金・土曜日と行われた フィギュアスケート NHK杯
(日曜日はエキシビション)
新型コロナの影響で、出場選手の制限(開催地とその周辺を拠点としている)や観客の入場制限(50%)、ペア競技の中止などに加え、最近の大阪での感染者急増に心配しましたが、無事行われました。
私も当初チケットを取ろうと思いましたが、一抹の不安を感じTV観戦に切り替えました。
日本人選手中心(女子に韓国選手が1名エントリー)で、全日本選手権のプレ大会の様相でしたが、久しぶりの有観客・大きなリンクで選手が楽しそうに滑る姿に開催できてよかったなと思いました。
優勝者は 女子 坂本選手、男子 鍵山選手、アイスダンス 小松原・コレト組
いずれも初優勝です。おめでとうございます。
男子の高校生(鍵山・佐藤)を中心とした若手の躍進や、女子のトリプルアクセル・4回転挑戦など話題が多かった大会ですが、一番はやはり 高橋大輔選手だったでしょう。
昨年のアイスダンス転向発表に驚いたことを鮮明に覚えています。
今年1月に渡米し練習開始までは順調そうでしたが、新型コロナの拡大で予定が大幅に狂ったのではないでしょうか。
事前取材・情報もコロナ禍ではなかなか届けられず、心配だけどどう心配していいのやら・・・という感じでした。
金曜日のリズムダンス(RD)はTV画面を通してでしたが、ハラハラとみているこちらが息ができない感じでした。
初見はまったく見た心地がせず、録画でようやくプログラムの面白さを確認したくらいです。
RDは大きなミスなく、2位(3組中)発進となり、翌日のフリー
リズムダンスに比べ演技時間も要素も増えるフリーダンス(FD)では、バランスを崩すミスもでてしまいました。
それでも、アイスダンスとしてプログラムを演じきれた・滑りきれたことにほっとしています。
パートナーとの息の合った演技だったこと、
ステップでは流石大ちゃんという足さばきだったこと、
得点源のリフトは体つくりから取り組まないとなかなか大変そうだったこと、などなど、
プログラムはRDのマスク、FDのラ・バヤディール
趣向の違うプログラムを演じ分け、それぞれを納得できるレベルに仕上げたのは流石
趣向の違うプログラムを演じ分け、それぞれを納得できるレベルに仕上げたのは流石
振付によるところも大きいのだろうが、両プログラムも二人にとても合っていたし、未完成・未熟な部分を出さず、良い部分を前面に出した構成でした。
既にアイスダンスでオリンピアンのパートナー村元選手のリードもさりげなく、魅せどころでは柔軟性や綺麗なポージングでした。
一方で、戦った他の2組に比べても、リフトで経験年数の差を感じました。
複雑さや高さ、回転速さが違いましたね。
複雑さや高さ、回転速さが違いましたね。
ステップやツイヅルは丁寧にやっている故のスピードの違いがありましたが、次回はもっと良くなっている予感がします。
私個人がアイスダンスの採点要素・基準に不案内なところがあるので、これから私も勉強だなぁと思いました。
NHKが地上波でアイスダンスの競技を全演技生中継だったんですよ!
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高橋大輔の影響力はやっぱり凄かった
日本のフィギュアスケートファンに新たな楽しみを与えてました。