境川のそばの小学校にヘチマの棚があった。
先日までは小さいヒョウタンもなっていた。
ウリの仲間は食べてもおいしいし、それ以外にも役立つものが多い。
しかし、中にはそうでないものもある。
境川の堤防には、クズ、イヌキクイモ、オオブタクサ、セイタカアワダチソウ
その他多くの雑草と呼ばれる植物が生い茂っていて、
この時期は上流から順次刈り取られている。
アレチウリ(ウリ科)
クズの葉の上を這うように蔓を延ばし、
1cmぐらいの白に黄緑の花が目立つようになってきた。
蟻たちには人気の花には、
大き目の花と少し小さいが丸い固まりを作っているのと2種類ある。
雌雄同株異花のようだ。
こちらが雄花で、おしべは合着して1つになっている。
めしべのように見えて最初はこれが雌花かと思い、
シベがいっぱいの雄花を探したりした。
こちらが雌花。
蟻の活躍で花粉がついているようにも見える
ボール状に集まって咲いていた花が終わると、実がふくらみはじめる。
2cmぐらいの果実は金平糖より突起が大きく、
鋭いトゲまでついているので触りたいとか食べたい気もおきないが、
苦味や渋みがあるらしい。
実の向こうに花弁のない黄色いものがある。何か分からない。
北米原産の帰化植物で日本各地で広がりつつあり
今年の2月、特定外来生物に指定された。