誰と誰を隣にするかや同じグループにするかも、かなり検討します。
まず、「近くの席にはしないでほしい」と保護者から要望があったり、過去にトラブルを頻発させたりした子同士は席を離します。もちろん、同じグループには絶対にしません。
また、近くに座らせると私語をしたり、立ち歩きしやすくなったりする子同士も離します。ただ状況によっては、こちらの子は同じグループにする事はあります。
面倒見の良い子を生活力が弱めの子の隣にしたり、学力の高い子を学習面で問題を抱える子の隣にしたりする事は、時々行っています。いつでも行っている訳ではなく、そうした方がより良いと判断される時だけですが。
他者と関わるのが苦手な子を、面倒見の良い子やフレンドリーな子の隣にする事もあります。もっともこれは、そうする事で人間関係が広がる事が、割と高確率で期待できる場合に限ります。
メンタルの弱い子の隣に、その子と仲の良い子を座らせる事もあります。これも、いつでも行っている訳ではなく、その様にする事でメンタルの弱い子が頑張れそうな時だけです。
単に仲の良い子同士を隣に座らせる事は、基本的に行っていません。ただし、クラス替えが確定している年度末で、学級が安定しており、席替えで大きく崩れる心配が無い時は、行う事もあります。