goo blog サービス終了のお知らせ 

毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
形而上の話を形而下に

ブログランキングに参加しています

人気ブログランキングへ にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 青森情報へ

若者文化

2009-04-27 | 思うこと
若い頃は無謀なことをしました。
友人でアングラ劇団に所属していた人がいて、よく一緒に新宿あたりで飲んでいました。
当時は携帯もパソコンも無かったのですが、それでも遊び歩いていると不思議と顔見知りもできてきます。
梯子をするたびに誰なのか分からない人数が増えていき、いつの間にか遊び友達になっていたりします。
週末の夜はなんとなく集まるお店もありました。

無謀な事をするのが楽しい年頃ですから、どこかの公園の噴水に飛び込んだり、電柱に登ったりと変なこともやらかしていました。
あるとき飲み屋からストリーキングに出て行った男女がいました。
若者特有の肝試しのようなものです。
店内ではとても盛り上がって、捕まらずに走って帰ってきた二人を拍手で迎えていました。
店のマスターも手馴れたもので、店のトイレに服を持たせて匿うと後はそ知らぬふりです。
たまたま同じ店で飲んでいた知らない者同士ですが、その場を楽しむ若者の文化がありました。

CWS private 草薙剛事件

事件の内容と報道のあり方には大きなギャップのようなものを感じます。
映像を見ていて思い出したのは大韓航空機事件で連行される金容疑者の様子です。
酔って羽目をはずした若者に対する報道として、知名度が高いという理由だけでここまでするのはどうかと感じます。
社会の不寛容性の原因はこのあたりにあるような気がします。


----やじろじゃさまのコメントより抜粋--------------------------------------

月に1度は芸能人による薬、大麻使用による検挙が報じられ、不審者による無差別殺人が多発しています。こういった背景の中、警官の制止を振り切り、逮捕勾留後も数時間酩酊状態でまともな対応が出来ないともなると、麻薬か何かを疑われても仕方がない状況、世界になってしまったのです。
 家宅捜索が行きすぎと言う意見に満ち溢れていますが、何を持って酩酊していたかが確認できるまでは警察も仕事をしなければいけない事を理解しなければいけません。

-------------------------------------------------------------------

100本記念 メイキング・オブ・ブログ

2009-04-22 | 思うこと
何日続くか自信のなかったブログですが、おかげさまで100本目の記事を書くことになりました。
このブログを読んでいただいた読者の皆様ありがとうございました。

自分の文章練習のため、青森を応援するブログになるように書き始めたものですが、大分違う方向へ進んでいる気がします。
100本記念として今までの反省も含めて少し裏事情でも。

基本的に短い文章を心がけ、毎日更新を目指してきました。
記事の中には埋め草として書いてしまったものも2~3ありました。
でも、これはぜひ書いてみたいと思い全力で書いてみたのですが、文章力が無いのかイマイチで終わってしまった物もありました。
いつも草稿として1~2本は持ちつつニュースやその日の出来事に対応できるよう臨機応変に書いてきたつもりです。

自分にとってこれはと思える記事は
ほんとうにある輪廻転生
地球温暖化
幸せの条件
そのとき見る幻覚
ベストスリーにならないところが収まりの悪いところですが。

写真で気に入っているものは
春の山野草 七戸城址
いつかこの写真を撮ってみたいとずっと思い続けてきたものだったので、書いている時もとても楽しかったのです。
自分で眺めていても幸せになってくる写真です。

まだまだ書きたいことはたくさんありますが、5月からは少し忙しくなってきますので更新を毎日出来るかどうかは不安でもあります。
なるべく毎日更新を心がけるつもりですので、これからもよろしくお願いします。
また、思うところがありましたらいつでもコメントとして寄せてくださいね。





攻撃は最大の防御

2009-04-17 | 思うこと
勝負事でよく出てくる言葉です。
スポーツではこの言葉の有効性が分析されています。
私はこの言葉は人生訓の一つと捉えています。

生きているといろいろと辛い状況になることがあります。
逃げるという方法がありますが、逃げ切ったと思っても必ず形を変えて同じ問題が出てきます。
不思議なことですが、人には乗り越えなければいけない壁がたくさんあるようです。

そんな辛い状況になった時どうするか。
自分から向かっていくという方法があります。
逃げずに向かっていく覚悟ができると問題はスムーズに解決していく場合が多い。

「けつをまくる」というのも好きな言葉です。
「攻撃は・・・」とは反対のようですが、どちらもヤケクソ感を持っていて、全力で対処してやろうという感覚があります。
攻撃の対象は自分の前にある壁や苦難です。

