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発達障害を語る上での禁止ワード

2014-07-22 | 登校拒否について
強い怒りは胃に来ます。二日ほど胃の調子が悪くて久しぶりに怒りを感じています。
原因はある場所での「発達障害は治る」という話でした。
発達障害についての理解はだいぶ進んでいて、生まれつきの特性であり一人一人の状態もそれぞれであるという事は、ずいぶんと知られるようになってきています。
それでも時々「治る」と言う人もいるのです。
特に保護者の不安をあおって何がしかの商売に結び付ける場合には怒りを感じます。
保護者は当然ながら不安を抱えた状態で子供と接しているわけで、その不安に付け込むのは害悪でしかない。
「発達障害は治る」というワードが出たらその先は聞くのを止めた方が良いですし、そもそも間違っています。


発達障害は生まれつきのものですが、「発達」の障害であり本人のペースで成長します。それがまたその個人の個性でもあります。
周囲にできる事は、社会に適応できるように、本人の納得する形で、根気よく生活の方法を身に付けさせることだと思っています。
ですから最近の手引きなどには、本人に理解しやすいアドバイスの仕方として図解・紙に文字を書いて提示・分かりやすい指示の言葉等々の開設が出ています。
将来、その子供が社会と折り合いをつけて生きていくのに最低限必要な事をロジックとして身に付ければいいのだと、今はそう思うようになりました。
それよりも、元々本人も生き辛さを感じているいるのですから、少しでも楽しく生きられるように、私が気を付けていればよかったと後悔しています。
発達障害で特に気を付ける部分は、思春期以降に精神的疾病を発症することです。
本人と周囲の違いだけでも大きなストレスになる他に、学校生活では注意を受ける事も多いでしょうし、いじめなども受けやすい。
親が不安なく、ゆっくり育てられる環境を、自分で作るしかないのですが、特に配慮して作って行くしかないのでしょうね。