忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

春の絵手紙講習会

2014-03-30 21:42:46 | 教室
前回のブログをご覧くださった方から、
多くのメールをいただき、有難うございました。

皆様のお気持ちに感謝いたします


さて、この数日の暖かさで、桜の花が一気に開花。
大岡川の桜が、素敵に咲いていました。

本日は、風が強く、時折激しい雨。
そんな中、南太田の教室で午前中、麗川会主催 絵手紙講習会を実施しました。



一週間前の23日に杉田の教室でも同じ内容で実施しました。



今回のテーマは「春の童謡を書く」
沙於里先生に春らしく可愛い絵を教えていただきました。

今回で5回目になる絵手紙講習会ですが、
毎回参加されている方は、流石に慣れてこられたようで、
なかなかの腕前です。

本日と23日の講習会参加者の作品を
一気にご紹介させていただきます。

          

          

          

          

          

          

          

          



初参加の方も本日は5名お越しくださり、
楽しんでいただけたようです。

次回は11月に年賀状の予定です。
皆様是非ご参加ください。

母にお花を手向けて

2014-03-28 18:28:59 | 日記
しばらくぶりのブログ更新です。


3月15日の明け方、母が天国へ旅立ちました。

7年ぐらい前から、進行性核状性麻痺という難病におかされ、
徐々に足も手も動かなくなりました。

最後は食べ物を飲み込むことができなくなり、
病気に苦しめられた最期でした。

しかし、皆様から多くの励ましをいただき、
頑張り抜いた闘病生活でした。

故人の意志により家族で葬儀を行ました。
誠に勝手ながらお香典などはご辞退させていただきますので、
ご心配いただかないよう、お願いします



本日は、お天気に恵まれ、母が好きだった鎌倉と大船のフラワーセンターに
麗川会の教室の皆様とお花見に出かけました

残念ながら、鎌倉の段葛の桜は、まだ咲いていなかったので、
小町通りを散策。
ものすごい人が出ていました。




子供の頃、母に連れられてよく来た大船のフラワーセンター。






菜の花、桜、チューリップ、木蓮、パンジーなどなどたくさんの花が咲き誇り、
春の到来を感じさせてくれました

この素敵な花々の写真を、母の霊前に供えたいと思います。







         




















松井如流先生 書・学一如の生涯

2014-03-14 12:20:34 | 言葉
年度末、そして春休み。
少しだけ時間の余裕ができるようになりました。

こんな時は、気が緩むのか、
いつも風邪をひきます。

案の定
今週は、鼻水が止まらず、やや熱っぽかったので、
静養に努めていました。

いつも私を気遣ってくださるAさんが、
お見舞いに「松井如流 書・学一如の生涯」という
分厚い本を貸してくださいました。

     

凄い本です。
松井如流先生のお考えや言葉がたくさん掲載されています。
表紙の「郁」という文字は本名「郁次郎」から落款に使用されている作品があります。

2010年に行われた松井如流先生の生誕110年の記念書展に作られた本のようです。

私は、その書展に伺えなかったので、先生の代表作しか知らなかったのですが、
魂のこもった作品の数々と
心の奥底に響く、先生の言葉は、
今の時代の私たちへ、
残された遺産です。



その本に載っていた、
先生のことばを皆様にご紹介します。


「書のように鍛錬をつんで出来あがる芸術にあって、先ず第一に師の指導によって書の根本精神なり書法の原理を十分会得すべきものである。そうしている内に次第に師法を脱して自己の理念を確立させて自己の風が出来上がるものなのである。
かように、師風に似ることが最初の道ではあるが、終局の道ではない。どこまでも、自分の工夫を加えて、常に新しい自己を発見、創造につとめてこそ芸術といわれるのである。
個我に徹してそこに新が流動してゆくのである。しかし、個性を発揮しようとつとめることの余り、自己満足、自己陶酔に陥っていい加減の所に安住したり、妥協したりすることは厳に戒むべきことである。」


「思えば、書の道は難しい。書には常に心と形とある。形を得ても心がこれに伴わぬことがあり、その反対に心があって形がそれについてゆけぬということもある。
また形を支える点や線の働きが、本当に生きているか、どうか、いつも悩みぬくのである。
かりに古い形を得たとしても、その表現が古代のそれではなく、現代に生き得るものでなくてはならない。
そのように現代に生きる表現とはなにか。たんなる装飾性に富む派手な表現だけに終始し、心がそこにないならば、書の価値はどうなるのであろうか。
いろいろの場にあって、いつも書の原点に立って考えようとするのだが、そうした苦悩と懐疑とを持ち続けながら、少しでも心と形と一致した境地へと近づきたいものと念願しつつ、歩み来たった私の道をかえりみるのである。」



生涯を「心形一致」の書の追求に捧げられ、脳血栓で右半身付随になられても、不自由な右手で書き続けられたとのことです。

その偉大な足跡を、現代に書を志す我々は模範としなければと思います。



鎌倉お花見ツアー

2014-03-12 00:06:38 | 教室
麗川会の方々へお知らせです。

桜の開花が待たれるこの頃、麗川会の親睦会を兼ねて、
鎌倉へお花見ツアーを企画しました。
是非ご参加いただけますよう、お願いいたします。


詳細は20日または22日のお稽古で、お知らせプリントを配布しますが、
このブログをご覧くださった麗川会会員の方は、
他の会員の方へ早くお知らせくださいますよう、
お願いします。


期日 3月28日(金) 阪東橋からまたは上大岡からマイクロバス乗車

コース予定
 鎌倉由比ガ浜 中谷翠泉先生個展見学とカフェにて軽食
 徒歩にて段葛(または小町通り)を通り、八幡宮へ 
 神奈川県立フラワーセンター大船植物園見学
 田谷 九っ井にて食事(そば・うどん)




雨天決行ですが、コースを変更する場合があります

お食事 2回もあります。
花より団子の方も、是非ご参加ください


 

3・11はまだ終わってはいない。

2014-03-11 15:07:15 | 言葉
あの日から、3年。

東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福を祈ります。

まだまだ復興は十分ではなく、苦しく、悲しい思いをされておられる方も多いと思います。
大切なご家族を亡くされ、心の傷が癒えない方もいらっしゃるでしょう。

自然災害は、いつどこで起きるかわかりません。
被害の少なかった我々も、他人事ではなく、東北の皆様のためにお祈りします。

3・11はまだ終わったわけではありません。

原発だって・・・あれだけの事故を起こしながら、再稼働してよいものでしようか?


全てを飲み込んでいった、あの大津波の恐怖を。
日本という国が壊れてしまったような原発の惨劇を。
忘れません。

あの苦難に立ち向かい、
乗り越える努力をされている皆さんのことを
決して忘れません。

697 UNKNOWN HEROES - 知られざる英雄たち - 東日本大震災の復興に(+ 再生リスト)




この曲は、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソングですが、
とても勇気づけられる曲です。

We Are The World HD / HQ