友人に勧められて読んでいるのがこの本。
「いつかたこぶねになる日」。
最初は子ども用の絵本だと思っていたら、
漢詩をわかりやすく解説した本で、
著者の個性的な視点から眺めたエッセイも散りばめられている。
あと1/3で読み終わるが、
夏目漱石など多くの漢詩の作者の人物像から
作品の説明もあり、内容が多いので咀嚼しきれずに
きっとまた読みたくなる本になりそう。
そして、タイトルの「たこぶね」というタコは
ネットで調べてみるとこのタコのようだ。
殻を持つタコなんて知らなかったし、
この殻も子育てが終わると海に放つようだ。
そんなふうに一仕事を終えたら、
また自由に旅に出るこのタコに
著者は痛く共感を覚えているらしい。
昨夜は遅くまでパソコンで印刷物と格闘していたから疲れたのか
今日は強風の金沢、珍しく一歩も外に出ずに過ごした。
鯛めしやご飯のおかずを作って過ごした日。
春は何故かいつも眠い。