堤防だより

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逃げる猫に関する考察

2006-05-22 10:57:49 | つぶやきしおん
ウチの猫与作がまた逃げ出した。
今朝のことである。
先週金曜日の夜にも逃げ出し、昨日戻ってきたばかりだ。

ウチでは、外に出る猫が2匹いる。いずれも雄(オカマ)。
そして与作も雄(オカマ)。
だったら外に出る猫と同じように見ればいいのではないかと思うのだが、彼らのように自由に帰ってくるわけではない。
人の手がないと、与作はウチに帰れない。外で鳴いているのを、人が捕まえないとならない。勝手にドアから出るのだから、戻るのも勝手に入ってくれば良いのに・・・

与作は臆病で、よく鳴く猫だ。
愛猫家の中では、「おしゃべりな猫」とも言う。
窓の外に向かっては話し、人の顔を見ては挨拶し、呼ばれれば返事もする。
決して人嫌いではないのに、何故与作だけがこれほど頻繁に家出するのか?

理由1.自我への目覚め
理由2.反抗期
理由3.冒険心から
理由4.目立ちたいだけ
理由5.ドアが開くと飛出したくなる衝動

他にある?

ウチにはもう一匹臆病な「とら」と言う猫がいる。
現在は一人で猫マンションに住んでいるが、自分の家がない頃体の小さいとらはよく苛められ、棚と言う棚に隠れたがった。
私は棚に入られると、中のものがあらされるのが嫌でとらを叱った。
人間にとって嫌なことを猫に押し付けていただけなのだが、ある時気がついた。
とらは自分の存在を、棚の中に隠れることで消したいのではないかと。
正直、棚の中に進入し荒らすとらに手を焼いていたし可哀想とは思いながらも、どう対応して良いのか分からないでいたが、自分を消したいと思っているほど追い詰められたとらを思うと、怒る気持ちは飛んでしまい思わずとらを抱きしめていた。

この経験を元に、与作の行動をどう解釈すればいいのだろうか。
旦那さんは「1週間は家にいれるなっ」とご立腹だ。
出来るのならば、是非与作の気持ちを本人に問い正してみたい。

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