天体ショー

きのうの
ブログで　既報のように

きのう
１２月８日は
お釈迦さまが　お悟りを　ひらかれた日

お釈迦さまは
禅定に入られて　七日間を経て　１２月８日　
明けの明星を見て　悟られた　と　伝えられています


その　
明け方の空で

一昨日の朝から　今朝にかけて

月の　位置が
日ごとに　地平線に　近づきながら
金星　火星　さらに　木星と　空に並ぶという　天体ショーが　ありました

７日は　
月が　火星と　金星の　間に
（月が　明るすぎて　火星が　撮れませんでした）

　　　

８日は
月は　金星の　直下に
（月の　　すぐ右上　雲の中です）

　　　

そして　今朝は
細い月 が　さらに　地平線に　近づいて

　　　

そこから　
ほぼ　等間隔に　　　　
金星　火星　木星が　中天に　伸びていました

　　　

暗いうちは
他の星も　たくさん見えて　
やや　分かりにくいのですが

すこし
東の空が　白んでくると　・・・

　　　

画面左下から

月の　右上で　
明るい星が　金星
その　延長線上に　火星
そして　一番上が　木星と　並んでいます

ちなみに
ほぼ　中央に位置する　火星の　やや下
金星とで　逆くの字を　形づくっているのは　スピカ

きれいに
ならんだ　ものだなあと　明け方の空を　眺めていたら

ゴ― ― ― ―　と　音がして
悠久の光 と　現代文明の光 の　交錯

ジェット機の　赤い　飛行灯が
星の列を　横切っていくのが　見えました
（火星の　右上から　左に　移動していきます）

　　　


　　　


あっという間に
飛び去っていく　飛行灯の光を　見ていると

宇宙の時間に　比べたら
人類の歴史など　なんと　儚いものかと　思わずにいられませんでした