その大切な命を守り抜くため、今後も定期的な訓練は欠かせません。















山形の郷土料理を味わおう! ~芋煮会~

2022-10-24 13:25:31 | 日記
10月20日(木)

山形の郷土料理の一つに“芋煮”があります。

嶋ほいくえんでも、年に一度、給食で芋煮を味わっています。
そして今日の給食が芋煮です。

前日から明日の芋煮に興味を持ってもらうため、料理で使用する食材についてのクイズに挑戦!



どのお肉を使うのかな?
お芋はどれかな?



問題を目の前に、お友達と相談し合いながら考える様子も見られました。

また、本園では、『悪戸芋』という里芋を毎年使用しています。



山形の悪戸地区で収穫をしている里芋です。
粘り気が強く、口に含むとしっとりとした口当たりが特徴の里芋です。
玄関に掲示したことで、子ども達も興味を持ちながら見入っていました。


そして…当日の朝、
「今日の給食は芋煮なんだよ!」
「芋煮会が楽しみで早く起きたんだ~☆」
と楽しみにしていた子ども達。

給食の時間を迎えました。

準備していただいたレジャーシートを広げ、準備完了!

「いただきま~す!」
芋煮を口に運びます。






「美味しい!」
「お芋、柔らかいね~」

その他にも、栗おにぎりに、
食用菊『もってのほか』を使ったおひたしも今日の献立です。
秋ならではの味覚に舌鼓。






みんなで食べたことで、より一層芋煮が美味しく感じられたことでしょう。



食欲の秋を満喫した一日となりました!

秋の収穫祭② ~5歳児、稲刈り~ 

2022-10-20 10:30:26 | 日記
10月18日(火)

春、みんなで泥だらけになりながら田んぼに植えた稲の苗。



そのときは、小さな小さな苗でした。






強い風にも負けず、梅雨の大雨にも負けず、すくすくと生長し…



立派な黄金色の穗を実らせ、収穫の時期を迎えました!

今年もお世話になる稲刈りの先生にご挨拶。
「よろしくお願いします!」



『鎌』という道具を使って、本格的に稲刈りです。
稲刈りの先生から、『鎌』は使い方を間違えると危ないこと、ふざけて稲刈りをしないこと…など
一緒に約束をし、いよいよ稲刈りが始まりました!






片方の手でしっかりと稲を持ち、






のこぎりのように鎌を動かし、稲を切ります。

繰り返す毎にコツをつかんだのか、稲を刈るテンポも速くなります。






自分の手で収穫する、という経験はとても貴重なことです。
どのお友達も、収穫した稲穂を手に取ると、とっても嬉しそう☆






稲刈りも一段落し、近くで作業をしていたコンバインも見てきました。



作業しているコンバインを初めて見た子ども達。
「大きい~!!」
「(稲を刈るのが)早いね!!」



と、間近で見たことで、より迫力を感じたり、気づけることがありました。

今日収穫したお米は後日、みんなでお米を研ぎ、炊いておにぎりにしていただく予定です。
自分達で収穫したお米、どんな味がするか楽しみです☆





秋の自然に触れて③ ~5歳児、秋の遠足~

2022-10-18 14:01:19 | 日記
10月13日(金)

年少組、年中組が楽しい遠足を終え、話に花を咲かせているのを聞いていた年長組の子ども達。
今日はいよいよ待ちに待った年長組の遠足の日です!

子ども達も朝から、
「今からバスに乗って行くんだよね!」
「お弁当、持ってきたよ!」
と会話が尽きません。



バスの車内でも、
「悠創の丘ってどんなところなのかなぁ?」
「ドングリいっぱいあるのかな?」
と胸を弾ませながら向かいます。

そして悠創の丘に到着です!



赤や黄色、色鮮やかに彩られた草木を眺めながら歩きます。



足取り軽く、散策が始まりました。



そして、今回の遠足では、オリジナルのしおりを使い、『秋探し』を楽しみました。







赤色



黄色



緑色に



茶色、
自然の中で色探しを楽しみました!

そして、『どんぐり橋』という橋も探します。

「どこかなぁ?」
「あっちにありそうだよ!」
と、相談し合いながら、どんぐり橋を目指し歩きました。

やっとのことで見つけると…



「どんぐり橋だぁ~!」
と嬉しさのあまり駆け出した子ども達。



高さがあったり、また歩くことで揺れたりとちょっぴりドキドキしながらも、
『見つけることができた!』という達成感を感じたことで、橋からの眺めは、子ども達の目には格別に映ったと思います。



たくさん体を動かして、お腹もペコペコ…
「お弁当食べたい~!」とお楽しみのお弁当の時間となりました。

準備もすまし…大きな声で、「いただきま~す!」



手作りのお弁当を口いっぱいに頬張ります。






お家の方の愛情たっぷりのお弁当。






食べると、自然と笑みがこぼれます。
「お弁当美味しかった~!」と大満足の子ども達。


秋の自然を全身で感じながら、文字通り、のびのびと過ごすことができた一日となりました。



秋の恵みに『ありがとう!』
「またくるね~!」








秋の自然に触れて② ~4歳児、秋の遠足~

2022-10-14 13:18:05 | 日記
10月13日(木)

今日は、4歳児のお友達が遠足に行きました!

目的地は薬師公園です。



「ドングリあるかな?」「お弁当、楽しみだね!」



と、胸をワクワクさせながらバスに乗って出かけました。


薬師公園に到着です。



公園には、なにがあるのかな?
散策を続けていると、



「大っきい川があるよ!」
池を見つけたり、



「鳥さん見つけたよ!」
と池にいたカモを見つけたり、

目を輝かせながら、散策活動を楽しんでいた子ども達です。


散策を終えると、公園に隣接されている薬師寺へ参拝に行きました。
手には、一人ずつお賽銭をぎゅっと握りしめています。

「鐘を二回鳴らしてから拝むんだよ」と参拝の方法を教えていただきました。






そして今回は特別にと、実際に本堂へと上がらせていただき、いろいろなお話を聞きたり、またお参りをしたり
と貴重な経験をさせていただきました。




静けさの中にも厳かな雰囲気が漂い、ちょっぴりドキドキ…



いつもとは違う真剣な表情を見せてくれた子ども達でした。




なかなか経験できないことをたくさんさせていただきました!
この場をお借りし、感謝を申し上げたいと思います。



そして、参拝の次は公園に戻り、ドングリ探しが始まりました!

子ども達の足元に転がっているドングリ。



「どこにあるのかな?」「あっ、あったよ!」
と、どんどん拾っていきます。






「見て見て、たくさん見つけたよ!」



と、たくさん見つけることが出来て嬉しそう☆

その他にも、秋ならではのお花、『コスモス』などのお花にも出会えたり、






コオロギを捕まえたりと、



秋の自然を満喫しました。


そして、遠足といえば…



手作りのお弁当です!
「お腹すいた~」と準備もあっという間に終わり、

「いただきま~す!」と、お弁当を口いっぱいに頬張ります。









子ども達の美味しそうにお弁当を頬張る幸せそうな表情に、お家の方からの愛情を感じます。

園外保育では、普段なかなか経験できないことでも、経験することができます。
面白さや楽しさを感じた、という経験の積み重ねが、子ども達の感性を育む一つの要因になると考えています。



これからも、子ども達の成長につながるよう、楽しく安全に、園外での活動を大切にしていきたいと思います。