川柳の入選で枠付きで掲載
されるのは僕は滅多にあり
ません。年に数句ていどで
しょうか。それが五月号で
二句出ましたので紹介しま
す。選者の寸評が付きます。
『どの部品なくても動かない車』
(2019年5月・川柳マガジン・課題「役目」・新家完司選・人
・赤松ますみ選・七〇秀 )
【寸評】さまざまな「役目」を興味深く見ている中で、「現役を退いて役目も無くなった」等という内容のものは、やはり訴える力が弱くて見劣りがする。生きている限り、誰にでも何かの役目があるはずである。
人の句、この句も比喩ではなく、多くの部品で作られている車の実態を表していて見事。(新家完司)
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