湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

十七才のこの胸に

2016年05月06日 | 詩歌・歳時記
"西郷輝彦 十七才のこの胸に" を YouTube で見る


この歌を聴いた時から、僕の人生は始まったと言っても、過言ではないだろう。清流で虹鱒を狙う15才。
絵画から文学へと獲物が変わった時期でもある。そして、後追いで聴いた「君だけを」で、ボクは完璧にノックダウンだった。
  雲ましろ伊吹の峰に五月かな

西郷さんを目指し、追い越せ、という人生が始まったのである。
ボクのあこがれ、TERUはいつも一歩前にいた。それを追いかける日々。
むぅー、抜くのは無理だよ。
持って生まれた才能が違う。それは認めるさ。ただ、短歌、俳句の世界ではボクがあきらかに上だ。

西郷さん、死ぬ前に1度だけでもお逢いしたいものです。

たそがれは君の匂い

2016年05月05日 | 詩歌・歳時記
"たそがれは君の匂い" を YouTube で見る

五月、爽やかなこの国の最高の季節の黄昏時である。
思わず口ずさむ ♪「たそがれは君の匂い」。西郷輝彦を愛し続けてきた
僕にとっては、夕暮れ時の定番の1曲でありまする。
  かげろうの舞ふ夕空や水のいろ
そして、生涯かけて愛した湖北の君の、そのひとの誕生日が五月なのである。
  山里へ嫁ぎしひとの
  しあわせを
  見守りたまへ湖北やまなみ
♪日暮れの風が、、、と歌う西郷さんの声が滲みまする。むかしはうつ向いてパソコンに文字を打ち込んでいたので、キーボードは涙でどぼどぼでした。
  たそがれに五月のきみの風よ吹  く
今は顔と平行にスマホを操作しているので、そんな心配も無用ですが。

この五月の一月間というものを、自分の青春を愛し、大切に念じながら過ごそうとこそ思います。
  君よ咲け五月の湖のかがやきに