愛の高円寺劇場

あまりの忙しさで、ミノ＆ペリーこと、チームウォーラーの二人に来てくれないかと掲示板で打診する。
ミノはブツブツ言いながらも来てくれた。ペリーはシカト。
「シモさん！ペリーに聞いたらさ、下沢のところなんか二度と行かないって宣言してたよ！」との事だ。

ノイ総裁のお店、「格闘キッチンＭaｓｈ」の旗揚げが近づいてきた！
オレが担当する分の、レスラーの写真入り額や、ロゴ入りエプロン、Ｔシャツ作成のため、あちこち繰り出す。
素材を揃え、額に写真を入れたり、ウッチーが作ってくれたロゴを転写シートにプリントしたり・・・。
同時進行で２月４日の大会記念シャツの事もやらなきゃいけないし・・・バタバタする！
「Ｍash」の事を一生懸命やっていると、ミノキヨの目がにぶ〜く光り出す。
何を思ったか、突然オレに向かい吠えだした！
「シモさんシモさん！ノイ総裁もね、夜、バーで会うとシモさんの悪口を言ってるんだよぉっっ！」と叫ぶ。
「おいミノ、じゃぁオレがノイちゃんに向かって、陰口叩いてるそうだな！って言ってもいいんだな！」と聞くと、
「そ・・それは困るよ・・それじゃぁボクがチクリ屋みたいじゃないか！ぜ・・絶対ノイ総裁に言わないでよっ！」とアセっている。
ペリーの時といい・・去年の夏、ウッチーがショットガンに顔を出すようになった時も・・・そしてノイちゃんの事まで・・・オレがその時その時、熱心に接している相手の事を落とし入れるような発言ばかり・・・。
ま、まさか！
ミノがホモな事は以前から知っていて、それをギャグにしてきたが、ヤツの本当のターゲットは・・・オ、オレなのか？
コレまでの問題行動の数々はジェラシーから起こしていたのか？！
ペリーの発言だけは本当っぽいが、ノイちゃんがオレの事をグチャグチャ言わない事は何年かの付き合いでわかっているので、「ミノ・・お前まさか・・・ヤキモチを焼いてるんじゃ・・・」と言うと、
「えーっ！そんなの当たり前じゃないかっっ！ボクのシモさんを取るヤツ（この場合、ノイちゃんやウッチーだと思われる）は許さないし、シモさんに迷惑をかける人間（これは間違いなくペリーだろう）はボクだけって決まってるんだぞっ！」と断言！
・・・・・・・・ここ最近、ゴタゴタしていた高円寺劇場。まさか、「愛の劇場」に発展するとは・・・・・・・。
イヤだぞ！