忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

簡単に書く年賀状 ワークショップ

2015-11-22 22:21:17 | 教室
11月も残り一週間ほど。
そろそろ年賀状の準備ですね。

11月29日(日)と12月3日(木)に
「簡単に書く年賀状」というテーマで
ワークショップを行います。

麗川会会員の方はもちろん、
会員でない方も飛び入り参加大歓迎です。

ここ数年、沙於里先生による絵手紙教室を実施していたのですが、
沙於里先生のご都合で今年はできません。

麗川会の会員さんからも、
今年は絵手紙がないので、
年賀状書くのに困ってしまう
とのお声があり、

また、以前参加された方からも
何件かのお問い合わせをいただいています。

私は沙於里先生のような絵は書けませんが、
それならばと、文字プラス何か(?)で
やってみようかと・・・

いろいろな本を見て書いてみました。



できるだけシンプルに、
筆をもったばかりの方でも
楽しんで書けるようなものです。

決して上手く書こうと思わないでください。
下手くそでもいい。
下手くそがいい。
心が込もっていれば、
それでよいと思います。

 


 


 


 


 



11月29日(日)
午前10時~12時
上大岡駅前 港南区民文化センターひまわりの郷 会議室

11月29日(日)
午後3時~5時
新杉田駅前 磯子区民文化センター杉田劇場 会議室

12月3日(木)
午後2時~4時
地下鉄阪東橋駅より徒歩2分
地域労働文化会館 2階会議室

麗川会以外の方は、事前に連絡をくださらなくても、
当日会場に来てくだされば、OKです。
ただし、書道用具をお持ちください。
参加料は1,000円(はがき代は別)

皆様のご参加をお待ちしています。








ご冥福を祈って・・・

2015-11-21 20:11:18 | 書道
美術評論家・書道ジャーナル主幹の小野寺啓治先生の訃報は、
書道界に大きなショックを与えたことでしょう。

私は11月2日の亡くなられた当日、
現日会の事務所で仕事をしていた時に
訃報に接しました。

これまで書道界に大きな足跡を残され、
その功績は輝かしいものです。

まだまだお元気で
私たちの道しるべになっていただきたかったのに、
とても残念でたまりません。

書展にお越しくださっては、
私の顔を見るなり、
「元気か?」と声をかけて下さいました。

私の作品については、
手厳しいご批評をいつもくださったのですが、
時には褒めてくださることも
ありました。


毎年発行される「書作品年鑑」では、
多くの書家の作品を、美の追求という観点から
鋭く批評されていました。

若輩の私も、大きく取り上げていただき、
その批評は、私の指針となるものでした。
小野寺先生が、私について書いてくださった文に
以下のようなものがあります。

「書で何を語り表すかということに、
新しい世代の一つの葛藤を示している。
その方向は書の古典の特色を現代的に消化して
書法の美を継続することから脱皮し、
いま生きる人間の情熱を
自らが確立した線と運動を通し
新たな造形で展開する。…」

↓ これは今年6月に発行された「書作品年鑑」で



↓ そのP198とP199に私の記事を載せていただいています。




本日「季刊 書道ジャーナル 123号」
書道ジャーナルの最終号が届きました。
先生がお亡くなりになったことで、この雑誌も廃刊となるようです。



その最終号の第55回現日書展掲載のトップページに、
私の作品を、「いちおし」作品として
取り上げてくださっていたのです。


左上が私の作品


小野寺先生に最後の贈りものをいただき、
本日は、先生のご冥福を祈りつつ、
書道ジャーナル最終号を拝見いたしました。

先生からいただいた励ましを胸に、
これからも頑張っていかなければと
思います。

合掌





札幌の友人から

2015-11-20 11:07:10 | 書道
現日会の会員は、大勢なので、
全ての方を存じあげているわけではありませんが、
同じ会に所属している同士なのですから、
できるだけ多くの方と親しくさせていただければと思います。

現日会の副会長でいらした 故 梅津鳴上先生のご門弟で、
先生の作風を継承され、いつも力作を発表されている、
札幌の千風さんという方がいらっしゃいます。

以前から私は密かに注目していた書家さんなのですが、
たまたま今年の夏の現日書展懇親会にて、お話する機会があり、
お友達になりました。

「インターネットやっていますか?
私ブログをやっているんですけど・・・」
と勇気をもってブログの宣伝をすると、

「私、大好きで、いつも見ています」と
びっくりするお返事

こんないい加減なブログでも、
思わぬところに読者がいてくださったことに
驚きました。


その千風さんが、
昨日メールをくださり、
素敵な掛け軸の写真を2点送ってくださったので、
ご紹介します。



千風さんは、掛け軸作成の勉強もされているのですが、
この作品は、千風さんの作品をご友人が仕立ててくださったそうです。
素材は、紙。
白い紙をフリーハンドで縦に穴を作って
そこに裏から緑の紙を貼って、詩の表現に
合わせた...とか。

