浜松市での「まち×もり=∞」シンポジウムは、500名のホールが満席となる大盛況であった。
森側の住民だけでなく、街の住民も多く、山村と一体となった新浜松市の新たな一歩を記したのではないだろうか。
小説家・三浦しをんさんと速見さんのトークセッションでは、三ケ日みかんジュースで乾杯したり、くつろいだ雰囲気で楽しい語りとなった。
三浦さんの「神去なあなあ日常」という小説を事前に読んだ。何 . . . 本文を読む
写真:シンポジウム会場「壬生ホール」:内装は板張り、500人の収容
浜松市・林野庁の委託で、浜松市の林業及び山村と活性化に係る仕事をしています。
その一環で、次のシンポジウムを開催します。ぜひ、足をお運びください。
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まち・もりシンポ「都市×森林=∞」
平成22年3月6日(土) 午後1時30分から午後4時30分まで . . . 本文を読む
山村マーケティングと山村コーディネイターをテーマにした研修を開催します。
研修の企画、テキスト作成、講師(概説)を担当しています。
定員まで少し余裕があります。是非、ご参加ください!
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「山村再生」全国研修会プログラム
第1部 山村マーケティング研修 2月25日(木)13:30~16:30
1.第1部開会 (13:30)
開会挨拶 . . . 本文を読む
浜松で森林・林業・山村の活性化にかかる調査の仕事をしている。
28日には、調査の一環として実施するシンポジウム会場(天竜壬生ホール)を視察し、市の担当者と打ち合わせ。
29日は、委員会と現地視察。夜は高校の同級生の議員さんで、市民活動やコミュニティ科活動に熱心な鈴木さんの新年パーティに参加。
今日30日は、これからブラジル人の求職者を対象に、林業への就職ニーズに関するグループインタビューを実 . . . 本文を読む
写真:民宿「赤かぶ」からみた朝の景色
山村再生総合対策事業の一環で、岐阜県内の採択先2件を訪問した。
最初に訪れたのは、恵那市の「軽トラックと地域通貨による林業」。ここは、間伐材を1.5m程度に切り、人の手と簡易なキットで搬出し、軽トラックで運び、チップにして、エネルギー利用するというシステムを導入していた。
林家は、ストックヤードまで、軽トラックで木材を運ぶと、「モリ券」がもらえ、地域 . . . 本文を読む
写真:製紙会社にあるボイラーの上からみた大井川
多摩の森林ビジネス研究会の視察に参加した。静岡県島田市にあるTパルプの工場の視察だ。
Tパルプは、段ボールや産業用の特殊紙の製造に特化した製紙会社だ。原材料は針葉樹のチップと古紙である。
紙の原料というと広葉樹だと思いがちだが、それは白い情報紙用で、段ボール等は針葉樹を材料にする。
針葉樹であれば、スギでもヒノキでもなんでもいい。工場の敷地 . . . 本文を読む
■山村再生センター
林野庁が本年度から予算化した山村再生センターが、いよいよ立ち上がった。私は、同センターの関係者による第1回山村きぎょう会議に出かけた。会場は東京農業大学、参加者は50名ほど。
同センターは、地球温暖化防止、教育、健康づくりに係る森林・山村のもつ働きと企業のマッチングを支援する。
例えば、森林整備による森林の二酸化炭素の吸収、森林バイオマスの利用による化石燃料の代替(二酸化 . . . 本文を読む
福岡で開催された山村再生事業のセミナーに、講師として出向いた。
参加者は、これから補助事業に応募しようという方々だから、熱心な雰囲気だった。
事例紹介をされた長野県信濃町の朝原さんの話は、信濃町が森林セラピーの町として成功している様子を伝えてくれた。彼の地域営業マンぶりは素晴らしい。
福岡の肴とラーメンを満喫した翌日、八女市と黒木町をたずねた。
八女市では、昨年度の山村再生事業に採択され、学 . . . 本文を読む
写真:あきる野で見たハナミズキ
今年も山村再生事業の企画委員を拝命した。第1回目の委員会が開催された。
私が森林や林業、山村というテーマに関わりだしたのは、
トヨタ自動車の「トヨタの森」計画の一環として、設置された「杜の会」
という研究会の事務局をやってからだ。
以降、兵庫県の「森のゼロエミッション倶楽部」という活動に関心を持ち、
会員になったり、東京都の仕事で、多摩地域の森林新ビジネスの . . . 本文を読む
写真:根羽村の大スギ
三遠南信地域を巡る機会を得た。
■浜松の夜
まずは浜松。市内の山村と街を、二酸化炭素の排出量取引で結ぶ仕組みの提案でたずねる。同様の取り組みは、現在、静岡市で検討がなされている。多くの山間部と合併した浜松市においては、とりわけ山間部と旧浜松市との関係づくりが求められる。関係づくりのツールとして、排出量取引あるいはカーボン・オフセットの仕組みが有効である。
浜松の夜 . . . 本文を読む
数年前に森林セラピーを体験した。岐阜県が実験的に実施していたもので、本格的なものとはいえないかも知れないが、効果を実感できた。
コースは、道の駅のようなところから、滝のあるところまで往復するもので、片道1時間くらいだっただろうか。
途中にカツラの木があった。秋深い頃で、落ち葉から木の葉の香りがたつ。かなり遠くからでも、それとわかる香りだ。
滝も小ぶりでよかった。この実験では、体験前後 . . . 本文を読む
トヨタ自動車の環境フォーラムに行ってきた。その一部を記しておく。
洞爺湖サミットを前にして、トヨタ自動車が環境・エネルギー問題にどのように取り組むのか、その全体像をメディアに提示した。
やはり大きな問題は、地球温暖化もそうだが、後30年以内、石油が今のままでは使えなくなるということだ。
その時代に対応する技術は、短期的には、小型軽量化等によるさらなる燃費向上、ハイブリッドカー(プ . . . 本文を読む
1.春野町の資源は、例えば次のように豊富だ。
・「すみれの花咲く頃」を作詞した白井鉄蔵氏の出身地であり、宝塚との交流があった。記念館もある。
・そもそもすみれが多い。すみれ祭りがあるなど、地域の園芸文化にも注目。
・王子製紙があった、木材パルプ発祥の地であること。
・世界一のお茶(コンクールで受賞)をはじめ、集落ごとに有機のお茶など、工夫されたお茶があること。
・火の神様である秋葉山とそ . . . 本文を読む
春野町の名前は、町南部に位置する春埜山大光寺にあやかったものである。その由来として、当時の資料には、「春は万物みな躍動する季節であり、生きものことごとく年々新しい清涼な空気を吸い、心身ともに冬の眠りを破って、大地に一歩をしるす。雄大な雄叫びを象徴、野には一木一草すこやかに、しかもなごやかな成長への息吹を感じる自然的楽園を意味する。」という一文が記されている。
今も春野町は、その名前に恥じない . . . 本文を読む
水窪では、元議員でラーメン屋さんの富永さんと、元教師で、キャンプ場「マロニエの里」の指定管理者となっているNPOの袴田さんにお会いした。
登山が好きで、水窪を訪れた夫婦が、還暦を越えて、移住し、始めた定食屋さんで、200円のラーメンで腹ごしらえ。鈴木議員は、300円の日替わり定食を注文した。
富永さんと袴田さんの構想は、廃校になった西浦小学校を利用し、森の学校という体験教室を立ち上げること。す . . . 本文を読む