Shuklaのクライミング日記

クライミング&トレッキング、スキー。オールランダーの為ちっとも上達しません

指皮が永遠に薄いシニアクライマー

子持山・獅子岩

今日のパン2

2010年03月11日 | インドアジム
UP3本
奥壁  11d 白     ×××  ルーフ下まで、2便目で3テン。 3便目で出だしの持てないホールドが持てた!やれば出来るもんですなー、しかーし上部指が開いてしまって×。
奥壁  11aブルー    ×    1テン
後は10台
    
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名張 香落渓の情報

2010年03月11日 | 情報
香落渓について情報が入りましたので長文ですが転載します。
以下の提言は香落渓に限らず全ての岩場に当てはまる事だと思います。

 @@@香落渓アピール@@@
香落渓の岩場で登り続けるために

 香落渓(こおちだに)の岩場は、熔結凝灰岩の見事な柱状節理群で、クラッククライミングのできる貴重なエリアです。
三重県名張市の青蓮寺湖上流に位置し、東海・関西方面からは日帰り圏内で、春の桜、秋の紅葉、あゆ釣りと、多くの人が訪れる観光地でもあります。
 私たちはここの岩場(屏風岩、第一岩壁、MCの岩場、サニーサイド)に育てられ、技術を育み、クライミング仲間への信頼と友情を育ててきました。同時に、自身と仲間の安全に気を配り、開拓者の精神を尊重し、香落渓の岩場でいつまでも登り続けることができるように配慮して、クライミングを行ってきました。
しかし近年、香落渓を訪れるクライマーが増え、事故が多発して、地域の方々を不安にさせています。そこで岩場利用のガイドラインを共有したいと考え、提言をまとめることにしました。
 この間の香落渓の事故は、クライミングの初歩的な知識、技術の欠如によるものが目立ちます。MCの岩場は香落渓では比較的易しいグレードで取り付きやすく、講習会にもしばしば使われていますが、ここでの事故が多発しています。
07年には上部壁の取り付きから、クライマー・ビレイヤーともども転落するという事故が起こっています。これはクライマーのプロテクションの問題と、ビレイヤーがセルフビレイを取っていなかったことで起こりました。最近の事故は09年秋に、ロワーダウンしてきたクライマーが待機していた人に接触し、待機していた人が転落したものです。これはセルフビレーを取っておりませんでした。救急車搬送とともに、警察の検証もあり、騒ぎに驚いた鮎簗場関係者が集まりました。この事故が今回の提言の直接的なきっかけになりました。さらに第一岩壁では、ロワーダウン時のロープのすっぽ抜けによるグランドフォールもありました。
 これらの事故は、いずれもクライミングの初歩的なミスであるため、自戒すると共に、いろんなクライマーがいるという事実に危機感を抱きました。私たちは勝手にクライミングをしているのであって、公に認められてクライミングしている訳ではありません。
重大事故が起こった際には、いつ登攀禁止になってもおかしくない状況にあります。香落渓で大きなトラブルが起こらないように、これからも登り続けることができるように、以下の提言をまとめました。ご理解をいただき、充分に安全マージンを持って、クライミングを楽しんでいただきたいと思います。

1) 自己責任を果たして下さい
クライミングの安全管理ができない方、無責任に振る舞う方は香落渓では登らないでください。MCの岩場はクラック入門によく使われますが、初心者どうしの利用で事故が起こっています。クラッククライミングに熟練した方と同伴の上、ご利用下さい。
また講習会のリーダーは、クラックの技術だけを教えて危ないクライマーを増やすようなことはせず、クライミングの自己責任や香落渓のアクセス問題もご指導下さい。

2) 重大事故を未然に防ごう
 救急車を呼ぶような事故は、自分の損失だけでなく、周りのクライマーにも多大な迷惑をかけます。香落渓の岩場全体のアクセス問題に波及する恐れがある。そのように考えて、みんなの岩場を共に使う意識を持ってクライミングしてください。
◯ヘルメットを被ろう
クラッククライミングはプロテクションの性質上、フォールの際にロープに足を引っかけやすく、足さばきに注意が必要です。ロープを引っ鰍ッると墜落姿勢を保ち難いため、香落渓では多くのクライマーがヘルメットを着用しています。ヘルメットの着用
を強くお薦めします。(オフウィズスでは自分で判断してください)
◯登る前には相互で安全確認をしよう
・ 「ハーネス良し!」 ハーネスの正しい装着、バックルの折り返し確認
・ 「ロープ良し!」 ロープの結び目の状態確認
・ 「ビレイ良し!」 ビレイヤーの確保器の状態確認
・ 「セルフ良し!」 セルフビレイの状態の確認
◯取り付きの危険に配慮しよう
不安定なテラスからの転落事故が起きています。ビレイヤーは積極的にセルフビレイを取りましょう。また雨後や風の強い日は、落石や太い枯れ枝が落ちてくる事があります。取り付きでは不用意に壁に背を向けず、落下物に配慮して行動してください。
◯パーティ間で声を鰍ッ合おう
他のクライマーを周りで見ている者の方が、危険を予知できることもあります。60mロープでロワーダウンできないルートもあります。一度事故が起こればその場の全員で対処しなければなりません。何か気付いたり疑問に思った場合に、気軽に声を鰍ッ合える雰囲気を作っておきたいものです。
※これだけで事故を未然に防ぐことはできませんが、幾つかのリスクに配慮することで、行動全体がより注意深くなり、事故を減らす事ができると考えています。

3) 駐車場所への配慮
・ MCの岩場の林道入口ゲート前には駐車しない
・あゆ簗場小屋裏(下流側)に駐車できます、一声挨拶しましょう(小屋の正面側には駐車しない)
・その他、ゲートから500m上流の廃屋周辺や路肩の広い部分に分散して駐車してください
・ あゆ釣りの時期は特別の配慮をしてください

4) 香落渓を利用するクライマーの緩やかなコミュニティーを作ろう
・ 地域の人たちとの関係を保つ、無視せず挨拶をする、地域の店を利用しよう
・ 救急、搬出実技講習会、岩場周辺の清早i漁協と連携して)などを検討中
・香落渓利用のモラルを周知する(クライマーが声を鰍ッ合う、Web、専門誌、ジム、岩場への看板設置など)
・これらを通して、香落渓を利用するクライマーの緩やかなコミュニティーを作ろう

2010年2月28日  文責 香落渓で登り続けたいクライマー有志  
代表 東川邦和


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