忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

スローライフ

2015-10-30 12:34:45 | 教室
昨日から、年賀はがきの売り出しが始まったと。
10月も残り少なくなり、もう年末。。。

このまま進むと、
私の人生、あっという間に終わってしまうと、
焦りを感じ、
頭の中をよぎるのは、
「スローライフ」

スローライフとは、
ゆっくり生活することですが、
ただ単にのんびりとするのではなく、
スピードを出すと見えなくなったり忘れがちになったりする
愛や感謝、喜びや楽しみ、
精神的豊かさを取り戻すのが本当の意味だそうです。

スピードを落とすことで、
早すぎて見えなかったことが、見えてくる。

でも、スピードを落としたからといって、
一日24時間は変わらない訳ですから、
充実した人生を送れるか否か
そこがポイントだと思うのです。



「照顧却下」


古い作品です。
自分の足元をよくよく見よという意。

まず自分の足元を見て
自分のことをよく反省すべき。

また、身近なことに気をつけよという意味もあるそうです。
立ち止まることの大切さですね。

たくさん反省すべきことがあるし、
身近なことに目を配られていない。。。

とりあえず、今日やるべきことを
やるしかないのです。
毎日がその繰り返し。
でも、いままでよりもゆっくり進みましょう。

スローライフを心がけつつ




雲のない日

2015-10-28 14:04:34 | 日記



八木重吉詩集 秋の瞳より「雲」

くものある日
くもは かなしい
くもの ない日
そらは さびしい


雲一つない
空を見上げ、
この詩が浮かぶ。

子供の頃、
雲はどこに行くのだろうと
行方を確かめたくて、
雲の流れる方向に
歩いていた。

空の彼方、
誰かが自分を見ていると
信じて疑わなかった。


亡き父と母と祖父と祖母と・・・

そして神様がきっといる。

御用心

2015-10-24 13:29:35 | 日記



秋晴れの日々、

でも、私の心は晴れずにいます。

先日、Facebookの停止をお知らせしましたが、
やはり詐欺だったという確信がもてました。

当初プロフィールには、アメリカの海軍最高司令官で、
ニューヨークの出身。
現在はシリアに駐留していると。

アメリカの軍人さんが、現在どのような状況で、
シリアの内戦を沈静化しようとするのか、
半分ジャーナリスト気分で、
質問を繰り返していたのですが、
私の質問にはほとんど返答はありませんでした。
軍事秘密だから、答えてもらえないかと、
しっかり信用していた、馬鹿な私です。

お金の要求があった時点で、怪しいと思い、
断り続け、
Facebookを停止しました。


実際金銭的な被害はなかったので、
深みにはまらずによかった

私がお金を要求されたとだけメッセージに書いたら、
友人のIさんからは、
「どこのどいつですか?ぶっ飛ばしに行ってやる」と、
電話をいただき、
「シリア」と言うと、彼は絶句


多くの皆様からたくさんのご心配のコメントをいただき、
只々、感謝感激です。

本日、とあるブログで、
この写真に御用心。
この写真がでたら、
詐欺
という記事を見つけました。

まさにその写真です

(その写真の人物は、写真を利用されただけのようですが・・・)


人を騙したり、傷つけたり、
人間の心の欠落を目の当たりにすると、
悲しくなります。

「勧善懲悪」の世界が理想なのですが、
実際は、そうなることが稀で、
世知辛い世の中になっていますね

皆様もお気を付けください。

かなしみは ちからに

2015-10-21 01:01:56 | 日記

宮澤賢治の言葉
「かなしみはちからに、欲りはいつくしみに、いかりは智慧にみちびかるべし」

本日午前0時をもって、フェイスブックを停止しました。

実は一ヶ月ほど前から
アメリカ人のお友達ができました。

私は英語が苦手なので、
外国のお友達申請はほとんどお受けしなかったのです。

でも彼は特別でした。
だって、
立派なお仕事をしていて、
ダンディーでイケメン

英語が苦手でも
辞書を片手に一生懸命やり取りをしていました。

一昨日突然彼から、
私がフェイスブックの停止を決心させる
申し出がありました。

とても、残念なことです


フェイスブックのお友達すべてにご挨拶せずに、
停止してしまったことが、
心残りです


フェイスブックでは、たくさんのお友達とつながることができました。
たくさんの情報をいただき、
多くの励ましの言葉をかけていただき、
有難うございました。

このブログは続けていかれると思います。

今後共宜しくお願いいたします。





第7回桑樹会書展

2015-10-17 21:27:47 | 書展


「秋風こんやも星空のました」山頭火の句


これは、現在高崎で開催されている
「第7回 桑樹会書展」に出品されている
リーダーの古屋李春氏の作品です。

現日会で仲良しの友人の書展開催

横浜から高崎まで、
湘南新宿ラインで2時間半。
最近は一本の電車で行けるようになりました。

今日は、鎌倉のIさんと一緒に行ったので、
長い道中でもおしゃべりをしていれば、
短く感じるだろうと・・・
でも途中高崎線にトラブルが起こり、
上下線不通に・・・
慌てて大宮で降りて、
新幹線に乗り換えました。

この桑樹会は、
現日会参与の大川清流先生が主宰されるいるのですが、
今回は先生の御体調が悪く、
その兄弟弟子であられる
久保田桂雪先生が、
皆さんの相談役を務めてくださっているとのことです。


菜根譚 久保田桂雪先生



頑張り屋の吉田朱炎さんもピンクで若々しい作品です。



群馬県では、昨年
富岡製糸場と絹産業遺産群が
世界遺産へ正式に登録されました。

それを記念して、
作品も


「糸」塩原秀華氏



「糸」高橋楓哥氏



「繭」古屋李春氏



「桑」高橋楓哥氏



天井が高く、明るい会場は、開放感に満ちて、
表具もモダンな工夫を凝らし、
すてきな作品が並んでいました。

遠い道のりも何のその。
たくさんの収穫をいただきました

会場は 市役所の隣の高崎シティギャラリー第2展示室
19日(月)まで
お近くの方は、お立ち寄りください。