
夕方、待機時間があったので
図書館で借りた本にじっくりと目を通しました。
その中でも中国の少数民族ミャオ族の刺繍の
デザインと美しさが印象的でした。


動物や昆虫などをユーモラスに明るく表現していて
刺繍は細かくてとても手が込んだものです。
手仕事にかける膨大な時間は、
男女の出会いである「祭り」のためでもあります。
刺繍図案の鳥は、太陽を運んでくる太陽神(不死や再生の象徴)、
龍は、風雨を司る水の恵みの神(豊作の象徴)、
蝶は、民族の祖(母)となる神々を描いたものだそうです。
私たちの命のルーツも、きっとそんな自然の中の神と近かったはず、
そんなことを感じながら、
もう一度ミャオ族の詩集を鑑賞してみようと思っています。
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