ブタッチョ

オレもすっかり年だ。涙腺が弱い。朝、起き抜けに「どれみちゃん」を見ていたらうっかり泣いてしまう。
ハナちゃんに会わせてあげて・・・・。

ってなワケで、昨日に引き続き、たくさん来るであろうお客さんにそなえて気合を入れていたらメチャクチャ暇だった。ガックリ。
午後３時頃、ブタッチョから電話がある。
「あのさー、アレックストイってお店があるらしいんだけど、シモッチョ知ってる〜？」と聞かれる。
ゲッ！こいつ、アレックスさんに行く気か？アレックスさんもプロレスが好きでプロレスフィギュアをメインにやっているので、とてもシンパシーを感じ（プロレスが好きじゃないのにフィギュアだけ知ったかぶりして売る人はキライです）、ハルクやサカタク等、プロレスフィギュアの熱心なコレクターは過去に連れて行った事があるのだが、ブタッチョとなると話は別だ。
きっとアレックスさんの店内でも「あのさー、オレ、ショットガンをよく知ってるんだけどさー、割引きしてくれよー。女が口から吐き捨てたガム、ひろってたくさん持ってるからさー、フィギュアと交換してくれよー。女の抜けた髪だって持ってるんだぜー」とか言い出すに違いない。
あるいは！突然店内で放送禁止の４文字を連呼するかもしれない！
これはマズイ！オレの信用問題にも関わる！
しかしブタッチョはアレックスさんが恵比寿にある、ってところまでは知ってしまったらしい。
「シモッチョー、ガーデンプレイスって方でいいのかよー」とブタッチョ。
「あ・・ああ、そうだよ。まず、ガーデンプレイスまで行って、麦酒記念館ってところに行ってみろよ。そこでビールの歴史について調べるとアレックスさんまでの道順がわかるからさ」とテキトーな事を言うオレ。
「ふーん・・じゃ、行ってみるよ」こいつも相当バカだ。

しばらくするとまた電話。
「麦酒ナントカってところまで来たんだけどさー、アレックストイって聞いても、受け付けの女がわからないって言うんだよぉ。クソー、あの女いくらだよー。買ってやろうか」とブタ。
「ブタッチョ、受け付けで聞いたってダメだって！中の展示物をちゃんと見て、ビールの歴史に理解をしめしてから奥のテイスティングコーナーに行くんだよ。そこでビールを注いでるオジさんがいるから、そのオジさんにアレックスさんの事を聞くんだよ。じゃないといつまでたってもわからないぜ！」とオレ。
ブタッチョ、「へー、そうなのかー」と電話を切る。うーん、信じてるところがスゴイなぁ。
その後・・・電話はかかってこなかった。はたしてブタッチョはアレックスさんにたどりついたのだろうか・・・？

夜、ノイ総裁現る。お客さんもしっかりと入り、店はいい感じだそうだ。よかったねぇ。

限定ソフビのサクラバマシン入荷しました！と〜ってもいいです！