2004年はジャンプアップの年！テリスラは打って出ます！

ちょっと前に、取引している卸業者の、ウチを担当している人が替わった。
で、来週挨拶におうかがいしたい、と連絡を頂く。
もちろん、「ど〜ぞど〜ぞ」と応えると、「それでですね、仕事とは関係ない話になるんですが…間違っていたらゴメンナサイ。パワースラムの…性獣ライガーさんではないでしょうか？」とたずねられる。
お〜〜〜〜！懐かしい響きだ！
そうさ！オレ以外に性獣ショットガン・ライガーがいるんなら連れてきてほしいぜ！
はい、ワタシが性獣です！と正解を述べると、「以前、西荻のターニングや、JIROKICHIのライヴに…3回くらい見に行ったんですよ」と嬉しい事を言って下さる！
いやいや、ありがたいねぇ！
実は先日、別の業者が来て「今後はウチとも取り引きを！」と言われてたんだけど、こりゃぁ裏切れないね。

こんな話でもわかるように、パワースラムってバンドは客層のターゲットを絞ってただけに、顔見知りでもなんでもない純粋なファン（？）がたくさんついてくれていて、満員御礼の興行を何度か打つ事ができた。
それにくらべるとテリー＆スラングは、身内の前だけで披露しているという、オレのキライなパターンにハマってきている。
（注・身内の方々が来て下さっている事には感謝の気持ちでいっぱいなので、ヘンな風に取らないで下さいね）
たまたまこないだジックリ考えてたんだけど、パワースラム時代とくらべて「今はネット社会だから…」と、足を使った営業を軽視していたんじゃないか？
ライヴごとにチラシ、パンフレットを作り、ドームや両国、各専門店で配布し、チケットもチケットぴあで販売するまでこぎつけたあのパワーを、忘れてしまったんじゃないか？
プロレスファンのように「末端のインディー団体（パワースラムを含む）まで見てみよう！」といった熱心な人はロックンロールミュージックのリスナーにはいないだろうし、営業してもムダだろう…なんて、闘う前から負ける事を考えていたんじゃないか？
コレじゃぁいかんね。
テリスラは自分でも用意周到に一歩一歩進めてきて、一応は思う通りに実行できていると思う。
2001年の末頃結成し、2002年は、「演奏するバンドとして、プレイヤーとして、最低限のカタチにはなるような地固め」、
2003年は、「音源を発表し、ライヴバンドとして最低限のカタチにはなるように」。
2004年はジャンプアップするぜ！
プロもアマもメジャーもインディもわからなくなったカオスの時代、テリー＆スラングは世間に打って出ます！