忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

美味でございまする~。

2017-04-29 22:23:56 | 書道
知人のSさんから、本日美味しいお菓子と地酒を送ってもらいました。



お菓子は、「天来最中」
長野県佐久市望月の喜月堂さんの商品。
佐久市出身の比田井天来ゆかりのお菓子です。

比田井天来は、書をやる人ならば誰でも知っている。
近代日本の書道界において、その活躍は目覚ましい。
特に古碑法帖の研究、古典臨書において
俯仰法の創案などがよく知られている。

ちょうど今、麗川会の教室で、
雁塔聖教序をやっていて、
俯仰法に苦戦しているところです




最中の皮と包み紙には、天来先生の印がデザインされています。
その印は、河井 荃廬が刻したもの。

(河井荃廬(かわい せんろ)は、近代日本の篆刻家。
中国に渡り呉昌碩に師事し、
金石学に基づく篆刻を日本に啓蒙しその発展に尽くした。)

最中のお味は、実にコクのある甘さ。
美味でございまする~

地酒は「牧水」
同じ佐久市の武重本家酒造の商品。
若山牧水にちなんでのネーミング。
牧水は、たびたび佐久市を訪れ、歌碑が残っている。



お酒はまだ飲んでいないけど、
明日あたり、一杯やりましょうか

大阪へ行きます。

2017-04-28 22:17:46 | 書展
5月2日 大阪へ行きます。

大好きな花さんの個展を拝見に
そんでもって、大阪名物 たこ焼きを食べに。
ついでに京都の実家に寄って・・・



―花空子書展―

「つれづれの書き綴り」






4月29日(土祝)30日(日)
5月2日(火)3日(水祝)4日(木祝)5日(金祝)6日(土祝)7日(日)
  9日(火)13日(土)14日(日)
オープン時間 土・日・祝は11:00~18:00 平日は12:00~18:00

会場 ギャラリー&カフェ  みずたまや
大阪市北区中崎3-2-18 地下鉄谷町線中崎駅2番出口より徒歩5分



大阪で、
たこ焼きと明石焼き、
両方食べたいな~


優しくなろうよ

2017-04-27 23:38:28 | 日記
核実験に大陸間弾道ミサイル・迎撃ミサイルと
物騒な言葉がニュースから聞こえる。

実際に核爆弾が飛んできたり、
そんなミサイルが飛び交うことになってしまったら、
この世界は、崩壊の一途を辿るでしょう。

考えるだけでも、恐ろしい。

権勢を欲し、
ライバルを蹴落とし、
私利私欲を追求する。





私の周りにも、
そんな人、いる いる

あなただけの世界ではなくて、
みんなで社会が成り立っているのです。

一人一人、優しくなろうよ



Change the world  [日本語訳付き]  エリック・クラプトン

残してくれたもの

2017-04-25 21:06:17 | 書道

安西冬衛の詩



ここ数日、北朝鮮の脅威に慄いています。
楽観視はできないのかもしれませんが、
命の奪い合いだけは、
避けてもらいたいと願うばかりです。


師匠が亡くなって、半月が経ちました。
思い出すと涙が頬を伝います。

告別式の日、棺にお花を入れる際、
悲しさが込み上げて、
抑えられず号泣でした。

これまで師匠には
たくさんのことを教わりました。

私が最も印象に残っている師匠の言葉は

「書を学ぶには、人との付き合いが大切なのだ
人と触れ合うことによって、人間磨かれて、
良い作品が書けるようになるのだ」

師匠が私に残してくれたものは、
筆でも墨でも紙でもなく、
師匠を通してご縁をいただいた人々との
ふれあいなのです。

親孝行らしきもの

2017-04-24 18:13:17 | 日記

「道元のうた」

いたづらに過ごす月日は多けれど 道を求むるときぞ少なき



2月の始めに京都の義母が
股関節の手術をしました。
手術は順調でしたが、
リハビリのため入院期間は2か月に及びました。

その間、家に一人になってしまう96歳の義父を心配して、
主人が京都の実家に泊まり込みました。
私も仕事の合間をみて、
10日に1度ぐらいの割で
家事の手伝いに通っていました。

食事は、私が作る料理ですから、
大したものではないのですが、
それでも義父は喜んで「美味しいよ」と食べてくれました。
晩酌が楽しみの義父で、
「よし、今日はゆっくり飲もう」と
私が食卓に座ると嬉しそうにお酒を振舞ってくれました。

義母も3月末には退院を果たし、
通常の生活に戻ったのですが、
高齢の両親ですから、
元気でいてくれるのが当たり前ではありません。

あちこち身体に支障を持ちながらも、
二人で支えあって生活しています。

いつもは離れている私達ですが、
もっと気配りが必要であることを痛感しました。

今後は、京都通いが頻繁になりそうです。
親孝行らしきものをしなければ・・・と。