水族館の大水槽ではマイワシが群れをなして泳いでいる光景も定番だ。
一方こちらは泳ぎまわるのでなく1か所で群れをなして固まっている。
ゴンズイの幼魚はフェロモンの働きで密集して「ゴンズイ玉」という集団を形成する。
ゴンズイは胸鰭と背鰭のそれぞれのトゲに鋭い毒腺があり、刺されると激痛がする。
派手な格好で顔つきが面白いミノカサゴも毒のトゲを持っている。
ホシエイもひょうきんな顔をしているが、これらアカエイの仲間も尾びれに毒をもつ。
たいていのフグは体内に毒をためているが、
このコンゴウフグなどハコフグの仲間は表面から毒を出すという。
水槽でほかの魚と一緒に飼うのは注意が必要だ。
イソギンチャクも触手に毒があり餌を取ったり敵から防護するのに使うらしい。
クマノミの仲間は毒に強い体表をもっていてイソギンチャクと共生している。
このハマクマノミは沖縄あたりから南に住む。