
イチモンジセセリ
お盆の前から咲いている我が家のミソハギにイチモンジセセリが顔を見せた。

境川の宿根スイトピーでも蜜をせせっていた。
幼虫はイネ科の植物を食べるので農家には嫌われ者だろう。

2頭のイチモンジセセリのそばに別のセセリチョウが止まっている。
どれも1.5cmぐらいだが、羽の広げ方が少し違うように見える。

チャバネセセリ
チャバネセセリは前はねを半開き、後はねを水平に広げる独特のスタイルをとる。
チャバネセセリの幼虫もイネ科植物を食べ、イチモンジセセリと一緒にいることも多い。

キマダラセセリ
ヤブガラシの蜜を吸っているキマダラセセリも同じスタイルで羽を広げている。
こんな形の飛行機を見たような気がする。

羽の表側、褐色の地に山吹色の帯が鮮やかだ。

羽の裏面のくさび型の紋は少しぼかしたようになっている。
この幼虫もやはりイネ科を食草とする。
そのためか、これらのセセリチョウは今頃の季節に数が増えるようだ。

番外 シロオビノメイガ
セセリチョウにまじって小さなガの仲間も多く見られる。
シロオビノメイガはホウレンソウやアカザなどを食べるそうだ。