月~火曜は、学校教育に関する話題です。今回は、昨日(R5.11.21)の続きでフラッグフットボール(以下、FFと略)について書きます。
まず、ルールの続きです。
6.1回の攻撃が終了したら、それぞれ次の様にして攻撃を再開する。
攻撃が3回終了してたら、攻撃再開ではなく攻防の入れ替えとなる。
①得点が入った場合、攻撃側はスタートライン外まで戻って攻撃再開する。
②フラッグ(タグ)を取られた場合、取られた場所から攻撃再開する。
③パスを床に落としたり防御側の子がキャッチしたりした場合、この回の
攻撃を最初に始めた位置まで戻って攻撃再開する。
7.攻防の入れ替えを何セット行うかは、試合前に決めておく。
8.決められたセット数を終えた段階で、得点の多いチームが勝ち。
オホーツク地方のI先生と私が考えたFFのルールは、これだけです。小学校で、できる限り簡単に導入できるようにしてあります。もちろん、何回か指導してみて変更したいルールがあれば、変更したり付け加えたりしていただいて構いません。
このFFでは、前にパスする事が可能です。そのため、運動の苦手な小学生でも簡単に参加できますし、パスプレイとランプレイ(ボールを持って走るプレイ)を組み合わせる事も容易です。
因みに、フラッグを取られた時とパスを落とした時で攻撃を再開する場所が異なるため、パスプレイとランプレイをどう組み合わせるかは重要です。確実に前進できるランプレイか、一発逆転のパスプレイか…子供たちにとっては作戦を立てる面白さがあります。
また、上記ルール7により、試合時間の調整も簡単です。過去の指導データだと、攻防の入れ替え1セットの場合、両チームが3回ずつの攻撃を終えるのに3~5分の時間がかかりました。だから、2セットなら6~10分、3セットなら9~15分と予想が立ちます。
手軽なのに面白く、奥深い…小学校教師の皆さん、FFの授業をやってみませんか。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。