忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

2017書TEN―扉― あと二日

2017-10-23 00:47:22 | 書展




会期中に台風、
そして雨続き。

お天気には恵まれなかったけれど、
「2017書TEN―扉―」は、
ご来場の皆様に好評をいただいています。

会期が残り2日となりました。

私は、今朝横浜を経って、
再度新潟へ向かいます。


2017書TEN―扉― 開催中です。

2017-10-20 21:38:27 | 書展


「2017書TEN―扉―」は、
毎日、雨模様ですが、
新潟市中央区西堀前通1番
裁判所前の
「蔵織」にて24日(火)まで
開催しています。



100年を超える古民家の
和室と蔵にマッチした、
展示ができました。





お時間がありましたら、
是非お出かけください。


近隣には、
「古町」といって
新潟の繁華街があります。

その一角に
会津八一生誕の地と記された
石碑が建っています。





会津八一は新潟出身の
有名な歌人であり、美術史家・そして書家ですが、
早稲田大学で教鞭をとったころ書かれた
学生たちへの指針「学規」があります。

一ふかくこの生を愛すべし
一かへりみて己を知るべし
一学芸を以て性を養うべし
一日々新面目あるべし

「新面目」とは、
これまでと同じレベルにとどまらず、
日々、成長し続けよ、ということです。


この「学規」は、
若い学生たちばかりでなく、
忙しい毎日に流され、
同じことの繰り返しで満足している
我々にも規範となるものです。

「書TEN」にとって
今回の書展は、
普通の展覧会場とは違った場所で
これまでとは違った質の展示ができ、
「新面目」の書展であったと思います。

第6回書を楽しむ麗川会展 終了

2017-10-17 19:56:45 | 書展
本日、無事に第6回麗川会展が終了しました


甲骨文字「楽」


毎日雨続きのお天気にもかかわらず、

会期4日で約400名のお客様をお迎えすることができ、
出品者一同、感激いたしています。

ご来場くださった皆様、
誠に有難うございました


今日は午後3時半に終了し、
片付けをしたあと、
メンバー達と次回展も
元気で頑張ろうと誓い合いました。


「無量寿」



今後もご支援いただけますよう、
お願いいたします。


第6回 書を楽しむ麗川会 明日まで

2017-10-16 22:03:56 | 書展
連日の雨模様。
その雨にもかかわらず、
「第6回 書を楽しむ麗川会」は、
賑わっています。

レインコートに長靴をはいて、遠方より来てくださる方、
足が悪いのでタクシーに乗って来られる方、
ご家族の車で送っていただく方もいらしたりで、
有難いことです。

またまだ未熟な作品ばかりですが、
皆様より励ましのお言葉をいただき、
メンバー一同、感謝の気持ちでいっぱいです。

明日は最終日
3時30分までです。

今回の企画
出品者のハガキ作品



ダンボールの額に入れました。


私のハガキ作品5点




会場展示風景










第6回 書を楽しむ麗川会展 初日

2017-10-14 21:32:12 | 書展
小雨降る生憎のお天気にもかかわらず、
大勢の来場者をお迎えして、
「第6回書を楽しむ麗川会展」が
スタートしました。





出品者30名の小さな書展ですが、
毎回作品のレベルが上がっているとの
お声をいただき、嬉しい限りです。

麗川会メンバーとは、
10年、20年、30年、40年と
長いお付き合いをさせていただいている方が多く、
そのメンバーと2年に一度、
こうして書展を開催しています。

そしてメンバーとの繋がりで、
観に来てくださる大勢の方々とも、
ご縁をいただき、只々感謝です。






前回の第5回展で、力作を発表されたSさんが、
昨年春、脳梗塞で倒れられ、
この1年半 リハビリに励まれていました。

その彼に今回の書展の開催をお知らせしたところ、
奥さんと妹さんを伴われて、
本日観に来てくださいました。

足にギブスをはめて、杖をつき、
不自由な身体でも一生懸命歩いて
会場を回られ、一点一点熱心に観てくださいました。

久しぶりに会った彼、
書展に来るには、
勇気を振り絞ってくれたに違いありません。

奥様が彼のサポートをされる姿が、
とても感動的で・・・

お稽古場で一緒だったメンバーがそれぞれに
彼に励ましの言葉を贈っていました。

そんな様子を見て、私は熱いものが込み上げてきました。

右手は動かない様子でしたが、
左手でも書道をもう一度やりたいと・・・

お稽古場に通える体力がついたら、
絶対戻ってくると、
彼は固い約束をして
くれました。

こうした人と人との繋がりをいただけること、
私にとっては、何よりも嬉しい出来事です。