忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

第60回現日春季書展 本日まで

2020-02-28 10:22:22 | 書展
国立新美術館が新型コロナの感染拡大を懸念して、
本日から休館します。

よって、3月2日までの会期だった「第60回現日春季書展」も
本日までの会期となりました。

私も2日は当番で会場におりますとお知らせしていましたが、
2日は片付けと搬出作業のみとなりました。

感染リスクを顧みず、
会場にご来場くださった皆様に感謝いたします。

今回は昨年受賞をさせていただいたことで、
特別枠をいただき、120×120㎝サイズとその草稿作品の
35×35㎝の2点を出品いたしました。

腰の痛みがまだあるので、
コルセットに頼りながら、
まだ少字数しか書けません。


35×35㎝「玄妙」


120×120「玄妙」

「玄妙」とは、奥深さ、細かい所に重要な意味や趣が含まれていると言った意。

35×35は濃墨、120×120は淡墨と書き分け、
「玄」は潤筆で重厚感を「妙」は渇筆で軽快さを対比させました。

「玄」により「妙」の奥行が際立ち、
「妙」により「玄」を前に引き出すことがねらい。

言葉通りに奥深さや微妙な表現ができているのか?
まだまだ足りないところがいっぱいですが、
この作品をご覧くださった方が、
少しでも心を動かしてくだされば嬉しいです。


第60回現日春季書展 明日から

2020-02-18 21:24:45 | 書展


第60回現日書展が明日から始まります。

2月19日(水)~3月2日(月) 2月25日(火)は休館日
10:00~18:00 最終日は3:30まで

国立新美術館3階3Bにて

本日陳列を終え、私の作品大小2点は入口にあります。

2月22日(土)14:00~ 書展会場の 隣 研修室にて、研修会が行われます。
講師は宝研堂のご主人 青柳彰男氏 「硯について」ー昨今の硯事情ー
どなたでも参加できます。

お時間がありましたら、お出かけください。

私は2月26日(水」と3月2日(月)に当番で、
一日会場におりますので、お声がけください。


2020カレンダー

2020-02-09 23:58:50 | 書展
ブログの更新を一か月も怠っておりました。

そんな中でも、ご訪問いただける方がいらっしゃること、感謝いたしております。

今年に入って、相変わらず忙しく
稽古場を飛び回っています。
地域のボランティア仕事をはじめ、
今は卒業証書の揮毫に追われる日々です。

紹介が遅れましたが、
1月のの麗川会の教室で、
カレンダーづくりをしました。

2020は特別な年だから
上手に書いて
お部屋の真ん中に貼ってくださいね。

下手糞だと
トイレにしか貼れないね
なんて、冗談をいいながら、
皆さんとても熱心に作品を書かれました。

これは私のカレンダーです。


福澤諭吉のことば
「今日も生涯の一日なり」

一日一日懸命に生きれば、
実りある生涯が送れるという意味?

それとも
人生は長いから
今日一日ぐらいのんびり過ごせばいいじゃないか
そんなにアクセクしなくても、という意が?

どちらかというと
前者だと思うけど、
今の私は後者の気分です。



第27回神奈川代表書家展が
2月13日(木)~18日(火)
桜木町ゴールデンギャラリー、守玄斎ギャラリー
ギャラリーぴお
にて開催されます。

13日(木)の14:30から
私がギャラリートークをすることになっています。

人前で話をするのは苦手なので、
気が進まないのですが、
断り切れず・・・
今からプレッシャーで
落ち込み気味です。