カジュアルでタペストリー風。
作品が少し左にずらしてあるところがおしゃれです。




この作品は、書も表具もご本人の作。
千風さんのお弟子さんで、
80歳の生徒さんが絽の着物の端切れを
くださったので、、それで作ったそうです。

凄く落ち着いた感じで、
作品が粋な訪問着をきているようです

作品は、どんな額に入れるか、どんな軸にするかによって、
表情が変わるものです。

その表具まで自分で作ってしまうというのは、
素晴らしいことだと思います。



故 梅津先生は、岩手県一関にお住まいで、
泰然とした悠大な書風でした。
そして、誰とでもお話をしてくださる温かで謙虚なお人柄。
皆に愛される方でした。

その梅津先生の作風を基盤に持っておられる
千風さんの作品は、やはり大らかで自然体。
優しい気持ちにしてくれます。

北海道は遠いですが、
素敵なお友達ができて、
嬉しいです。

ますます千風さんのご発展を・・・
そのうち書道界にセンプウを巻き起こされることを
期待しています






 

風のように歩く

2015-11-16 17:29:32 | 日記
「重いものをみんな棄てると、風のように歩けそうです」

高村光太郎の名言です。

気持ちよい小春日和の一日

このところ、ちょっとだけ時間の余裕ができているので、
健康のため、ウォーキングを心がけています

とは言っても、大したものではなく、
港南台駅前まで、食料の買いだしに出かける程度です。




いつもは車でサッとすませてしまうのですが、
今日は往復1時間半ぐらい歩き、
6025歩でした。

一日1万歩と言いますが、
なかなか届きません。


お気に入りのスニーカーを履いて、
出かけます。



このリュックは、京都のおじいちゃんにもらったものです。



行きは、カラのリュックを私が背負うのですが、
帰りは、食料品をたくさんに詰め込んで、
背負うのは、主人の担当です。

私は、風のように歩いています。


自分が、肩に重過ぎるものを背負っていると感じた時、
それを誰かにお願いしてしまったり、
周りの方に分散することも、
時には必要かもしれません。

そうすれば、
自分は風のように動くことができ、
よい方向に向いてくれるように
思うのです。

我が家の場合、泣きをみるのは、
いつも主人なのですが・・・


万歩計

2015-11-11 20:44:20 | 書展
今日の万歩計は、10806歩。
私にとっては、展覧会めぐりをしながら、よく歩いた一日でした

友人のIさんから、お誘いをいただき、
先日お知らせした、沢村澄子さんの個展へ伺うことができました。


押上と言えば、スカイツリー。



待ち合わせ時間より少し早く着いたので、
スカイツリーの下まで行ってきました。
でも、高所恐怖症だから、絶対に登れない







東京メトロ浅草線 押上駅A2より
徒歩10分ぐらいの法性寺

2階の大広間の襖は、
ものすごい迫力の作品が・・・
絶句。。。。
口をぽかんと開けて見入ってしまいました

残念ながら、撮影NG。
お伝えできないのが、とても残念です。

お寺の他に、都バスで3つぐらい移動した吾妻橋というところに、
アサヒのスーパードライビル、通称「う○こビル」
ビルの上にう○このようなモニュメントがあるビルの下に
ギャラリー アビアントがあります。
こちらは沢村さんの小品ですが、とても味のある作品でした。


書展を拝見した後、
隅田川にかかる吾妻橋渡り、
浅草へ。
橋の近くの川岸には、
水上バスの乗り場があります。↓



銀座線に乗って上野へ移動。



東京都美術館で開催されている
「現代童画展」へ。



友人のKさんが出品されていて、
会員佳作賞を受賞されたというお知らせをいただきました。


Kさんの「あなたと私」



普段黒と白の世界だけの私には、
カラフルな絵の世界は、
とても眩く感じました。



同じ都美術館にて、
開催されている
「書燈社展」



船本芳雲先生の大きな作品が
その力の大きさを感じさせてくれました。

家へ帰って、万歩計を見たら、
1万歩越え。

今日は、ちょっとだけ「やったね」気分です