去年、この背の高いものが紫の実をつけているのを見て以来、
何なのかあれこれ調べたが名前が分からなかった。
小石川植物園ではたいていの草木にプレートがついているが、
これにはついていなかった。
ミズカンナ(クズウコン科)
今年は花の時期に出会ったので調べなおした。
今朝になって、ふっと分かった。
葉がカンナの葉に似て、湿地や沼沢地に生えるので水カンナと呼ばれる。
カンナではないので、花の姿は全く違う。
ミズカンナの花には特殊な構造があるそうだ。
昆虫が蜜を求めて花に口や頭を入れると瞬時に花柱を包んでいる器官が外れ、
音とともに花柱が飛びでるという。
それを知ったからには、次回はよく観察してもっと分かりやすい写真を撮ろう。
そんな経過があったのだろうか、一部では1cm弱の実がなりはじめている。
秋には美しい紫色に変わる。
ミズカンナの根元でなにかの気配!
この大きいカエルの種類は知らないが、目は可愛い。
見上げるとトンボが、じーっととまっている。
池の水面にはメダカたち。これも種類は知らない。
池のまわりも夏から秋へと動いていた。