自分に降りかかってくる困難は必ず乗り越えられるものだそうです。
嘆いたり怒ったりしていても問題は何も変わりません。むしろ自分が辛くなるだけです。
よーし何とかしてやろう、という気持ちがあれば辛くならずにいられます。
困難に立ち向かうことを楽しめるようになれば、生きることが幸せになるのでしょう。






着物を着る方が増えています

2009-04-09 | 思うこと
子供の入学式がありました。
高校の入学式は親が行かなくてもいいのかと思っていたのでジャケット着用程度のドレスコードにしましたが、全父兄が出席していました。
着物で出席の方もちらほらと。

着物は姿勢によって着姿が大きく変わります。
洋服に慣れた日本人には理解しずらくなっています。

美しい日本の身体
この本では着物を着たときの姿勢や歩き方について述べられています。
洋服で美しく見える姿勢と着物で美しい姿勢は違うようです。
知り合いに日本舞踊の名取の方がいますが、お弟子さんとは明らかに立ち姿が違います。
立っているだけで絵になります。

私も着物を着ることがあるので人の着物姿は気になりますが、自分で着ているときは同じように見られているのでしょう。
着物でしてはいけないポーズがあるというのも分かります。
着付けや格式、季節、柄合わせなど覚えなければいけないことも多いのですが、何より美しく見える姿勢が大切なようです。

着物を着る方が増えている今、日本人の美しい姿勢も見直されてくるかもしれません。
写真は江戸姉様人形。子供の頃を思い出して作ってみました。





ホワイトデー

2009-03-16 | 思うこと
3月14日はホワイトデーですね。
あまりバレンタインデーは意識した事がないのですが、今年は2月中旬に会合があった際、これからも宜しくという気持ちをこめて何人かの方にチョコレートをお渡ししました。
数日前その中の一人から電話があって、お返しに渡したいものがあるから近くにくることがあれば教えて欲しいとのこと。

もともとチョコをプレゼントしたこともあまり無かったのですが、ホワイトデーにお返しを貰った経験も、よく考えてみても記憶にありません。
私にとって初めてのお返しかもしれません。
電話を頂いた後、何かとても幸せな気持ちになりました。

商業主義のコマーシャルに乗るのは嫌いだったのですが、ちょっと考えを変えてしまいたくなります。
世の男性はバレンタインデーにこんな気持ちを味わっていたのでしょうか。
今更ながら新しい発見をしてしまいました。

頂いて嬉しい物は、相手のことを考えていると分かるものです。
考えてくれる時間が嬉しいのかもしれません。
私は贈り物が下手だと思っていますが、こんな気持ちを忘れないように出来たら良いな、と感じました。





スナップ写真

2009-03-13 | 思うこと
自分で撮る写真は日付を入れています。
子供の写真を撮ることが多いので、何時のものだったか忘れないためです。

学生の頃写真部に入っていました。
社会人になっても写真が好きで、仕事も関係のあるものでした。
フィルムや現像はお金がかかるので、それほどたくさん撮っていたわけではないのですが。

海に潜るようになってからは水中カメラを持ち、自分一人で潜って写真を撮ったりしていました。
まだニコノスの一眼レフが出る前で、水中撮影に慣れるまでは1メートルの距離測定用の棒を使っていました。
水中では目視による距離が20%長く感じられます。
目視での距離合せはこの感覚が正しく補正されないとピントがあってくれません。

ウインドサーフィンの写真も撮っていました。
胸の深さの場所でカメラを構え、友人たちに自分の近くでジャンプやジャイブをしてもらいます。
台風の後など風の強い日が撮影日だったのですが、そんな日はスピードも速いので自分に向かって進んでくるサーフィン板の先はとても怖かったものです。
水の中では素早く避けることは出来ないのですから、友人たちの技術を信頼していないと出来ません。

当時はカラーリバーサルフィルムを使用していたので、デジタル時代になった今はこの写真をどうするかが悩みの種です。
私の記憶でしかないものですから、そのままにしていますが。

今では自分の撮るものはスナップ写真だけです。
自分の日常と子供たちだけが被写体です。
ネット上にある素敵な写真を眺めているのが楽しみです。






記憶の中の風景

2009-03-11 | 思うこと
ある写真を眺めています。

まだ明けきっていない初夏の朝、湿度の名残が漂っています。
早朝の海は満潮で、沈んだばかりの月と昇りだそうとする太陽。
まだ誰も起き出してこない港は静まり返って微かな波の音。

一日が始まる前の静かな時間。
自分で乗ってきたのであろう自転車がそこで休んでいます。
朝の湿度と緑の呼吸の香りが漂うなかに。


若い頃はなぜか無性に一人になりたい時がありました。
そんな時はバイクに乗って当てもなく走り回っていました。
深夜の首都高速だったり明け方の海岸だったり、とにかく人のいないところへ行きたかった。
でもそんな所を見つけても、そこで考える何かがあったわけでもなく、ただ自分の中に何も無い事が寂しいだけだったのですが。

