前回に引き続き、第58回現日書展出品作です。
昨年より現日書展では、「臨書部」というのができて、
創作作品と臨書作品をそれぞれ出品できるようになりました。
臨書は自身の書の基盤となるものですから、
常々鍛錬をしなければならないものですが、
普段の不勉強が顕わになってしまう・・・
と、恐る恐る出品しております。
智永の真草千字文は、楷書が千字、草書が千字
併せて二千字です。
以前、書いたことがあるので、
ちょっと練習すれば書けるだろうと思ったのですが、
そう甘くはありませんでした。
以前よりは体力が落ち、集中力が足りなく、
原寸で書いているのに、大きくなったり小さくなったり、
一貫性がなく・・・
苦心の末の作品です。
出来はイマイチ。
若い頃のほうが、もっと上手かったような気がする。
やっぱり老化が始まっていますわ
昨年より現日書展では、「臨書部」というのができて、
創作作品と臨書作品をそれぞれ出品できるようになりました。
臨書は自身の書の基盤となるものですから、
常々鍛錬をしなければならないものですが、
普段の不勉強が顕わになってしまう・・・
と、恐る恐る出品しております。
智永の真草千字文は、楷書が千字、草書が千字
併せて二千字です。
以前、書いたことがあるので、
ちょっと練習すれば書けるだろうと思ったのですが、
そう甘くはありませんでした。
以前よりは体力が落ち、集中力が足りなく、
原寸で書いているのに、大きくなったり小さくなったり、
一貫性がなく・・・
苦心の末の作品です。
出来はイマイチ。
若い頃のほうが、もっと上手かったような気がする。
やっぱり老化が始まっていますわ
参考になるでしょうか?
これは3年前に書いた作品ですが、原寸臨書の場合、私は原帖にできるだけ忠実に書くようにしています。
文字の大きさや位置を揃えると、智永の作品の雰囲気が損なわれるように思うからです。
作品を制作する場合、臨書でもある程度のアレンジは許されるので、新美様が文字の大きさや位置を揃えた方がよいと判断されるならば、そうされても良いとおもいます。作品はこうでなければならないという規定はありません。
ただ、楷書や隷書は文字の一貫性を出すために大きさや位置を揃えたりする半面、行書や草書は文字の大小があり、位置がずれてきますね。
ですから、千字文もずれがあって当然と私は思います。
来年は続きを書かれるのですね。
ご健闘をお祈りしています。
私も、今年の展覧会で「智永の真草千字文」に挑戦しました。紙の大きさに制約があり、全臨はできず、今年と来年と2年かけて書きあげることを目標にしています。
ですので、今年は前半部(500字分)を楷書と草書と並べて書きました。
二つの書体を並べた時、元のお手本(天来書院から出ている真蹟真草千字文 小川本)では、
草書がやや大きく書かれているので、
大きさを整えながら書くのに苦心しました。
また、今年は、筆運びを優先し、草書の文字と隣りの楷書の文字とぴったり横にそろうようには配慮しなかったのですが、作品化する上ではやはり揃えるようにした方が良いでしょうか?
コメントで、質問するのは失礼かとは思いましたが、
同じように臨書されている方にご意見いただけると励みになるので、お尋ねした次第です。
失礼どうかお許しください。🙇♀️