手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

初!四国⑭おおやまづみじんじゃなのだ~

2013年11月25日 | 旅行

大三島ICで降り 国道317号線・県道21号線を通り 

大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」 さんへ お参りに行きました

私のPCでは ↑この文字が変換されないので 申し訳ありませんが便宜的に「大山積神社」と表します 

大山積神は イザナギノミコトとイザナミノミコトの子どもであり 海と山、また戦の神様と言われています 

境内に 弥生時代の宝物や祭祀遺跡があるらしく かなり古い時代からある神社と思われます

狛犬さんたちは ちょっと外国のかおりがしそうなデザイン  

↑ 建物は688年ぶりに再建された総門だそうです

言い伝えによると 樹齢は2600年の楠(くすのき)

大山積神の子孫の小千命(おちのみこと:神社の創始者:歴代の宮司を務める越智氏の祖先)の御手植です

この木の周りを 息を止めて3周すると願い事が叶うとのこと(無理でしょ・・・)

また、一緒に写真を撮ると長寿になると信仰を集めています (みんな 写真撮る!撮る!!)

他にも天然記念物に指定されている楠が38本も境内にあります

境内には楠群もありますが 大きな木があるにも関わらず 暗さは全くなく 爽やかでスッキリした空気です

注連縄をくぐると  拝殿です  拝殿の屋根は切妻造檜皮葺

手前の神門は 江戸時代ノ寛文元年(1661年)に松山藩主松平定長が寄進したものです 

 日本国土の守り神!

 拝殿の向こう側に本殿

大山積神社は 「一人角力(ひとりすもう)」という神事があります (無形民俗文化財)

春:御田植祭 秋:抜穂祭に 行われている 「稲の精霊」と「一力山(人間)」による三本勝負です

稲の精霊が勝つことによって、春には豊作が約束され、秋には収穫を感謝するという神事だそうで

相撲を含めた「力くらべ」という意味がある「角力」の文字を用いることで

いわゆる国技の相撲と違う「神様との力比べ」を表しています

 長女が御朱印を受けています

境内の国宝館などには 甲冑や国宝・重要文化財指定品の多くが大山積神社に納められています

三島水軍からの奉納品に寄るもので 一般開放で見ることが出来ます

珍しい女性用の甲冑もあるそうです (元所有者:鶴姫)

白衣の装束と赤いタスキ・手甲脚絆に 身を包んだ女の子が 早乙女と呼ばれます

毎年春に 島内の集落から選ばれた早乙女が、田男に先導されて斎田に入り 御田植えをします

後頭部には 何故か 紅白の和紙で作られた折り熨斗を付けています 

 御利益ありそうな 

マムシかヤマカガシか・・・? 草むらは危ないよ~ うっかり踏んじゃうから

 

ゆっくりお参りして 気持ちも暖かくなったので また しまなみ海道を走りますっ!