近所のマサキの木の葉で休んでいるユウマダラエダシャク。
蛾の仲間だ。羽根の模様が面白い。
蛾は蝶よりも圧倒的に種類も数も多くて姿もバラエティに富んでいる。
羽根をたたむと、こんなにスマートでメタリックなのもいる。
ヒトリガ科の仲間のキシタホソバではないかと思うが自信はない。
今日の主役はこれ。
蛾の仲間とは思えない美しさだ。
ハマキガ科のビロウドハマキという。
オレンジや赤が入っているのは羽根の尾端で、
鳥に見つかった時はこちらを突かせて頭や胴を逃れるのかもしれない。
飛びもせず枯れ葉の上をゆっくり歩いていて、
小枝につまずいたか腹を見せてくれたので笑ってしまった。
午後になってもう一度探してみると同じあたりにいたが、なんだか様子が違う。
オレンジの首飾りの先のほうに長いヒゲの顔があるように見える。
横から見ると二頭が重なっているのだった。下になっている小さいほうが雄だろうか。
何をしているのかは聞かなかった。