しらの風景2

自然の中には学びがいっぱい。
野鳥や生きもの、植物が大好き。
五感を育み、楽しく生きる智慧を探します。

不思議な虫こぶ。(2/7*金)

2025年02月07日 | 昆虫


いろんな形の虫こぶがいっぱい!



一番私にとって身近な虫こぶは、
ノブドウの実を色づかせるという虫こぶと
マタタビの実に薬効を与えるという虫こぶ、
ヨモギにつく虫こぶ。

子どもの頃は何かの卵だと思っていましたが、
小さな虫が実などを変形させているのですね。
いろんな色や形の虫こぶがあって出会えると楽しい。

金沢は今夜は吹雪の夜になるみたい。
明日の探鳥会は悪天候のため中止となりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年を越したジョウロウグモ。(1/3*金)

2025年01月03日 | 昆虫


昨年から裏庭で大きな巣を作っていたジョロウグモ、
まだ姿があったので、寒さでそのまま息絶えた?
裏庭に出てその体をそっと触ってみると、やはり動かず・・
と思っていたら、しばらくして足が動いた。
でも産卵する元気はなさそうで、時期を見誤ったか?
このままだと多分、野鳥のエサになる運命、
自然界はきびしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショウリョウバッタとサクララン。(9/30*月)

2024年09月30日 | 昆虫


庭ではショウリョウバッタが大発生していて
草花の葉っぱが見事に食べられてしまっています。
その犯人がこれ!ショウリョウバッタ。
テデトール(手で取る)をしていますがなかなか減りません。



裏庭を見るとサクラランがいつの間にか咲いていました。
今年はあまり花が咲かないのは暑すぎたからでしょうか。
丸い形になり幾つも咲いた年もあったのですが
株が大きくなりすぎて弱ってきたので、
いくつかにカットして、さし芽をして株分をしました。
もう少し様子を見れば美しい形の花が咲くかもしれません。
育てている植物の中から一つ選べ、と言われたら
きっと私はこのサクラランを選ぶと思います。
それほどお花は可愛くて香りはチョコの香り、
個性的なお花です。



少し涼しくなってまた咲き出した朝顔。
おはよう!



木曜に授業で染めた作品が廊下に並んでいます。
ちょっとステンドグラスみたい。



今日は校務士さんから冬場に面倒が見れないからと
校庭に植えられていたデンドロニュウムをいただきました。
今から上手に育てられるといいのですが。
まずは土を落として、水苔で根を包んで
秋のうちに根を張らせようと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛んだヤママユ。(9/3*火)

2024年09月03日 | 昆虫


ベランダで育てていたゴーヤが
小さいまま熟して割れました。これも夏の風景。



午後に山を散策して池のある場所まで歩きました。
ホオジロの若鳥が4羽、道に降りていました。
カメラにカードを入れ忘れてしまったので記録だけつける。



葉の影に隠れていたのは・・。



葉を裏返して写真を写そうとしたら、
驚いたのか大きなヤママユが飛んでいきました。
目の前で4つの丸いマークが印象に残りました。



インコのお土産にいつも持ち帰るエノコログサより
花穂が長いコツブキンエノコロ。花穂の長さは、
短い〜長いものまであるらしい。



夕食にやっと使ったバジル、香りが立ちました。
オムレツに畑の夏野菜のトマトソース添え。
育てているのになかなか使わなかったので
頑張って使おう。明日はバジルをピザにトッピング予定。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2Fベランダに来たイトトンボ。(8/9*金)

2024年08月09日 | 昆虫




2Fのベランダで朝顔たちに水やりをしていたら
飛んできたのはこのイトトンボ。
水場のない2Fの高さまで飛んで来るんだ、
と少し驚きました。
子どもの頃からイトトンボは好きな生き物。
細くて優しい感じが好みです。
イトトンボの仲間は多くて、識別も難しそう。
これはアオモンイトトンボかな?と
図鑑とにらめっこ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蛍の里シンポジウムとホタル鑑賞会。(6/30*日)

2024年06月30日 | 昆虫




昨夜はお仲間の農家さんのイベントに出かけてきました。
金沢から車で約1時間の山間の集落。
遠くは、北海道、宮城県、福井県からのゲストの方々、
地元で研究や活動されている方々のお話をお聞きしました。





休憩タイムに近くを歩いた景色。
キセキレイがよく囀っていました。





印象に残ったお話は、
世界で日本が農薬使用量がトップクラスであるという現実。
散布の農薬、除草剤の影響を幼虫で調べたところ、
すべての幼虫が死んでしまったこと。
農薬と除草剤を比較すると、どちらも危険であるが
除草剤は残留度が高く危険度が高いという。
以前からミツバチの大量死の原因である
ネオニコチノイド(神経毒)の規制もされていない
のが日本の現状。(EUはすぐに使用中止とした)
これは最近増えている子どもたちの発達障害にも深く関わっている。

