市民の森の縁でパーっと白いものが広がっていた。
センニンソウだ。
センニンソウ(キンポウゲ科)
きのうのオトコエシと同様にセンニンソウも昨年ここで見た覚えがない。
数年前にはガガイモが蔓を伸ばしていた。
森へ入ろうとしたらクロヒカゲが地面に止まっていた。
吸水でもしているのだろうか。
クロヒカゲはクヌギなどの樹液を吸い、幼虫はイネ科を食草とする。
チヂミザサ(イネ科)
この森の中はチヂミザサがたくさん広がっていて、
この時期は葉が白くなっているのもある。
また伸ばした花茎に目立たない小さな花を咲かせている。
ブラシのようなのが雌しべで、極細の花糸に白い葯が付いているのが雄しべらしい。
そろそろ実りはじめだろうか。
しっかり実るとベタベタして強力なヒッツキ虫になる。