大三島ICで降り 国道317号線・県道21号線を通り
「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」 さんへ お参りに行きました
私のPCでは ↑この文字が変換されないので 申し訳ありませんが便宜的に「大山積神社」と表します
大山積神は イザナギノミコトとイザナミノミコトの子どもであり 海と山、また戦の神様と言われています
境内に 弥生時代の宝物や祭祀遺跡があるらしく かなり古い時代からある神社と思われます
狛犬さんたちは ちょっと外国のかおりがしそうなデザイン
↑ 建物は688年ぶりに再建された総門だそうです
言い伝えによると 樹齢は2600年の楠(くすのき)
大山積神の子孫の小千命(おちのみこと:神社の創始者:歴代の宮司を務める越智氏の祖先)の御手植です
この木の周りを 息を止めて3周すると願い事が叶うとのこと(無理でしょ・・・)
また、一緒に写真を撮ると長寿になると信仰を集めています (みんな 写真撮る!撮る!!)
他にも天然記念物に指定されている楠が38本も境内にあります
境内には楠群もありますが 大きな木があるにも関わらず 暗さは全くなく 爽やかでスッキリした空気です
注連縄をくぐると 拝殿です 拝殿の屋根は切妻造檜皮葺
手前の神門は 江戸時代ノ寛文元年(1661年)に松山藩主松平定長が寄進したものです
日本国土の守り神!
拝殿の向こう側に本殿
大山積神社は 「一人角力(ひとりすもう)」という神事があります (無形民俗文化財)
春:御田植祭 秋:抜穂祭に 行われている 「稲の精霊」と「一力山(人間)」による三本勝負です
稲の精霊が勝つことによって、春には豊作が約束され、秋には収穫を感謝するという神事だそうで
相撲を含めた「力くらべ」という意味がある「角力」の文字を用いることで
いわゆる国技の相撲と違う「神様との力比べ」を表しています
長女が御朱印を受けています
境内の国宝館などには 甲冑や国宝・重要文化財指定品の多くが大山積神社に納められています
三島水軍からの奉納品に寄るもので 一般開放で見ることが出来ます
珍しい女性用の甲冑もあるそうです (元所有者:鶴姫)
白衣の装束と赤いタスキ・手甲脚絆に 身を包んだ女の子が 早乙女と呼ばれます
毎年春に 島内の集落から選ばれた早乙女が、田男に先導されて斎田に入り 御田植えをします
後頭部には 何故か 紅白の和紙で作られた折り熨斗を付けています
御利益ありそうな
マムシかヤマカガシか・・・? 草むらは危ないよ~ うっかり踏んじゃうから
ゆっくりお参りして 気持ちも暖かくなったので また しまなみ海道を走りますっ!