日本のヘイケボタルの原風景は湿原のある北海道の環境。
しかし、北海道でもヘイケボタルは激減している。
対策として夜の車のライトや街灯が繁殖時の蛍の光を
阻害しているので、道路脇の草を残していること。
用水などの泥上げ作業で幼虫が激減しまっていること。
ホタルの調査が、ヒグマが生息する環境と重なるため、
なかなか調査が進まない現状があることを話されていました。

小さな昆虫や野鳥たちを守ることが、
私たちの環境を守ることにつながっています。
小さな生き物たちを守る人たちの存在がうれしい。
その大切さを今回も再確認できたイベントでした。

シンポジウムの後は、山に囲まれた田園風景の中で
ホタル鑑賞会が行われました。
遠くに近くに飛び交うホタルが光る風景は、
この梅雨の季節には必ず会いたい風景です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘビトンボの出現。(6/21*金)

2024年06月21日 | 昆虫




休み時間に二年生の生徒が「虫を見つけた!」
と駆け寄ってきたので一緒に見にいきました。
おっ、見覚えのある姿、すぐに名前が出てこなかったので
生徒と一緒に図書室に行って、虫の名前を探しました。
そうそう、「ヘビトンボ」だった!
幼虫は水中にいて虫などを食べていること、
大人になって脱皮して羽を持つことなどを教えました。
「ヘビ」がつく名前に驚いていましたが
印象的な出会いだったことでしょう。

後で詳しく調べてみると、成虫になるまで4年かかる事、
幼虫は民間薬として使われていたこと、
現在は環境の悪化で数が減っていることなどがわかりました。

勤務の小学校は川のそばに建つ校舎、
随分と環境が人為的になっていますが、それでもまだ
生き物が住める環境が残っているのでしょう。

今日はツバメが校舎に入り込んだらしく
先生たちも対処に困っていました。
窓を開けてその場を離れて、
出て行くまで静かにしてもらうよう伝えました。



3年生の図工では、遅れていた担当生徒も
なんとか作品を仕上げることができました。
こだわりが強くて止まってしまう時は
アドバイスしながら進めました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオムシの旅立ち。(5/14*火)

2024年05月14日 | 昆虫


玄関先に植えてあったブロッコリー、
収穫をした後も花を楽しんでいたら、
いつの間にかモンシロチョウの幼虫でいっぱいに!
アオムシを取るかブロッコリーを取るかで
思いあぐねているうちにアオムシの数はどんどん増えていく。

昨日、3年生の理科の授業に入ると、
蝶の勉強のためにアオムシを大募集していると
理科の先生から聞いて、さっそく今朝はアオムシの収穫?
数えると24匹もいて、それを小学校に持ち込みました。
うちのアオムシたちは大歓迎されて、
飼育ケースの中へ。

やがてこの小学校から蝶となって
青空に飛び立つ日も近いでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オンブバッタと虹。(11/24*金)

2023年11月24日 | 昆虫


鉢植えを整理していて見つけたのがこのオンブバッタ♀。
葉っぱと同じ色をしているので
なかなか見つけることができません。
鉢植えの葉を食害する悪い奴なのですが、
何故か憎めない姿をしています。
背中に乗っていた♂の姿はなかったので
きっともうすでに役目を終えたのでしょう。
この♀ももう動きは鈍くなっていました。



今日は小学校で一日仕事、
途中、「あっ虹!」と生徒が言うので、
振り返って窓を見るときれいな虹が出ていました。
虹を見るとうれしくなるのは、輝く七色が美しいから。

夜、パソコンを開くと、
作家の伊集院静さんが亡くなられたとありました。
悲しい訃報です。好きな作家の一人でした。
これから新刊が読めなくなると思うと寂しい。
独特の美学を持って生きた人で、
ハチャメチャなところも笑えました。
少なからず私も影響を受けた人でした。
またじっくりと本のページを開きたいと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やってきたツマグロヒョウモン♀。(11/10*金)

2023年11月10日 | 昆虫




秋になるとマイガーデンに姿を現すのは
このツマグロヒョウモン♀。
風に負けずに地面に張り付いていました。
ほとんどのチョウは♂の方が綺麗なのですが
ツマグロヒョウモンは♀の方が美しい。
庭に植えてあるブッドレアは、バタフライフラワーとも呼ばれ
チョウが好む花です。黄色と紫色の2種の花色を植えています。

ツマグロヒョウモンは、秋に食草のスミレに産卵して
葉っぱを丸裸にします。
キチョウはミモザの花を食い荒らすし、
アゲハの仲間は金柑の葉を。チョウを育てるお庭では、
植物たちにちょっと我慢してもらうしかありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする