今回のルート(木更津~内房線~南三原(ローズマリー公園)~太海(仁右衛門島)~千葉~横須賀線快速)
まずは木更津で下車。お富さんの愛人の切られ与三郎の墓は東金にもあったがここ木更津にもある。こうもり安の墓もある。どっちが本物か真贋は不明。木更津駅前はすっかりさびれ日曜の昼間だというのに大通りも与三郎通りも人通りは少ない

駅から歩いて木更津港へ。11時開店の「行き活き亭」は既にマイカー組が並んでいたが、それでも店内が広いので、あまり待たずに入れた。ここの店は、ケースに入った新鮮魚介類を自分で選んで精算し、テーブルのガスコンロで焼きながら食べる仕組み。もちろんお勧め定食もある。まずは地元で取れたアサリに似た貝と・・・をチョイス。メインはここの名物で本日のお目当てのエビとアナゴの天重。焼いた貝の香ばしさと冷たいビールが実に旨い。周りの人たちには大アサリやエビやホタテなどが定番人気番。しかし、ここは何といってもエビ2匹と大きなアナゴなどが重箱からはみ出している天重が外せない。大きいだけでなく旨い!これで1260円。また来たい店だ。


内房線は本数が少ない。木更津12時43分発の内房線で約1時間40分で、「道の駅」ローズマリー公園には一番近い南三原駅へ。一番暑い盛りだ。人気のない田んぼ道を海側へひたすら歩いて約30分で、シェークスピアガーデンと道路を挟んで道の駅があり、シェークスピアガーデン(有料)と庭続きで町営のローズマリー公園が同じ敷地内にある。ここも家族連れなど大勢のマイカーでいっぱいだ。地元農家のおばさん手作りの夏みかんジュースで喉を潤した後、真っ赤なサルビアとローズマリーの立派な英国風庭園の休憩デッキでで冷たいソフトで一休み。この辺一帯は昔田んぼに地下水を汲み上げたという大きな風車があちこちに点在しちょっと変わった風景。再び歩いて南三原駅へ。道がわかっているからか来たときよりも近くに感じる。



次は再び内房線で太海へ。電車が遅れたので少し待ち時間に余裕があったが、それでも1時間に一本のため乗り遅れたら大変だ。お目当ての仁右衛門島は個人所有の島で駅から歩いて20分。手漕ぎの渡し船で5分で島を往復できる。乗船料1350円。夕方5時過ぎのためか船着場は地元の人が2.3人で釣りをしているだけで観光客はいない。島はすぐ目の前にあり、とてもお金払ってまで渡る気はしない。平家に追われた義経が隠れたという洞穴伝説も眉唾か?
夕食時で腹が減ったが近くにコンビニがなく、途中駅で弁当など売ってる駅もないので真っ直ぐ千葉まで戻り、千葉駅で軽い食事を買って21時01分発の横須賀線へ。
