横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

クズの花と、いろんな実の今

2009-09-12 08:23:02 | 近所

クズ(マメ科)
近所のあちこちで、だいぶ前からクズの花が咲いている。
実になる前に一枚は撮っておこう。
前で暈けているのはミズキの実で、クズのほうは大きな花に比べると貧弱な豆がなる。



ネムノキ(マメ科)
7月に咲いていたネムノキは大きな豆ができている。
長さ10cm以上の莢にたくさん豆が入っているようだ。




コブシ(モクレン科)
ほかの木の実も何種類か見た。
この独特の姿のコブシの実は、もっと熟すとはじけて中からだいだい色の実が出てくる。



ホオノキ(モクレン科)
ホオノキの実はかなり大きい。
形は少し違うがコブシと同様の集合果で、熟すとやはりだいだい色の実が出てくる。




ユリノキ(モクレン科)
同じモクレン科でもユリノキの実は、
枯れ色になった翼つきの種がひとつずつはがれて風に舞う。




ムクロジ(ムクロジ科)
ムクロジは2cmぐらいの球形で茎につくところが少し膨れている。
熟すと黄色くなって落ちる。



青い実のときは茶色い種も熟すころには黒く硬い種になって、
昔は羽子板の羽根のおもりに使われた。

中を確認しようと皮をはがしていたら、手がベトベトしてきた。
エゴノキと同様にムクロジの果肉にはサポニンがたくさん含まれていて泡立ち効果がある。