先日、新潟に伺った折、
新潟県民会館の1階で
現日会同人でいらした、
石山苗水先生の遺作展が開催され、
拝見することができました。
心を揺さぶられる作品の数々、
これまでにない感動の書展でした。
石山先生が亡くなられて6年、
今年は7回忌だそうですが、
生前長い間、壮絶な病魔との戦いであったと思います。
お身体の痛みに耐えながら、
情熱溢れる作品を書かれ、
辛く厳しい状況にありながら、
新潟から東京までお出かけになり、
書展の運営係を勤めておられました。
会議の席で、あまりに辛そうにしておられるので、
「大丈夫ですか?」と声をかけさせていただいたこともありました。
石山先生が病床で書かれた最期の作品「がんばれ」
隣に先生の遺影とお花が飾られ、作品に引き込まれる思いがしました。
「のりこえる」「であい ありがとう」も病床での作品です。
これを書かれた時の先生の心情を思うと胸がつまります。
「放下着」全てをすててしまうことにより、悟りが開かれるの意。
半切の作品ですが、これらの作品は全て今回の書展のために表具されたとか。
先生はご自分の作品をそれぞれ袋に入れて、題名を書いて整理されていたとのことです。
「雲竜」龍が雲に乗って昇天する様。
ご自分を龍に例えられたのでしょうか…
亡くなる直前まで書作を続け、書を愛された先生の生涯に改めて敬服し、
御霊安らかにとお祈りいたします。
書展は30日(土)まで。
新潟県民会館の1階で
現日会同人でいらした、
石山苗水先生の遺作展が開催され、
拝見することができました。
心を揺さぶられる作品の数々、
これまでにない感動の書展でした。
石山先生が亡くなられて6年、
今年は7回忌だそうですが、
生前長い間、壮絶な病魔との戦いであったと思います。
お身体の痛みに耐えながら、
情熱溢れる作品を書かれ、
辛く厳しい状況にありながら、
新潟から東京までお出かけになり、
書展の運営係を勤めておられました。
会議の席で、あまりに辛そうにしておられるので、
「大丈夫ですか?」と声をかけさせていただいたこともありました。
石山先生が病床で書かれた最期の作品「がんばれ」
隣に先生の遺影とお花が飾られ、作品に引き込まれる思いがしました。
「のりこえる」「であい ありがとう」も病床での作品です。
これを書かれた時の先生の心情を思うと胸がつまります。
「放下着」全てをすててしまうことにより、悟りが開かれるの意。
半切の作品ですが、これらの作品は全て今回の書展のために表具されたとか。
先生はご自分の作品をそれぞれ袋に入れて、題名を書いて整理されていたとのことです。
「雲竜」龍が雲に乗って昇天する様。
ご自分を龍に例えられたのでしょうか…
亡くなる直前まで書作を続け、書を愛された先生の生涯に改めて敬服し、
御霊安らかにとお祈りいたします。
書展は30日(土)まで。