これから自分は何処へ進めば良いのか、自分の居場所はどこかにあるのか。
ぼんやりした霧の中で道に迷ってしまったように、何か覚束ない道を歩いていたのでしょう。
相棒は4stシングルの音を聞かせてくれるバイクだけでした。
自信の持てなかった私はいろいろなことに挑戦し続けていました。
空っぽな自分が許せない若い頃のことです。


この写真は私が撮ったものではないのでブログに貼るわけには行きませんが、なんとなくどんな写真なのか想像できるでしょうか。
何か心にぴたっと来る写真というものもあります。
誰もいないほんのひと時の時間を探して闇雲に走っていた頃は懐かしい記憶になっています。









女性の美

2009-03-04 | 思うこと
いつも行く温泉のよく行く時間帯。
たまに見る女性がいます。

やや重そうに下がった乳房と豊満な腰。
でもウエストはきりりと締まり、四十前後の御年に見えますがその肢体のもつ美しさに圧倒されます。
まるでマチスかモディリアニの絵から脱け出たよう。

若い女性の肢体ははちきれんばかりに美しいのは分かるのですが、もう少しお年を召した方の美しさはこの人を見て始めて気が付きました。
柔らかな脂肪のなめらかさと重さ。それでいて無駄の無い肉付き。

香り立つような女性性。
多くの画家が描いてきた女性の美しさとはこのことだったのですね。
こんな方が絵画モデルをしていたら多くの画家の創作意欲を喚起したことでしょう。

自分の体を客観的に評価するのは難しいことです。
この方は自分の体の芸術性について理解してはいないかもしれません。
このことに気が付いてる人も多くは無いでしょう。
誰にも気が付かれない美しさがある、という事だけしか書けないのが少し悲しくもあります。

今日の写真はサルバドール・ダリの絵から。
絵のモデルはダリ夫人のガラ。








映画 マルタのやさしい刺繍

2009-03-03 | 思うこと


久しぶりに映画館に行きました。
この映画は夫に先立たれ生きる希望をなくしていた老婦人がふとしたことから昔の夢を叶えるように歩みだす話です。

全編に流れるのは女性らしい幸せの感情。
美しいものに触れる喜び。
幾歳になっても女性なのだと感心してしまいました。


ある本の中に女性の地図を見る能力と体の関係について調査した記述があります。
女性は平均して空間認知力が男性よりも低いようです。
あくまで平均の話なので、地図の読めない男性も地図の読める女性もいるわけですが、空間認知力と男性ホルモンであるテストステロンには相関があるようです。
女性でもテストステロンはありますが、人によってその値にはかなりの差があります。
調査では女性のテストステロン値、空間認知力、薬指の長さの関係が調べられていました。
薬指は人差し指の長さとの比較で、人差し指より薬指が長い人、人差し指より薬指が短い人、同じくらいの長さの人の3パターンに分けられています。

結果は、テストステロン値の高さと空間認知力の高さが薬指の長いグループと一致したということです。
自分の指を見てみると・・・・

でもこの映画は暖かい気持ちになれるとても素晴しい作品でした。




地域振興のために

2009-03-01 | 思うこと
不況になるとあちこちで再開発の話が出てきます。
きれいにすればよそから人が来る、そんな夢に縋りたくなるのも分かりますが、街は歴史を持っていて歴史の中にこそ魅力があります。
整備すべきなのは訪れる人の使いやすいトイレや休憩できる場所、駐車場ぐらいなのでしょう。

種差海岸でガイドボランティアの会を運営している人によると、市は無駄なところにお金をつぎ込むとのことです。
毎年、外来植物の駆除やごみ拾いなど大勢のボランティアが種差海岸を守ろうと努力しています。
予算措置が無理でも広報などでの協力はもっと出来ないものだろうかと感じます。
実際に観光客と生で触れ合っている人の意見には真実の姿があります。


イタリアの有名な広場にマックが出店計画を出したとき反対運動が湧き上がりました。
自分たちの街や歴史や文化を守るために。
地域を愛することは、文化や歴史を積極的に守り、地元の経済のために地場産品の消費に勤めることです。
安い外国産、中央資本のチェーン店を大事にしてしまってはお金はよそに逃げていくばかりです。

資本主義の罪は、人々を盲目にさせてしまうことかもしれません。
気づかない間に自分たちの住むところが苦しくなるような行動をとっている。
そしてまた中央資本が来ることを喜んでいる。

経済を守るとは、幸せを守るとは、自分達でしなければいけないことはたくさんあります。
目を向ければ見えてくる普通のことです。
もっと足元にあるものに気が付いてもらいたいと願っています。