忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

2016書TEN―糧―作品紹介①

2016-11-25 21:35:47 | 書展
「書TEN」が終了し、
日常の生活に戻りました。
気が抜けて、風邪をひいたのか、
鼻をグスグスしています

これから数回、
このブログは「書TEN」の作品紹介をば・・・
お付き合いくださいませ。

FBでは、すでに観覧いただいた方から
作品のご紹介や感想をいただき、
本当に有難うございました。




この「書TEN」
発起人である
中谷翠泉氏の作品


甲骨文字による「森」

白い空間が実に見事です。





「現存と不在Ⅱ」

黒と白 そしてグレー
この作品は、どうやって作るのか?
とのお問合せが多いのですが、
それは、企業秘密・・・
メンバーは教えてもらったのですが





今回のDMとポスターのロゴ「TEN」は、
中谷氏が書かれたもの。
皆様から好評をいただきました。

2016書TEN 終了

2016-11-24 23:22:18 | 書展
本日、雪が積もった横浜。
雪かきをするほどではなかったけれど、屋根や車は真っ白になりました。

昨日で終了した「2016書TEN―糧―」
大勢のお客様にご来場をいただき、
誠に有難うございました
ご遠方からもお出かけいただき、
とても嬉しかったです。

皆様からいただいた多く励ましのお言葉を
「糧」に今後も頑張りたいと思います。



写真は「書TEN」代表の木原光威氏の「駑馬」
大阪から来てくださったJ子さんは、
「こんなスゴイ作品が書けて腹立つわぁ」と。





心満たされる

2016-11-17 21:59:34 | 言葉
秋晴れの清々しい一日。
今日は、朝から東京へ書展めぐりに。

まず、早稲田大学大隈記念タワー10階125記念室で開催中の
渡部大語先生の「ごちゃまぜごはん的書道展」



とても風変わりなネーミングの書展ですが、
30年以上勤務された早稲田大学を退職される
記念書展です。

引き出しの多い渡部先生だからこそできる、
盛りだくさんの作品が並んでいました。
私が申し上げるのは僭越ですが
気取りなく淡々と、そして熱い気持ちがひしひしと伝わり
観覧者に感動を与える書展です。

今日は先生にお話を伺うことができ、
墨や筆や印について、そしてご家族のお話し、
先生のご近況など・・・

すでに作品は、FaceBookなどで紹介されていますが、
実際に拝見し、この感動が得られ、
よかったと思いました。

以下、私がお気に入りの作品です。











これは、ほんの一部です。
23日(水)までです。是非ご覧ください。
20日(日)は休館

余談ですが、
20日からはじまる「2016書TEN」の池袋は
メトロ東西線早稲田から一駅 高田馬場でJR山手線に乗り換えれば
15分ほどです。
ついでにお立ちよりください。




早稲田を後にして、
銀座の大東文化大学書道卒業生の会書展へ。
同窓でありながら、多種多様な書風の力作が、
広い銀座画廊7階全室に所狭しと展示されていました。





有名な書家も多くおられ
さすが大東文化大学の書道・・・皆さんの力が結集されて、
高いレベルの書展です。

知人の斎藤正夫氏の作品



知人の國枝氏の作品



この書展は20日(日)までです。





その後、新日本橋 小津和紙博物舗ギャラリーでの
「香書会展」
友人の今井香子さんが主宰される会です。

初心者ばかりですと謙遜されていましたが、
温かく楽しい書展です。

今井さんの作品3点です。









3つ展覧会を周り、家にたどり着いたのは、暗くなっていました。
少し疲れはありますが、
私の心が満たされ、
有益な一日でした

お断りなく、ブログに写真を掲載いたしました。
不都合がございましたら、ご一報いただけますよう、
お願いいたします。











一文字年賀状

2016-11-14 12:34:51 | 教室
今年の年賀状はどんなのにしよう?
と、思い悩む時期となりました。

既製の活字ばかりの年賀状では味気ない。
手書きこそ、相手に思いが伝わる。

でも、時間はかかるし、手間もかかる。

そこで、今年は「一文字年賀状」の提案です。



今月、麗川会書道教室では、
この年賀状に取り組んでいます。



11月27日(日)午前10時~12時 京浜急行上大岡駅下車
駅に直結の港南区民文化センターひまわりの郷会議室にて

同じく11月27日(日)午後3時~5時 JR新杉田下車
駅前の磯子区民文化センター杉田劇場会議室にて

一文字年賀状の講習会を開催します。

参加者を若干名募集しますので、
ご希望の方は、このブログのメッセージでご連絡ください。
非公開でメッセージを受け取ることができます。


良寛のうた

2016-11-08 17:55:27 | 言葉

良寛のうた


世の中にまじらぬとにはあらねどもひとり遊びぞ我はまされる


人生は人間関係によって作られる。
周囲の人々との触れ合い。

時には、嬉しい、楽しい、幸せと思い、
時には、悲しい、辛い、
面倒だ、憎たらしい、と思ったりもする。

良寛さんは
「人と交わらないわけではないが、
どちらかというと、一人で過ごしたほうがよい。」
と詠われる。
人と交わらないようにすれば、
穏やかで平穏な人生を得られるかもしれない。

でも、それはやっぱり寂しいんだ。

周りの人々のおかげで、生かされていると思うから・・・